2020年5月3日(日)放送 みどころ

銀座の夜は いま・・・菜々江ママの天国と地獄

2019年秋、我々が出会ったのは、今、銀座で最も勢いがある女性…銀座歴20年のホステスであり、高級クラブの若きオーナーママである唐沢菜々江(46)。
彼女が経営するのは、銀座の一等地にある「クラブNanae」。自身の名前をつけたこの店は、連日連夜客で賑わい、月に1億円を売り上げる銀座屈指の一流クラブだ。
昭和、平成、令和…流れ行く時代の中で、銀座のクラブは全盛期の半数に減少。そんな荒波の中で、「夜の銀座」を生き抜いてきた菜々江ママ。銀座の伝統を重んじる一方で、YouTubeやインスタグラムなど、“型破り”とも思える手法で、銀座の魅力を世の中に発信し続けている。それが、自分を育ててくれた、愛する街への「恩返し」だというのだ。

さらに、経営者の顔を持つ彼女は、SNSを活用し人材を集め、新たな事業を次々と展開。まさに“向かうところ敵なし”順風満帆の日々だったのだが…

2020年、新型コロナウイルスが世界を襲う。東京都の外出自粛要請や政府の緊急事態宣言によって遠のく客足。夜の銀座から人々が消えた…オープンを間近に控えていた新規ビジネスの美容サロンの工事も完全にストップ。そしてついに、クラブNanaeは、休業に追い込まれる。
営業再開の見通しが立たないまま増え続ける赤字。クラブを倒産させまいと、金策に奔走する菜々江ママ。カメラが追った銀座のママの「天国と地獄」。銀座の夜は、いま…

キャスト

【語り】
小池栄子

スタッフ

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【プロデューサー】
古山洋也 首藤光典 我妻哲也

【ディレクター】
中野栞里

【演出】
山井貴超

【制作協力】
ジーアイ・ホールディングス 極東電視台

【制作著作】
フジテレビ

【番組テーマ曲】
〈曲名〉サンサーラ
〈作詞・作曲〉山口卓馬、書上奈朋子
〈歌〉竹原ピストル

バックナンバー