新・風のロンド
輝く花嫁
夏生の結婚式の日、英明のもとへ大介がやって来て、今夏生をさらってきたら、結婚を許してやってもいいと挑発する。英明は教会へ駆けつけるが、その前に再び、麻美が立ちはだかる。バッグにナイフを隠し持って。その夜、美絵の店で、結婚の祝宴が開かれる。そこへ、大介がふらりと入ってきて、関根に不吉な言葉を投げかけたと思うと、いきなり関根の顔を殴りつける。その頃、泥酔した英明は夏生の名を呼びながら、悠子と関係を持つ。半年後、夏生は妊娠六カ月のお腹を抱えながら、関根と編集部で働いていた。そんな折、入院していたよしが息を引きとる。