悲しき恋歌・韓タメ!
#2 引き裂かれた愛
#2『引き裂かれた愛』
高校3年を目前に控えたジュンヨンにとっては、盲目の恋人ヘインだけが心の支えだ。そんな仲むつまじい2人をミスクは温かく見守るが、ヒャンジャは快く思わない。ヘインのためなら全てを犠牲にしかねない息子の様子が、気がかりでならないのだ。冷たいと思われがちなヒャンジャだが、ジュンヨンのことは心から愛している。
ファジョンとミンホもそれぞれ成長し、高校生活を送っている。ミンホはあの手この手で美しいファジョンを誘うが拒否され、ファジョンはジュンヨンの心を射止めることができない。一方、裕福なゴンウは、自由奔放な暮らしを続けている。
そんな中、ジュンヨンとヘインは隠れ家でのささやかなデートを楽しみ、愛を育んでいく。クリスマスに向けてヘインは手袋を編み、ジュンヨンはヘインに捧げる曲を作る。だが、片方の手袋ができあがって間もなく、2人の愛を引き裂く事件が起こる。
ファジョンから拒否され苛立つミンホが、仲間と共にヘインを連れ去ったのだ。廃墟となった倉庫へやってきたミンホ達は、酒を飲みながらヘインをいたぶり始める。彼らの態度がエスカレートする中、ようやくジュンヨンが到着。ヘインを助け出そうとして、ミンホ達と派手な殴り合いになる。こうしてヘインは助かるが、ミンホとジュンヨンは入院。入院先の病院では、ミンホの母親が「ジュンヨンを逮捕させる」とすごむ。
このことをきっかけにヒャンジャの態度は硬化。ミスクとヘインへ町を出て行くよう告げると、ヘインを見下すような言葉を吐き捨てる。これを聞いたミスクは激怒。ヒャンジャの金を金庫ごと持ち去り、イテウォン(梨泰院)の知人の元へ身を寄せる。ヘインは必死に「サボイクラブへ戻りたい」と訴えるが、ミスクは聞き入れない。
一方、ヘイン達のことを知ったジュンヨンは、ヒャンジャに罵声を浴びせて家を飛び出す。自暴自棄になった彼は翌日、ミンホの仲間3人に暴行を加え、とうとう警察に捕まってしまう。そんな息子をかばい、ヒャンジャは警察署で土下座。その場を収めて帰宅すると、わが子の将来を案じて、ジュンヨンを父親に預けることにする。
こうしてジュンヨンはソウルへ。久し振りに父親ジョンイルとの再会を果たすが、父親の恋人ユンヒからは邪魔者扱いされる。行き場を無くし、家を飛び出したジュンヨンはネオン街へ。道行く人々にヘインのことを尋ね回る。一方、ヘインはジュンヨンの手袋を編み続ける。彼との再会を願いながら……。
高校3年を目前に控えたジュンヨンにとっては、盲目の恋人ヘインだけが心の支えだ。そんな仲むつまじい2人をミスクは温かく見守るが、ヒャンジャは快く思わない。ヘインのためなら全てを犠牲にしかねない息子の様子が、気がかりでならないのだ。冷たいと思われがちなヒャンジャだが、ジュンヨンのことは心から愛している。
ファジョンとミンホもそれぞれ成長し、高校生活を送っている。ミンホはあの手この手で美しいファジョンを誘うが拒否され、ファジョンはジュンヨンの心を射止めることができない。一方、裕福なゴンウは、自由奔放な暮らしを続けている。
そんな中、ジュンヨンとヘインは隠れ家でのささやかなデートを楽しみ、愛を育んでいく。クリスマスに向けてヘインは手袋を編み、ジュンヨンはヘインに捧げる曲を作る。だが、片方の手袋ができあがって間もなく、2人の愛を引き裂く事件が起こる。
ファジョンから拒否され苛立つミンホが、仲間と共にヘインを連れ去ったのだ。廃墟となった倉庫へやってきたミンホ達は、酒を飲みながらヘインをいたぶり始める。彼らの態度がエスカレートする中、ようやくジュンヨンが到着。ヘインを助け出そうとして、ミンホ達と派手な殴り合いになる。こうしてヘインは助かるが、ミンホとジュンヨンは入院。入院先の病院では、ミンホの母親が「ジュンヨンを逮捕させる」とすごむ。
このことをきっかけにヒャンジャの態度は硬化。ミスクとヘインへ町を出て行くよう告げると、ヘインを見下すような言葉を吐き捨てる。これを聞いたミスクは激怒。ヒャンジャの金を金庫ごと持ち去り、イテウォン(梨泰院)の知人の元へ身を寄せる。ヘインは必死に「サボイクラブへ戻りたい」と訴えるが、ミスクは聞き入れない。
一方、ヘイン達のことを知ったジュンヨンは、ヒャンジャに罵声を浴びせて家を飛び出す。自暴自棄になった彼は翌日、ミンホの仲間3人に暴行を加え、とうとう警察に捕まってしまう。そんな息子をかばい、ヒャンジャは警察署で土下座。その場を収めて帰宅すると、わが子の将来を案じて、ジュンヨンを父親に預けることにする。
こうしてジュンヨンはソウルへ。久し振りに父親ジョンイルとの再会を果たすが、父親の恋人ユンヒからは邪魔者扱いされる。行き場を無くし、家を飛び出したジュンヨンはネオン街へ。道行く人々にヘインのことを尋ね回る。一方、ヘインはジュンヨンの手袋を編み続ける。彼との再会を願いながら……。