ライアーゲーム
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4:セットに隠された『ライアーゲーム』の秘密!!

予想外の裏切りや、さらにその上をいく作戦が飛び出したりと怒涛の展開となった"ライアーゲーム"2回戦の少数決ゲーム。その舞台となったのがとある洋館の大広間です。今回は、ゲーム展開と同様になんとなく不気味な雰囲気をかもし出しているこの大広間を紹介します。実は何気なく見ていたこの部屋にもいろんな"トリック"があったのです!?

「原作では大きな洋館の何もない広い空間が会場として使われていましたが、ドラマではそこで心理戦が長く繰り広げられることを考え、監督とも"空間も楽しんでもらいたい"と話し合いデザインを考えました」と、美術デザインの坪田幸之さん。そして"4本の柱によって6つの異空間を持つ1つの部屋"が完成したのです。4本の柱がパーテーションとなってできた6つの空間は、壁紙の柄をはじめ雰囲気がまったく違うようにデザインされています。

会場に入ると、ひときわ目を引くのがイシダリエ(岩佐真悠子)がいた広いスペース(左側中央)。
赤い革張りのソファの後ろにある大きな大きなステンドグラスの窓が印象的です。なんとこのステンドグラス、よーく見てみるとうっすら絵画が浮かんでいるのに気づきましたか?「絵画を貼り付けてるんですが、そこに特殊なフィルムを貼りぼかしています。照明が後ろから当たることによって雰囲気が出るんですね」(坪田さん)。
会場のメインとも感じられる目を引くそのスペースに直(戸田恵梨香)ではなくリエがいたのは"X"であることを印象づけるためだったのです。

もう1つ目を引くのが秋山(松田翔太)が座っていたソファのあるスペース(入り口入って右)。
なんとなくうっそうとしている暗い会場の中で光を放っている場所です。「背後の窓からの光に加え、前には大きな試験管にビビットな色の花を入れそこに光を当てています。明らかに他のスペースとは異質感がありますが、それが狙い。他の参加者とは異質なキャラクターである秋山がいる場所であることを考えてあえてそうしました」(坪田さん)。

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