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2007年度 社会貢献活動

ワークショップ「タケシ学院」第一回講義「Webアニメをつくろう!」リポート

[2007年11月1日更新分]

「少年タケシ」編集長 福原伸治が熱く語る


キャラの動きを細かく注文!?



「そこ!そこでバクハツだよ!」


「キャラは表情がポイントだよ!」
フジテレビ公式ホームページで展開しているデジタルコミック「少年タケシ」でこのほどワークショップを開催いたしました。

この「少年タケシ」、私ふくはらが昨年4月より二代目編集長として就任して以来、DVDや生ストリーミング、展覧会など様々な試みにチャレンジしておりまして、今回もその新たな試みとして企画したものです。

このワークショップは慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ統合機構と子どもの表現活動を支援するNPO法人「CANVAS」との産学連携で開かれました。そもそも「CANVAS」とは、2005年度の冒険王において、「ポンキッキーズxガチャガチャポン!お台場サマースクール」というワークショップを2週間以上にわたって共同で開催し、それ以降、恒常的なワークショップができないものかと模索しておりました。

内容は小学4年から6年生の子どもたちと「少年タケシ」に連載しているデジタルコミック作家が共同でWebアニメを作るというものです。WebアニメとはFlashというソフトを使って、主にネットのホームページ上で展開するデジタルアニメのこと。ひとりでもできることが特徴で、最近大いに注目されています。「少年タケシ」はこのWebアニメ作家20人近くに連載してもらっています。

今回は「少年タケシ」に連載中の3人の作家さんたちが大まかなストーリーと背景を担当し、子どもたちがキャラクターづくりを担当。特技やさまざまな性格などを考えながらキャラクターを手描きし、セリフも自ら考えてアフレコもするというもの。作家さんたちはコンピュータでその絵を取り込み、アニメの動きをつけるのです。

集まった子どもたちは、こちらが想像する以上にユニークなキャラクターをどんどん作り出し、動きの指示も的確でかつユニークで作家さんたちも舌を巻くほどで、子どもたちもとても熱心に作品作りをし、4時間の予定時間もオーバーするほどでした。

当日の模様は、新聞や雑誌で取り上げてくれました。子どもたちの作品は「少年タケシ」上でみることができます。特設ページでは当日の模様も時間を追ってリポートしており、これもなかなか面白くできています。

今後もこの試みを続けて、近い将来はパッケージ化といった展開も考えています。第二回はさっそく11月4日に同じ場所で開催する予定です。小学生のお子様がいらっしゃる方はぜひどうぞ!

文:情報企画部プロデューサー 福原伸治

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