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2010年度報道・情報番組発トピックス

FNNスーパーニュース (月曜日~金曜日 16時53分~19時00分放送)

[2010年9月8日更新分]

「バイオマスエネルギー」で養殖事業・ドイツ

(2010年6月5日放送)
植物を発酵させるなどして作られる「バイオマスエネルギー」。
このエネルギーを生み出す際に排出されるCO2は、もともと大気中から取り込んだものなので、温室効果ガスを増やすことのない、次世代のエコ燃料として注目されています。環境大国・ドイツで、このバイオマスエネルギーを使って、養殖事業に取り組んでいる農家を取材しました。

ドイツ北部に広がる農村地帯。
巨大なプラントから伸びる無数のパイプ。
パイプの先にある建物の中はとにかく蒸し暑い。

この建物の中には水温が30度に保たれたいけすがあり、中ではエビが生きています。
「バナメイ」という中南米原産の食用エビで、農村の真ん中で養殖されているのです。

ハインリッヒ・シェーファーさんは、もともと、自分の畑で栽培したトウモロコシでバイオマス発電を行い、電気を売っていました。そこで、発電の際に発生する熱を有効利用できないかと考えた末、エビの養殖を思いつきました。

シェーファーさんは、「エビ養殖にはたくさんの熱が必要であること、そしてマーケット需要があることがわかったのです」と話しています。

エビの養殖には、水温を一定に保つことが不可欠となります。
シェーファーさんは、発電の余熱で温めた水をいけすの周りにめぐらせることで、水温を常に30度に保つことに成功し、エビの養殖を軌道に乗せました。

エビ養殖が盛んな東南アジアでは、マングローブ伐採や、エビのふん・殻による水質汚染が、環境破壊の一因と指摘されています。
それに対し、シェーファーさんのエビ養殖は、環境に優しいのが自慢。
もともと、余熱を再利用しているうえに、エビのふんや殻をトウモロコシの肥料として再利用しています。

どこまでもエコを追求したこのエビ養殖。
このエビについて、料理人・シュトゥーベさんは、「とにかく、新鮮なエビを提供できます。遠くから運ぶ必要がないのがいいです」と話した。

シェーファーさんは、2010年、18トンの養殖エビの生産を見込んでいて、この「エコ」なエビがヨーロッパ各地の食卓に並ぶことを夢見ています。

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