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復興支援 2016年度 トピックス

6月12日、フジテレビずっとおうえんプロジェクトの一環として熊本県嘉島町に伺いました

[2016年7月26日更新分]

フジテレビずっとおうえんプロジェクトの一環として熊本県嘉島町に伺いました

今回は料理番組『アイアンシェフ』に出演していたシェフ達による炊き出しと『サザエさん』によるグリーティングを行いました。
またその様子をインターネット報道チャンネル『ホウドウキョク』で生中継しました。

『アイアンシェフ』プロデューサー 山本布美江より

『熊本を元気に!』
私たちにできることは何か…を考えれば考えるほど、この想いにつきました。
震災からおよそ2か月経った6月12日、熊本県嘉島町の嘉島町民体育館で料理番組『アイアンシェフ』に出演していたシェフ達と炊き出しを行いました。
こちらは先日テレビを設置させていただいた避難所で、約400名が避難をしているとのことでした。

事前にお伺いしていた情報によると、汁物はほとんど口にしていないという被災者の方々。
あったかくて美味しいものをぜひお届けできたら!という想いに賛同していただいたのは、あの『料理の鉄人』でおなじみフレンチの坂井シェフの愛弟子で「ラ・ロシェル」「ビストロ・イルドレ」の総料理長・工藤敏之シェフ、そして「ミシュランガイド」でビブグルマンを獲得、イタリアンレストラン「トラットリア・ケ・パッキア」の岡村光晃シェフ、さらに芸能界にもファンが多い、完全予約制のラーメン店「GENEI.WAGAN」の入江瑛起シェフの3人。


番組内で主宰の玉木宏さんが実際に着用していた衣裳も展示。
当日はあいにくの天気で雨が降る中での炊き出しになりましたが、12時のスタート前から、お盆代わりにダンボールや発泡スチロールを手にした皆さんが続々と列をなしていて、わくわく感が手に取るように伝わってきました。

今回、用意した料理は「ハヤシライス」「カレークリームパスタ」「潮薫醤油ラーメン」の3種類。シェフの方々とは事前に綿密な打ち合わせをさせていただき、皆さんに3種類全部召し上がっていただけるように量も調整しました。

ある年配の女性の方は「普段は味噌汁も出ないし、温かいものをほとんど食べられないからうれしいわ」と、アツアツのラーメンが出来上がるまで一緒におしゃべりしてお待ちいただきました。聞くところによると、朝は菓子パン、昼と夜はお弁当の毎日だそうです。避難所となっている体育館では、ダンボールで仕切られたわずか2畳ほどのスペースで家族ごとに生活しており、プライベートもない状態。
そんな中でも、動けないお年寄りにご飯を届けて助け合う姿も見られ、頭が下がりました。
「わざわざ東京から遠くまでありがとうね」とたくさんの方に声をかけていただき、本当に恐縮する思いでした。


そして今回、町役場のみなさんには多大なるご協力をいただきました。
避難所の運営もさることながら、日常業務もこなし休みなく働いている皆さんのバイタリティには我々も圧倒されっぱなし!お手伝いいただいた栄養士の先生、給食センターの方々も「私、口下手だから」と言いながらもシェフ達との会話も弾み、仕込み中も終始笑い声が絶えない状態だったのが印象的でした。
なんだかこちらが『元気』をもらってしまったような…。

「美味しいものは人を笑顔にする」というのをリアルに実感した今回の炊き出し。
まだまだ復旧への道のりは長く大変だと思いますが、これからも引き続き、様々な形で
『元気』の源をお届けできたらと思います。

文:山本布美江(フジテレビ バラエティ制作センター)


フジテレビ 榎並大二郎アナウンサーより


震災に見舞われて以降初めて、熊本を訪れました。
空港が近づき飛行機の高度が下がるにつれ見えてきた、
ブルーシートに覆われた家々。
避難所へ向かう道中の、倒壊した家屋や折れた電柱。
テレビ報道で幾度となく見たはずの現場でしたが、厳しい被災状況を目の当たりにし、言葉が出ませんでした。

炊き出しを行う嘉島町民体育館に到着すると、玄関先には沢山の履物が並んでいました。
小さな子ども達のものも多くありました。
私が訪れた時点で、避難されている方の人数は当初の半分ほどまで減ったということでしたが、まだこれだけの方が避難生活を強いられているのかと、思い知らされました。

その日はあいにくの雨で、体育館の出入り口から炊き出しテントまで、雨除けの屋根を急ごしらえしたりしているうちに昼になり、慌ただしく炊き出しの時間を迎えました。


炊き出しには、お年寄りの方から、お子さん連れの方、部活動帰りのジャージ姿の中学生まで、多くの方が並んで下さいました。
降りしきる雨の中、テントには熱気がこもり、気づけば額に汗が伝っていました。

パンやお弁当などの供給は整ってきていたということでしたが、アイアンシェフの皆さんが腕をふるった温かい食事は喜んで頂けたようで、多くの方が「わざわざ東京から有難う」と温かい言葉をかけて下さいました。
いつの間にか雨もやみ、晴れ間がのぞいていました。

そうして炊き出しを終え、熊本を発ち、羽田空港に降り立った瞬間に飛び込んできた「熊本 震度5弱」の知らせ。
今後も熊本の状況を注視していかなければいけない、というメッセージに思えました。

熊本のいち早い復興を祈りつつ、フジテレビの一員として、微力ながらこれからも活動して参ります。
嘉島町役場の皆様、ボランティアスタッフの皆様、給食センターの皆様、アイアンシェフの皆様ならびに炊き出しにご協力頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

文:榎並大二郎(フジテレビ アナウンサー)


『サザエさん』プロデューサー情野誠人より

「サザエさん」チーム(編成部:情野誠人・野崎理、長谷川町子美術館:川口淳二館長)も、今尚400人近い方々が避難されている熊本県嘉島町立嘉島中学校へお伺いいたしました。
震災で被害に遭われた方々が少しでも笑顔になっていただければと思い、サザエさんが『サザエさん熊本旅行編DVD』、(長谷川町子美術館からご提供いただいた)ノートや缶バッチをお届けしました。


正直被災地の方々のお気持ちを考えると、「場違いにならないか?」と不安に思っていましたが、サザエさんが登場すると皆さんすぐに笑顔で集まっていただき、その場は即席の写真撮影会場に様変わりしました。サザエさんと触れ合った多くの方に喜んでいただきました。


それも子どもだけではなく、老若男女問わずお越しいただき、中には「40年以上毎回欠かさずサザエさんを見ているの。来てくれてとても嬉しい!」と涙ながらにお話しいただいた年配の女性の方もいらっしゃいました。

文:情野誠人(フジテレビ 編成部)

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