第7回 2008年6月21日(土)放送 あらすじ

超美形斬野と再戦&菅田の妹が初登場! 今夜家族の秘密公開

 菅田健太郎(溝端淳平)は、リベンジを誓い斬野シト(京本政樹)と再び対峙することに。そして、やってきた将棋道場で、ガラスケースに入れられたメイド姿のみるく/中静そよ(仲里依紗)を目撃する。
 驚いた菅田がケースに駆け寄ると、それは本物そっくりに作られたみるくの等身大の人形だった。斬野の本職は人形師で、彼の作る人形たちは世界中のマニアたちの間で、高額で取り引きされているという。なかでも、みるくはあまりにも出来がよかったため、菅田に見せようと、もって来たのだと言う。
 みるくを自分のものにするというのは、人形作成のための型取りのことだったのだ。肌のやわらかさから体毛までを忠実に再現しているという斬野の言葉を聞いた菅田は、顔を赤らめながらも対局で自分が勝ったらこの人形をもらうと宣言する。しかし、斬野にあっさり却下され、代わりにそよへの告白を賭けることに。すると、ガラスケースの横に本物のそよが現れる。
 対局が始まると、斬野は前回、菅田を破った「新早石田流三間飛車」で攻め挑んでくるが、そよに告白すると宣言したのを本人に聞かれてしまった菅田は、集中できない。そこで、菅田はそよに告白のことは忘れてほしいと頼むが、簡単には忘れられないと言われ、ますます集中できなくなる。すると、そよは「勝って」といつものように声をかける。これで雑念を振り払った菅田は、修行の成果を見せるかのように、激しく指し始める。
 前回とは明らかに違う菅田の指しで、局面は序盤から大荒れになる。しかし、ほどなくして冷静な斬野の前に、菅田の手が止まる—苦しい局面に陥ったのだ。すると菅田は、そよを見つめると、受け師、みるく、中静そよと、そよの別名を呼びかけ、大声で「好きだぁ!」と告白しながら指し始める。その叫びを断ち切るように、斬野はさらに冷酷に指し続ける。時間切れも迫り、追い詰められた菅田は、再びそよに告白。そして、無言を貫くそよに自分が勝ち続けている間だけは、自分を嫌わないでほしいと頼む。そよがこれに同意すると、「それなら、無敵だ」と菅田は全身に力をみなぎらせる。そして、一万手先を読むといって“ダイブ”をする。
 対局が終わった頃、月島みさき(木下優樹菜)を探していると言って、傷だらけの角田吾郎(伊達みきお)と飛鷹安雄(富澤たけし)がやってくる。ふたりは手にしていた『鬼』の駒を見せると、みさきがその駒に関係していることを教える。すると、そよの表情が変わる。それに気づいた菅田が尋ねると、その駒に関連した組織は将棋を指す者すべてにとっての敵で、自分がそれを潰すと断言する。
 しかし、それは命を賭けた戦いになるだろうとも。そよの決意を聞いた菅田は、一緒に戦うと応えるが、角田と飛鷹は去っていく。
 そんなところへ、突然、女子高生(大政絢)が入ってきて菅田を飛び蹴りする。彼女を見て驚く菅田にそよが尋ねると、彼女は菅田の妹だと言い…。

キャスト

菅田健太郎 … 溝端淳平

中静そよ … 仲 里依紗

六車里花 … 安田美沙子

角田吾郎 … 伊達みきお
         (サンドウィッチマン)

飛鷹安雄 … 富澤たけし
         (サンドウィッチマン)

月島みさき … 木下優樹菜
 
菅田歩美 … 大政 絢

斬野シト … 京本政樹
     ・
鈴木歩人 … 小日向文世

スタッフ

■原作
 『ハチワンダイバー』柴田ヨクサル
 (集英社 ヤングジャンプコミックス刊)

■脚本
 古家和尚

■プロデュース
 東 康之

■演出
 水田成英
 松山博昭

■音楽
 澤野弘之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

バックナンバー