ザ・ノンフィクション
家族のカタチ ~ふたりのお母さんがいる家~
佐賀県の山あいにたつ一軒家。ここに暮らす9人の大家族・西山家。
6人の子どもたちと父親が一人。そして、お母さんのゆかりさんと裕子さん。
なぜか、この西山家には“お母さん”が二人いるのだ。
父・嘉克さんは、全国を回る「書道アーティスト」。ゆかりさんは、そんな嘉克さんが好きになり、2012年に結婚。しかし、わずか8カ月後、嘉克さんは、ゆかりさんに衝撃の告白をする。仕事の助手である裕子さんのことも「好きになってしまった」というのだ…
話し合いやケンカを重ね、ゆかりさんと裕子さんは、嘉克さんと3人、“事実婚”の形で一緒に暮らして行くことを決めたのだ。
あれから7年… 生まれた子どもは、父・嘉克さんの戸籍に入れる形で「お父さん一人と二人の“お母さん”と子ども6人」という不思議な生活が続いている。
二人の“お母さん”は、母である前に女性として、互いに嫉妬や怒りを抱えながらも、一つ一つ乗り越えてきた。今では、二人で役割分担をしながら「一つの家族」が成り立っているようにも見える。
そんな中、父・嘉克さんと唯一、血が繋がっていない裕子さんの子、14歳の長男は、
中学卒業後、この家を出て行くべきかどうか悩んでいた。
「家族」とは…「夫婦」とは…「親子」とは…そして「幸せ」とはなんなのか?
西山家が探し続ける「家族のカタチ」を見つめる…
6人の子どもたちと父親が一人。そして、お母さんのゆかりさんと裕子さん。
なぜか、この西山家には“お母さん”が二人いるのだ。
父・嘉克さんは、全国を回る「書道アーティスト」。ゆかりさんは、そんな嘉克さんが好きになり、2012年に結婚。しかし、わずか8カ月後、嘉克さんは、ゆかりさんに衝撃の告白をする。仕事の助手である裕子さんのことも「好きになってしまった」というのだ…
話し合いやケンカを重ね、ゆかりさんと裕子さんは、嘉克さんと3人、“事実婚”の形で一緒に暮らして行くことを決めたのだ。
あれから7年… 生まれた子どもは、父・嘉克さんの戸籍に入れる形で「お父さん一人と二人の“お母さん”と子ども6人」という不思議な生活が続いている。
二人の“お母さん”は、母である前に女性として、互いに嫉妬や怒りを抱えながらも、一つ一つ乗り越えてきた。今では、二人で役割分担をしながら「一つの家族」が成り立っているようにも見える。
そんな中、父・嘉克さんと唯一、血が繋がっていない裕子さんの子、14歳の長男は、
中学卒業後、この家を出て行くべきかどうか悩んでいた。
「家族」とは…「夫婦」とは…「親子」とは…そして「幸せ」とはなんなのか?
西山家が探し続ける「家族のカタチ」を見つめる…