ランチの女王
ランチの女王
2002年9月16日(月)放送終了

放送内容詳細

 『キッチンマカロニ』を経営する鍋島家の長男、健一郎(堤真一)が帰ってきた。相変わらず調子の良い健一郎は、麦田なつみ(竹内結子)が、まだ店にいるのを「自分を待っていてくれた」と解釈。しかもまたしても、婚約者として家族に紹介しようと女性を連れてきていたのだ。唖然とする純三郎(妻夫木聡)、光四郎(山下智久)ら兄弟と牛島ミノル(山田孝之)、川端守(田窪一世)。健一郎を待ちつづけたと思っている勇二郎(江口洋介)は、掴みかかっていく。そこに『第1回ミス日本橋』コンテストへ一緒に出場しようと、塩見トマト(伊東美咲)がやってくるが・・・それどころではない。
 つけあがる健一郎は、責任とってホントになつみと結婚してあげるなどと言う。すると、健一郎になつみのドロップキックが炸裂。それでも懲りない健一郎。すると、ついになつみが健一郎の婚約者ではないことをみんなの前で宣言した。なつみは、嘘をついていたことを勇二郎に謝る。事情を知っていた純三郎も頭を下げるが、勇二郎は納得できない。権造(若林豪)の遺影に手を合わせた健一郎は、兄弟を前に父親との約束を守るため、やはりなつみと結婚すると言う。すると純三郎と光四郎は、自分たちもなつみが好きだと反論。勇二郎は、黙っているのだが・・・。
 いたたまれずに外に出たなつみの足は公園へ。公衆トイレ附近で、矢崎修史(森田剛)の姿を探す。と、近くの公衆電話が鳴った。なつみが出てみると「もしかして、俺を探してるの?」と、修史の声。修史は、何もかもやりつくしたから、後はなつみと約束した『キッチンマカロニ』のランチを食べに来たと言い、電話を切った。
 鍋島家の居間では、なつみを巡って健一郎と勇二郎が大乱闘。その時、健一郎は実は金を借りに来たと打ち明ける。香川で始めた事業が上手くいかないというのだが、いっそなつみと結婚して店を継ぐと言い出した。これには、純三郎にも火がついた。健一郎、勇二郎に加わって、3人のバトル開始。と、帰ってきたなつみが3人を止める。そして、なつみは、以前、自分が戻ってきたのは、勇二郎が店を辞めるといったからだと告げ、兄弟たちにディナーの準備を始めるように促した。一人居間に残った健一郎を前に、なつみは「やっぱり、ダメだ、私」と淋しそうにつぶやいた。そして、勇二郎、純三郎たちが仕事する厨房に顔を出したなつみは、店を出て行くと宣言。閉店後、川端はなつみをミス日本橋に応募しておいたのにと、残念そう。その様子を見ていた純三郎に、なつみは丁寧に礼を言う。さらに、勇二郎からプロポーズされたことも話した。
 店の裏庭で、ミノルが後片付けをしていると修史が現れた。店に入ろうとする修史をミノルは必死に止めるが振り払われてしまう。もの音に気づいた勇二郎がホールに行くと、ミノルが修史に殴られている。修史は必死になつみの姿を探している。勇二郎の「何しに来た?」の問いかけに、修史はなつみと約束したビーフカツを食べに来た・・・と、そこに警官がなだれ込んできた。警官たちを前に「ここでメシを食わせてくれ」と懇願する修史。帰ってきたなつみと純三郎の目の前で、修史は連行されていく。それでも、警官を振りほどいて暴れる修史。その時、なつみは修史に歩みより、思い切り頬を張った。そして、再び警官に連れて行かれる修史に「また、食べにこられるよ・・・この店はここにあるから」と叫ぶ。勇二郎と純三郎も口々に、食べに帰ってくるよう修史に声をかける。事情聴取のため連れて行かれるなつみにも、勇二郎は帰ってくるようにと念を押して・・・。
閉じる
もっと見る

出演者

麦田なつみ(23) … 竹内結子
鍋島純三郎(23) … 妻夫木 聡
塩見トマト(25) … 伊東美咲
鍋島光四郎(18) … 山下智久
牛島ミノル(18) … 山田孝之
酒井 昴(22) … EITA
山城秀美(27) … 梅宮万紗子
川端 守(46) … 田窪一世
優美(18) … 鈴木えみ
飯田のり子(21) … 森田敦子
常連客女性(28) … 鷹城佳世
奈々江(18) … 高木麻衣子
鍋島権造(58) … 若林 豪
鍋島健一郎(34) … 堤 真一
鍋島勇二郎(31) … 江口洋介

スタッフ

プロデュース
  山口 雅俊
  現王園 佳正

演出
  水田 成英
  川村 泰祐
  唐木 希浩