悟空文庫受付の模様
7月28、29日に放送されたFNS恒例の番組、「FNS27時間テレビ」の中で、系列各局が一丸となって取り組んだ大型企画が二つあります。その一つが、視聴者の皆様の思いの詰まった絵本を全国の子どもたちに届けようという「悟空文庫」。

もう一つが、FNS系列各局の対抗で、ご当地にゆかりのあるタレントが知事となり、地域還元のための企画を公約として掲げ、その実現をかけて戦う「TEN竺ボウリング」です。

「悟空文庫」企画では、7月29日の生番組放送中に、「思いの詰まった」絵本をFNS系列各局まで持ってきてもらうよう、全国の視聴者に呼びかけたところ、なんと集まった絵本の総数は23，256冊となりました。

事務局に集められた本は、絵本の専門家の手による仕分け作業ののちに、あらかじめ希望を募った全国47都道府県の図書館、福祉センター、学校などに送り届けられます。又、国際児童文庫協会(ICBA)を通じて、中国やブラジルなどの世界各国に向けても配送される予定です。現在、東京都港区の横浜倉庫にて、夢を届けるべく鋭意作業中です。

もう一つの企画「TEN竺ボウリング」では、青木さやかさんをタレント知事に迎えた東海テレビチームが見事優勝。公約である「来年、築城400年を記念し、空襲で焼失した名古屋城本丸御殿の復元計画に一役買う」を実現すべく、東海テレビの制作チームが、名古屋市が中心となって行っている5年単位復元計画に参画し、夢をかなえようと頑張っています。具体的には、特に優れたできばえと評価された玄関口「一乃間」を始めとする御殿の障壁画や襖絵の復元に"なまか公約支援金"が当てられることになりました。

これらのプロジェクトの今後の進行状況は、秋に放送が予定されている特別番組にて、視聴者の皆さんにご報告することになっています。お楽しみに！