ありふれた奇跡
第7話
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中城加奈(仲間由紀恵)の家で静江(八千草薫)に子供はいらないと言った田崎翔太(加瀬亮)。それを律子(キムラ緑子)が知っていたことで翔太は重夫(風間杜夫)を問いただし、朋也(岸部一徳)が田崎家を訪ねてきたことと結婚を反対していることを知る。
加奈は翔太から朋也の行動を聞き、自分たちの知らないところで結婚の話が出ていることに戸惑う。秘密を告白してくれたのは結婚を考えてのことだと思っていた翔太は、子供はいらないと繰り返すが、加奈は結婚はしないと言い切る。

ある日、翔太は静江に会うためにスーツ姿で中城家を訪れた。家には代休中の朋也もいて、あまり歓迎されない様子で中に通される。朋也、桂(戸田恵子)、静江に囲まれるように座った翔太は、加奈との結婚は今のところはないと言いつつも、自分は結婚を望んでいることを告げる。そして、子供がいらないと言ったのは本心ではなかったと話すが、朋也は厳しい口調で発言の真意を追求してくる。さらに、翔太が仕事に追い詰められて入院したことや自殺未遂をした過去を調べていて、加奈の相手にふさわしくないと言い切った。翔太を執拗に責める朋也に嫌悪感を示す桂。逃げるように中城家を出る翔太を静江は気の毒に思いながら見送る。

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