アナマガ

どちらかというと シッカリ書きたい人のためのコーナー 10年以上の渡り、続いてきたアナルームニュースの中で 好例の連載企画を「コラム」という形で集めました。 個性あふれるラインアップ!ブログとはひと味違う魅力をお楽しみください!

アナルームニュース 2009年10月20日号

中村アナの 「復活!! 一人旅☆ ~今回は中欧3カ国を巡る旅~」後編
編集員 モモンガ【編集員 モモンガ】
中村仁美アナの旅日記・後編。
今週は、前週のチェコにつづいて、ウィーン・ブダペスト編をお届けします!
チェコでは、バスを乗り過ごしたり、迷子になったりとドタバタ続きでしたが、
果たして、後編はどんな旅だったのか?!
旅先では、タクシーを使わない主義の仁美ちゃん♪プラハからはもちろん列車で移動。

オーストリア プラハから列車で3時間。ウィーンに到着。
ウィーン、さすが。結構な数の馬車が観光客用に走っているため馬糞の臭いが街に充満していましたが、歩いているだけで楽しい華やかな気品あふれる街でした。


とにかくのんびりする!欲張らない!!と移動中の列車で心に決め、予定をたてずに気持ちが赴くままに。


玉ねぎがいっぱいのったウィーン風ステーキを食べ、歴史的アーティストやジャーナリストも訪れたと言う伝説的なカフェでマリアテレジアという最高に美味しいコーヒーを飲む。王宮を見学し教会で物思いにふけり・・・。

お昼に食べたウィーン風仔牛のカツレツも最高に美味しかったな~。
レモンをキュッと絞って・・・あーもう一度食べたい♪

疲れをとるのは、睡眠だけじゃない!
少しずつですが、心も体も軽くなってきたようです。

ハンガリー
時間は短かったですが充分ウィーンを堪能した後は、ブダペストへ。

言わせてもらいます!
正直、ブダペスト、最高でした~!!!!

ウィーンから列車で4時間。
ドナウ川が横たわり千年の時間が流れた街。
川の向こうに王宮がありトラムが入り組むように街を走っているのがプラハと似ていると思いきや、この2つ似て非なるもの!!
こちらは、雄大で重厚で・・・どっしりとした男性的な街でした。


ブダペストでの一番の目的は、なんと言っても温泉!!!
ハンガリーは日本と同様に温泉大国なんです! ガイドブックによると2000年前にローマ人に発見されて、今では市民の憩いの場でもあるらしい・・・これは楽しみだ~☆

私が行ったのはゲッレールト温泉と言う、ホテルも併設されているかなり大きな老舗の温泉。

日本円で多分2000円くらい。3時間入りたい放題です。
水着を着てまず向かったのが、男女兼用のアール・ヌーヴォー様式の2つプール。
2階建ての吹きぬけになっていて、かなりゴージャス☆

大きい方は冷たかったのですがみんなガンガン泳いでいました。
私は、ぬるめの小さなプールへ。
ジャグジーがついていて気持ちはいいんですが、ちょっとぬるすぎるかも。
これは3時間入っていたら風邪をひく。

更には水着を着ているけどやっぱり男女兼用だと・・・リラックスできない。
こんなんで終わるゲッレールト温泉ではないはず! バスタオルをまいていざ探検へ!! 

そしたら、ありました、女性専用の文字。
扉を開けると、広~いマッサージルーム。
さらにその奥には・・・
念願の温かい温泉!!!
そしてスチームサウナも!
うおー♪
この笑顔、見てください!!!
これが全てを物語っています。

じつはここ、屋内外に13のプール&浴槽があって相当広かったみたいです。


ハンガリーの温泉にはどうやら治療的要素も含まれているようで、トレーナーと水中体操をしたり、セラピー的なものを受けている人もちらほら。
さらに女性専用スペースと言うこともあり、上半身裸&全裸で入っている人も。

今までの疲れを温泉に溶かしだすかのように全身の力を抜いてぷかぷか浮いていると、全裸のふくよかなご婦人が、『温泉と水風呂を10回くらい行ったり来たりすると肌から悪いものがでるわよ。』的な事を知らない言語と身振り手振りで教えてくれました。


せっかくなので、ご婦人にくっついて温泉と水風呂を行ったり来たり。

あーなんて気持ちがいいのだろうか・・・。
温泉も水風呂もまさに理想的な温度設定!!
心も体も開放されていくー!!
そうなると、やっぱり水着が邪魔に思えてくるんですよね。


最高のひと時をすごし、化粧が取れたまま夜のブダペストへ。 

通りすがりのかわいいお店でお土産を買って、ライトアップされた王宮を見ながらの夕食タイム。 
この夜景がまた最高なんです。雄大で幻想的で・・・。
ブダペスト産のシャンパンを飲み、美味しい郷土料理を堪能♪
ブダペスト最高!!!!
チェコの苦労なんて・・・忘れちゃえ~♪
終わりよければ全てよし!です。

街にはその街なりの楽しみ方がある。
限られた時間のなかで、“もう二度と来られないかもしれないから”と、あれもこれもと欲張るのではなく、時には気持ちの赴くまま、その街の風の流れに任せてみる。
それが旅行の醍醐味なのかもしれない、と思い直した2009年長期休暇でした。




編集員 モモンガ【編集員 モモンガ】
今回も楽しませていただきました。
中欧というあまりみんなが行かないところに、たった一人で行くというのはなかなか勇気と気力がいると思います。言葉ができなくても、想定外のことが起こっても、まるで障害物競走のようにひとつひとつそれを乗り越える中村アナ。旅行記では笑い話になっているけど、私だったらきっと対処できないかも。
仁美ちゃん、たくましいの一言です。
あえて一人で別世界に行くことで、自分としっかり見つめ合い、そして新しい何かをたくさん詰め込んで帰ってくる…それが仁美流・リフレッシュ&パワーアップの旅なのかもしれません。来年もよろしく!