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時代のカルテ 森進一が闘ったC型肝炎
(2007年5月3日放送)
日本を代表する歌手の森進一さん(59)は、『襟裳岬』がヒットしていた当時にC型肝炎と判明。徹底した体調管理を続けてきましたが、2年前に肝機能が悪化し、主治医の勧めで、一年間のペグインターフェロン&リバビリン療法を始めました。
しかし、“うつ”症状などの強い副作用が森さんを悩ませました。
「死にたいと思うことが何度もありました。命に対しての脱力感をおぼえて、希望がなくなったのです」自殺衝動から森さんを救ったのは“たとえ遠くでも針の穴ほどの光が見えたら、それを信じて生きろ”という、本で知った言葉でした。
C型肝炎を完治した森さんは、いま、同じ病気で苦しむ患者さんのために活動を始めています。
「国が治療費の補助をする体制を作るように、訴えていきたい」