<青春★ENERGY>結婚披露宴~人生最悪の3時間~

第38回 2007年1月31日(水)放送 あらすじ

結婚披露宴~人生最悪の3時間~

第4話『証拠隠滅せよ』

 手塚(今井雅之)は、披露宴会場の前で「今日は披露宴のリハーサルだ」と偽り、何とか八重樫社長を帰すことに成功。貴裕(大倉孝二)は「もう何も起こりませんように…」とひたすら祈る。そんな貴裕を、グビグビとシャンパンを飲みながら楽しそうに眺めている由香里(山口紗弥加)。
 その時、貴裕は『やっぱり結婚できません』と書かれた例の置き手紙を、アヤの控え室に置きっぱなしにしてきたことに気づき、小松(相島一之)に取ってきてもらうよう頼む。急ぎ足で新婦控え室に入った小松の目に飛び込んできたのは、スピーチの練習をするアヤのご学友3人の姿だった。しかも、よりにもよってスピーチ原稿は、例の『やっぱり結婚できません アヤ』のメモの裏。小松は何とかして3人には気づかれないよう、さりげなくそのメモを取り返そうとする。
 なかなか会場に戻ってこない小松を心配する貴裕だが、次の段取りが新婦友人の代表スピーチと聞き、再びオロオロし始める。そんな様子をどこ吹く風と見ている由香里は、さらにグビグビとシャンパンを飲みながら、突然貴裕に「野ウサギやってよ」と耳打ちする。
 今の貴裕は、劇団時代の野ウサギとそっくりで、困った感じが愛らしいからと理由を話し、さらに「自分も、先輩も、ほかの劇団員もみな貴裕のために頑張っているのに、肝心の貴裕が何もしないのはおかしい。もし出来ないのなら、私はもう帰る」とトドメをさされるに至り、さすがの貴裕も思い切って腰を上げ、野ウサギになりきって会場中をぴょんぴょん跳ね回る。面白がった出席者たちはサラダを与えたり、写真を撮ったりと大喜び。会場内は大いに盛り上がる。
 そんな貴裕の姿に手塚は「成長したな」と感動、自分も逃げることなく、新婦の父親役の芝居を全うしようと心に決める。…が、新婦の父として貴裕の両親に挨拶に行き、酒を飲んでしまったのがいけなかった。何と手塚は酒を飲むと使い物にならないくらい酔っ払ってしまうのだ。
 案の定、せっかく小松が苦労して取り戻したアヤの置き手紙を手に、手塚はスピーチを始めてしまい…!!

キャスト

和久井貴裕………大倉孝二

沢口由香里………山口紗弥加

小松 清史………相島一之

          ・
和久井裕司………浅野和之
          ・
手塚孝太郎………今井雅之

スタッフ

■脚本
 徳永友一
■演出
 平野 眞
 大木綾子
 関 卓也
■プロデュース
 西澤 桂
 関 卓也

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