第37回 2010年10月27日(水)放送 あらすじ

 ワーキングプアの取材で、以前からあすかを知っていた翔子は、自殺したあすかは、天使の代理人の犠牲者だ、と冬子を糾弾する。そして冬子の知らないあすかの話をはじめる。それは、格差社会が生んだ、ワーキングプアの現実だった─。
 希望を持って第二子・ひかりを出産したあすか。しかし働いていた会社をリストラされ、生活が立ち行かなくなってしまう。高給目当てに、キャバクラで働き始めるが、過度のストレスから家から一歩も出られなくなってしまう。 あげく、闇金融に手を出してしまい…。
 やがて、育児も手につかず、すべてに疲れきったあすかは、子どもたちに心を残しながらも、自らの命を絶つ─。
 頑張り屋のあすかの一面しか知らなかった冬子の目に、一筋の涙があふれる。

キャスト

高畑淳子
市毛良枝
松崎しげる(特別出演)

ほか

スタッフ

【原作】
『天使の代理人』山田宗樹(幻冬舎文庫)



【脚本】
いずみ玲

【演出】
木下高男



【プロデューサー】
服部宣之
鈴木伸太郎

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