白い女から手紙を受け取り、晴香は圭以に扮して会いに行く。「御田園陽一は悪魔」と訴える白い女は、「悪魔を破滅させる秘密」を知っているという。だが、圭以本人ではないことがばれてしまい、白い女は姿を消してしまう。
その夜、晴香はファームを訪れる黒い影を目にした。後をつけると、影はひと気のないチーズ工房に忍び込む。
強い雨が降る中、晴香は工房の窓際に潜んで中の様子をうかがう。すると、恐ろしい話が聞こえてきた。晴香はついに悪魔の姿を目にする。
　やがてすべてを聞いた晴香は、白い女に連絡を取るべく、雨のなか、湖のほとりに走る。
　翌朝、晴香が高熱で倒れる。今、晴香に万が一のことがあってはならない、と玄洋は木島に連絡しようとするが、木島は絶対安静で入院中とわかり、憤懣やるかたない。
　一方、晴香は病床を抜け出し、圭以にも連絡を取ろうとして…。