陽一の出身地、関西で陽一のことを調べたいという弓月の依頼を唐木田に伝えた晴香は、唐木田の跡をつけた影山に喫茶店で捕まってしまう。
　陽一から預かってきた、と十五億円の小切手をさしだす影山。それは陽一が依子から融資を受けて、依子に担保にされたファームを取り戻せる額だった。晴香が病院から連れ去った女と交換だという。
　晴香は断ろうとするが、影山が弓月について語った話に驚く。
　その頃、晴香が龍村邸から持ち帰った圭以のドレスを見て、圭以が「弓月」という名前を思い出す。愛を貫く勇気がなくて、圭以を守れなかった自分が許せない、とうなだれる弓月。圭以は懺悔する弓月の背中に自分の頬を寄せる。
　一方、龍村グループのトップに就任した陽一だったが、就任祝いに招いた依子は…。