魔女裁判
- 第6話 -
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そんななか、裁判所からの呼び出しを受けて裁判員たちが集まった。美濃部裁判長(岸博之)から裁判の再開は鏡子が回復してからになると告げられる。帰り道、徹は内海と梨華の元へ行き、脅しに怖がらなくていいと話す。その夜、香織は記事の内容が鏡子に偏り過ぎているという理由で担当から外されてしまう。ショックを隠せない香織。

再び裁判所に裁判員が集められ鏡子の退院が決まり3日後に公判が再開されるとの報告がある。同時に、梨華と内海が裁判員を辞めることが発表された。徹が内海に盗んだ分の金額を渡して返済させ、梨華の婚約者にも風俗誌に載っているのは詐欺だと説得していたのだ。2人の裁判員辞退に驚いた黒川はそれが徹の仕業であることを察し、さらに病室に設置していた隠しカメラに退院する鏡子が目線を送っているのに気付き悔しがる。すっきりとした表情で裁判所から帰る梨華と内海を笑顔で見送っていた徹といずみだが、直後、刑事がやってきて内海を捕まえた。約束が違うと徹に泣きすがりながらも連行されていく内海。同じ頃、梨華も真相がバレて婚約解消を言い渡されていた。突然の出来事に呆然としていた徹に黒川から電話が入った。怒る徹に黒川は約束を破った制裁だと告げながらも、自分も含めすべては魔女に操られたと話す。

香織は鏡子に担当から外れたことを報告に来ていた。落ち込んだ様子の香織を鏡子は優しく励まし、徹に頼るべきだとアドバイスをおくる。その帰り道、進藤に声をかけられた香織は徹といずみが一緒にいる写真を見せられる。内海や梨華のことを思い返し落ち込んで帰る徹。その矢先、香織から「助けて」と切羽詰った声の電話が入り…。

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