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2010年度社会貢献トピックス

フジテレビCSR PTメンバーも、<コグウェイfor Stop AIDS 2010>に参加しました!

[2010年12月10日更新分]

コグウェイ for Stop AIDS 2008 に参加しました!

日本では一日4人感染者が増えている!

2010年5月に実施された意識調査では、日本では93.8%の人が、エイズの広がりは重要な問題と感じている一方で、わずか30.3%しか、自分たちの国での問題であると捉えていませんでした。(API-net THE BENCHMARK:JAPAN〈2010年9月2日作成〉による)
しかし2009年一年間では新規HIV感染者1021件(過去3位)、新規エイズ患者431件が報告されています。これは実に一日あたり約4人が新たに感染発症していることを意味するのです。


レッドリボン


世界的にHIV感染率は横ばい状況で、なかには縮小傾向の国もあるなか、なんと日本では増加傾向にあるのです。日本がこのような状況だということを知っている人は少ないのではないでしょうか?

12月1日は「世界エイズデー」です。
世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的としてWHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、日本では厚生労働省が中心となって12月1日前後にエイズ予防や偏見差別を無くすための活動が数多く行われています。
また今では「レッドリボン」がその運動のシンボルマークにもなっています。

今回、自転車乗りとしての血が騒いだ私は、そんな活動の一つ「コグウェイfor Stop AIDS 2010」というイベントに参加しました。

コグウェイとは?

そもそも「コグウェイ」とは、「楽しく自転車を漕ぎ(漕ぐ=Cog)ながら自分の力で道(way)を切り拓き、社会へさまざまなメッセージを発信する事業。」(HPより抜粋)という理念のもと活動している団体であり、山崎(やまさき)美緒さんと山田耕平さんの2人が中心となって活動しています。

山崎美緒さんはアフリカ8カ国5,000キロを日本人女性では単独で初めて自転車走破するなど「自転車は世界を繋ぐ」を合言葉に自転車で社会にメッセージを伝えている方で、2007年から世界エイズデーにちなんだ自転車でのエイズ予防啓発イベント『コグウェイFOR STOP AIDS』を主催。もう一人の代表山田耕平さんは青年海外協力隊の村落開発普及員としてアフリカ・マラウイへ派遣された際、現地の状況を何とかしようと作詞し歌ったエイズ予防啓発ソング「ディマクコンダ(愛してる)」が現地の音楽チャートで1位となるなど、エイズ予防の啓発運動を続け、『ニューズウィーク』の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれています。お二人とも人を引き込む笑顔を持った素敵な方です。

11月28日、神宮外苑絵画館前から増上寺へ

フジテレビは彼らの活動趣旨に賛同し、サイクルイベントと聞いては黙っていられませんとばかりに自転車好きの私が、フジテレビ代表として赤いものを身につけて都内を自転車で巡るこのイベントに参加することになりました。
さらに、私の自転車仲間に声をかけたところ4人が一緒に走りたいと名乗り出てくれ、それぞれこだわりの"赤"で駆けつけてくれました。

全員で集合写真 赤いでしょ!


正午、爽やかに晴れた集合場所の神宮外苑絵画館前には50人以上の自転車乗りが集まり、青い空と思い思いの"赤"が見事なコントラスト。やっぱり目立つなぁ!この集団が都内を走れば注目度もかなりのはず。 でも、50人を超えるサイクリストが集団走行となると交通に支障をきたすことも確か。


そこで主催の山崎さん山田さんと相談し、大きな長い列を作らず、5名程度の小さなグループに分けて、他の自動車や歩行者の邪魔にならないようルールを守った安全走行を全員で確認した後、いよいよスタートです!

絵画館前を出た集団は、黄色に色づく銀杏並木を見ながら青山~渋谷~恵比寿と沿道にアピールしながらゆっくりと進んでいきます。
「STOP AIDS!」
「愛する人のため勇気を持ってエイズ検査にいこう!」
「12月1日は世界エイズデー」

のメッセージが参加者の背中で目立ちます!

赤い集団が走るさまに街行く人たちが「なんだろう?」と振り返る様子が面白かったです。これを機会に「世界エイズデーの一環でやってるのね。」とHIV/エイズにさらに感心を持っていただければうれしいです。


六本木~東京タワーと日曜日でにぎわう街中でメッセージをこめた走りを見せながらいよいよゴールの増上寺へ。
自転車を降り、増上寺安国殿に安置される黒本尊阿弥陀如来の前に正座して全員でSTOP AIDS祈願を行いました。僧侶の中には、この日のためにわざわざ赤いメガネをかけてきた方がいたりと皆でエイズ予防啓発活動を盛り上げてくれました。
そしてイベントの一環として素敵な赤をまとった人に送られる「ベストドレッサー賞」には、なんと私たち「チームフジテレビ」が、素敵な"赤"に加えイベントの安全運行に先導した5人全員が貢献したことを評価されての受賞となりました。日頃の鍛錬が役に立ちました、参加のみんなありがとうございました!

2007年から始まったこのイベントに毎年参加している人、今年初めて参加した人、集まった人は様々ですが、こうした活動は継続していくことで啓発の輪は広がっていくはずです。
来年はさらに多くのサイクリストが気軽に参加しやすい形を考え、参加する人が楽しみながらエイズ予防の啓発を出来るようなイベントにしたいと主催の二人は語っていましたので、来年は皆さんもぜひ晩秋の都内を一緒に走ってみませんか?


一時期は騒がれていたHIV/エイズの話題も、最近ではあまり耳にすることがなく他人事のように考えている方も少なくありません。しかし日本での感染者の拡大は確実にそして世界からみると急速に進んでいるのです。
これ以上HIV/エイズのまん延を防ぐためには、一人一人が正しい知識をもち、行動し、感染者および患者に対する偏見をなくすことしかありません。
自分のたいせつなものを失わないためにも、"赤"を見たらHIV/エイズのことを思い出してください。しっかりと考えるきっかけになれば幸いです。

文:長坂哲夫(CSR推進プロジェクトメンバー/総務サービス部)

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