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Vol.48
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CLAMP TALK :PUFFY
NAKAI in talking with PUFFY.
中居=中居正広
AMI=大貫亜美
YUMI=吉村由美
中居:
ずっと二人でいても飽きないんだ。
YUMI:
ええ。
AMI:
飽きないですね、今のところは。
YUMI:
そう。ちゃんと「今のところは」って。ひどいですね。
AMI:
こうやって言っとかないとさ。
中居:
だって、ずっと二人で、今後もだって、ずっと二人でやっ ていくと思うよ。誰 かが加わるわけでもないしさ。
AMI・YUMI:
ええ。
中居:
ああ、そんな仲良いんだ。いいなぁ。じゃあ、毎日楽しい なぁ。
YUMI:
そうですね。
AMI:
楽しいですね。
中居:
プライベートのほうの友達とかと遊ぼうとは思わないの? プライベートでは遊ばないの?
AMI:
ええ。もう休みの日は、もうまったく別行動して、さすが に。
中居:
じゃあ、プライベートは一緒に遊んだりしないんだ。
AMI:
ええ、そうです。仕事で毎日会ってるんで。で、「プライ ベートはお互いの自分の友達を大事にしよう」って。で、遊び方もやはり違うと思 うんですね、多少。
中居:
え?なにして遊ぶの?例えば、お休みがあった時。
YUMI:
私ね、このあいだはジョイポリスに行ってきました。
中居:
え?
YUMI:
ジョイポリスってお台場のゲームセンターに。
AMI:
でかいゲーセン出来たじゃないですか。
YUMI:
それも土曜日に。
中居:
人いっぱいいるじゃんか。
YUMI:
ええ。気にせずにワァーッと。
中居:
なに?友達と?
YUMI:
そうです。
中居:
何やってんだよ?
YUMI:
あと、べつに普通に渋谷とか原宿とかウロウロしたりと か。
中居:
大丈夫か?自分なんて。バァーッと「ああ、Puffyだ! Puffyだ!」とか言われない?
YUMI:
いや、でも、多少言われますけども。でもなんか、それか らだからといってどうっていうのがないじゃないですか。だからべつに、ぜんぜん 普通に歩いてますね。
中居:
へぇー。普通の生活してるんだ。
YUMI:
そうです、そうです。本当、普通です、もう。
中居:
本当に怒ったことってある?今までの人生のなかで。
YUMI:
あります、あります。
AMI:
ありますよね。
中居:
どんなこと?どんなこと?
AMI:
どんなことだったんだろう?
中居:
それは人間関係だったりするの?
AMI:
ああ、も、ありますけど。私あの、昨日、ちょっと怒った のが。
中居:
あ、昨日怒ったの?
AMI:
いや、本切れじゃないんですけど、あの、これ、言ってい いのかな?まあ、いいや。「あのぉ、すいません」って女の子に、すごい人がいっぱ いいたとこなんで「すいません」「はい」って言ったら「Puffyの由美さんですよ ね?」って言われて。まあ、そんなのしょうがないじゃないですか。でも、違うので 「違います」って言ったら「またまたぁ」とか言われて。「違います」って。そこ でね、けっこう沸々としてて。
中居:
しょうがないよ、おまえ。そこまで言ってたら。
AMI:
それはしょうがないですけど、違うから「違います」って 言ってるのに、すごい疑われたんですよ。
中居:
「えぇ?嘘だよ。あなた由美ちゃんでしょ?」って。
AMI:
そう。「いや、違います」。私はあってます。
中居:
間違ってないよ。
AMI:
間違ってない。
YUMI:
でも、それは「亜美です」って言ったらよかったんですけ ど、まあね。
中居:
あ、そう、最近ある?なんか、由美ちゃん。
YUMI:
私ね、バァーッて本気で切れたことは過去にあるんですけ ど。
中居:
あるの?
YUMI:
ありますけど。
中居:
なになに?なに?
YUMI:
覚えてないんですよ、その。
AMI:
ああ、わかるわかる。
YUMI:
例えば……。
中居:
おい、いちばんたち悪いなぁ、それ。覚えてないって。反 省のしようがねぇじゃねぇかよ。
YUMI:
だからまあ、いろいろ喧嘩になったりしてバァーッて喋っ てるじゃないですか。プチッて切れた後から、もうボーンて飛んで、ふと冷静に なった頃にそこまでは覚えてなくて。その切れた瞬間てのが、何やったかわかんな いんです。
AMI:
私も椅子がひっくり返ってた時がある。びっくりした。
中居:
なに?椅子がひっくり返ってるってなに?怒ってるの?
AMI:
いや、それは私の話なんですけど。私もプチッて切れた時 に、覚えてなかったですね。
中居:
その切れかけた瞬間?
AMI:
ベッドのスプリングがゴーンてなってて、椅子が倒れて て、びっくりしたんです。
中居:
それまでの間なんか、よく覚えてないんだ?
YUMI:
覚えてないです。あとで「すんません」ていちおう言った んですけど。
中居:
え?なに?ピシッとか(ひっぱたく)やんの?
YUMI:
いや、わかんないですよ。
中居:
何やってるかわかんないんだ。
YUMI:
いや、その子も、何も聞いてないんですけど、プチッと切 れちゃって。
中居:
あ、女の子同士で。
YUMI:
そうそう、覚えてないんでダメだったんですよ。それから はないですけども。
中居:
怒るんだ。
YUMI:
でも、普段の生活では怒んないほうですよ、ぜんぜん。
中居:
ぜんぜん短気じゃないの?
YUMI:
ええ。
中居:
でも、なんかね、マイペースだな。なんか、やりたいこと とかさ、なんかないの?目標にしてることとかさ。
AMI:
なんでしょう?
中居:
活気がないな、活気が。
AMI:
活気?
中居:
うん。
YUMI:
活気はもうメチャクチャあるんですよ。
AMI:
そうですよ。
YUMI:
心のなかに。
中居:
あ、そう?
YUMI:
ええ。もう、沸々とあるんですけど。
中居:
剥き出しにバァーッていうのはないの?
YUMI:
相当あると思うんですけど。やりたいこととかもいっぱい あります。
中居:
何やりたい?
YUMI:
私、なんでもやってみたいんです。
中居:
例えば?
YUMI:
やったことないじゃないですか。例えば自分に何が出来る かわかんないんで。例えばパァーッていろんなのが来て、「やだ」ってすぐ言える じゃないですか。でも、やってみてから「やだ」って言えるほうがなんか、「やっ たけど嫌だった」って言えるじゃないですか、いろんなことに関して。だから、 けっこう何でもやってみたいんですよ。
中居:
何でも来る仕事拒まず?
YUMI:
ええ、あの、それはあの、ちょっとそこで「いいねぇ」と か言っても、肩を少しはだけても見苦しいから嫌なんですけど、そういうの以外 は。
AMI:
来ない来ない、そんな話。
YUMI:
やっぱり?ええ、あの、例えばね。
中居:
おかしいな、二人なぁ。けっこう面白いなぁ。ちゃんと喋 るんだなぁ。
AMI:
喋りますよぉ。
中居:
淋しい時、由美ちゃんはなにやってるの?
AMI:
由美ちゃんどうするの?
YUMI:
私、「もしもし、飲みに行く?」とか言って。友達、むりやり。
中居:
あ、お酒飲むの?
YUMI:
飲みます、普通に。あの、ガァーッと。
中居:
え?どういうところで飲んだりすんの?
YUMI:
あの、友達の家とか、友達がやってる、焼き鳥屋さんを やってるんですね、家が。
中居:
おお!焼き鳥。
YUMI:
行って、ガーッ飲んで、ガーッ食って、ガァーッて暴れ て、「あ、なんか、すっきりしたから帰るわ」とか言って、「バイバイ」とか言っ て。
中居:
お酒好きなんだ?
YUMI:
いや、好きっていうわけじゃないですけど、でも、適度に 普通に飲みますね。
中居:
へぇー。あ、お酒は飲むの?
AMI:
私はあんまり飲まないです。あの、このあいだ気付いたん ですけど、飲まなくても、ついていけるんですよ。
中居:
ん?
AMI:
もともとお酒がそんな好きじゃないんで。で、飲んでる人 とかってガァーッてテンションが上がるじゃないですか。それについていけてる自 分に気付いて。「私には必要ないんだ」って。
中居:
テンション高くなるんだ。
YUMI:
私たちが普段ここ(下のほう)にいるとするじゃないです か。この人はこのへん(上のほう)にいるんですね。で、私たちが酔ってガァーって 上がってきて、やっと一緒になれるんです。で、やっとここで初めてわかり合える んです。だから、通常わからないんですよ、もうこのへん(下のほう)にいると。
中居:
それはわからないよなぁ、やってみないとなぁ。話してみ ないとなぁ。
AMI:
そうですね。
YUMI:
だから、通常ちょっと浮いてるんですよ。
中居:
え?亜美ちゃんはどうするの?その、淋しい時は。例えば、 夜眠れない日とか。
AMI:
漫画ですよ、漫画。全巻揃ってるのを片っ端から読破し て。「よし、全巻終わった。もう寝よう」もう、ドップリその世界ですよ。
中居:
だって、眠れない日とかあるだろ?どうしても眠れない日 とか。なんかいろいろ考え込んじゃってさ。
AMI:
ええ、ええ、ありますあります。
中居:
ちょっとした悩みがあるとさ、なんか余計な悩みまで考え ちゃう時ってあるでしょ。
AMI:
ありますね。
YUMI:
けっこうあるでしょ。
AMI:
あるある。本当、漫画でダメならもう。
中居:
え?悩みとかあるの?今。悩みとか。
AMI:
悩みですか?
中居:
うん。
AMI:
いろいろありますね。なんだかんだ。
中居:
いろいろあるの?
AMI:
ええ。
YUMI:
へぇー。
中居:
おまえ、なんだよ?
AMI:
君はないのか!?
YUMI:
いや、私でもね、あの、あんまり悩み事を持ったことがな いんですよ。
中居:
え?そんなことはないだろう。
YUMI:
いや、本当、すごい小さい悩み事はあるかもしれないんで すけど、べつにそれをずっと考えてるっていうわけではないです。
中居:
引きずるっていうことはないの?
YUMI:
ないですね。
:
ふーん。
中居:
へぇー。あ、そう。面白いなぁ、二人なぁ。ちょっと音楽 の話しようか。歌、好きなんだよね。
AMI・YUMI:
好きです。
中居:
今後なんか歌いたい曲とかないの?今でも与えられたもの を精一杯やることがやっぱり一番なのかな?
AMI:
うーん?
YUMI:
でも、やっぱり自分で曲とか詞とか書けるようになりたい なとは思いますよね。まあ、曲はまあ、わからないですけど。詞とかってね、自分 も日本語喋れるんで、書けるんじゃないかなって思うんですよ。だから、けっこう 頑張ろうと思いますね。
AMI:
あとは楽器を何か、人前でできるぐらいまで上達させた り。
中居:
え?例えば?例えば楽器なに?
AMI:
例えばギターとか弾きながら歌ったり。
中居:
おお、ギター。ジャジャジャーン。
AMI:
ええ。あと、ドラム叩きながら歌ってみたりとか。そうい う欲はすごいありますよ。
中居:
え?練習とかしようと思うの?
AMI:
練習はしてます。
中居:
あ、本当。あ、ハーモニカやってんじゃん、ハーモニカ。
AMI:
ハーモニカやってますね。
中居:
ね。ハーモニカの練習したの?
AMI:
しましたよ。あの、ビデオ見てね。
中居:
ビデオ見て?
YUMI:
「すぐ吹けるブルースハープ」っていうビデオ見たんです よ。まず、この人が見て、次、貸してもらって。
AMI:
そう。
中居:
あ、そう。通信教育みたいなもんだ。
AMI:
そうですね。
YUMI:
ハーモニカを持ってテレビを見ながらフッ、フッとかやっ て。
AMI:
で、「持ち方はこう」って両手使うじゃないですか。で、 私たち、マイクを持つじゃないですか。
YUMI:
そこまで考えてなかったんですよね。
AMI:
すごい焦ったんですよ、当日。「どうやって持ったらいい んだぁ!?」って。ね。
YUMI:
ね。結局、持ったら適当だったんですよね。ウマくもてな くて。
中居:
おかしいなぁ。面白いなぁ、けっこうな。こうやって話し てみるとな。あと、そのドラムとギター?
AMI:
ええ、やってみたいですね。
中居:
やってみたい。そんでなんか、バンドかなんかでやってみ たい?だって、あ、そうかそうかバンドかなんかでやってみたいと、なんか出来た ら。
YUMI:
なんか面白いことやってみたいですね。どんなのか想像つ かないですけど。
中居:
例えば、お芝居とかやりたいなって思わないの?バラエ ティとかは、やりたいとか思わないの?
YUMI:
あ、そう、バラエティってあれ、科白あるんですか?
中居:
ん?
YUMI:
科白って。
中居:
ネタはね、だから、一応その台本みたいのはあるんだけど も、あとはもう自分たちだよね。だいたいネタ、台本だけではまずやんないです よ。
YUMI:
多分ね、それがね、対応きかないんですよね、多分。
中居:
そんなことないよ。
YUMI:
読むだけは出来るかもしれないですけど。
AMI:
いや、それも。
YUMI:
そう。覚えらんないんですよね。
中居:
覚えられる、覚えられる。俺、かなり頭、馬鹿なのね。
YUMI:
あ、そうなんですか?
中居:
俺、すごい馬鹿なの。すごい勉強出来なかったのね。しな いし、出来るほうでもないのね。でも、この俺でさえもね、科白とか覚えられるん だったら、もう世の中の人、誰でも出来るなぁと思うよ。俺、本当、馬鹿なのね。
YUMI:
どう言っていいかわからないですけど。
中居:
いや、うん、本当、馬鹿だから。だから、俺でも出来るぐ らいだからね、多分ね、これ見てる人もそうだけど、出来ると思うよ。
YUMI:
ああ、でも私もアホやからな。
AMI:
この人(由美)、漢字がちょっと……。
中居:
漢字読めないの?
YUMI:
漢字読めないっていうか。
中居:
うわぁ!恥ずかしい。Puffy漢字読めないんだって!
AMI:
いや、Puffyって言わんで下さい!
YUMI:
いや、読めるんですけども、たまたまラジオやってたんで すけど。あの、ラジオってFAXがくるんですけど。
中居:
ああ、来るなぁ。
YUMI:
難しいじゃないですか。
AMI:
で、来て、けっこうすぐ読むじゃないですか。それで、 けっこうね、止まるんですよ。
YUMI:
「今日はどうこう………」。
AMI:
「うちの………」。パンパンパンパンパンッて紙を指し て、私が「祖母」。
YUMI:
「祖母」が。私、「祖母」が読めなくて。
中居:
おお!Puffy「祖母」が読めねぇんだってよぉ!!
AMI:
いや、Puffyって言わんで下さい!
YUMI:
でも、「祖母」って言われたら「あ、そうだ。この字は 『祖母』だった」ってわかるんですけども、ふとバァーッてこられたら、「どうし よう?」とかいって読めなかったんですよ。ちょっとショックだったんですけど、自 分自身で。
中居:
おかしいなぁ。「祖母」読めないか。多分、俺も読めない ね。
YUMI:
そうですか?
中居:
間違いなく読めないね。
YUMI:
よかった。
中居:
あ、そう。けっこう馬鹿なんだ。
YUMI:
けっこうね、ええ。
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