晴香が見つけた白い女の手紙には、圭以の婚約者・御田園は「人の姿をした悪魔」だと書かれていた。誰からの手紙かも分からず、晴香は対応に悩む。
　一方、弓月は圭以を呼び出し、「白い女に頼まれた、君を悪魔から守りたい」と告げた。そこへ、御田園が姿を見せる。弓月は御田園の誘いで、二人で夜通し酒を酌み交わす。ネット会社を経営し、国際的な仕事をする御田園に、圧倒される弓月。同時に、怪我でチェリストへの夢をあきらめるという、自分と似たような境遇にも、心を動かされる。
　翌日、圭以は御田園から、愛の証の真珠を贈られる。二人の結婚は圭以の父が決めたものだが、自分は圭以のためなら命も捨てる、と誓いを立てる御田園。
　御田園に誘われて馬に乗った弓月が落馬。必死に介抱する圭以を見て、御田園は圭以の心に気づく。