2018.5.25 fri. Update

前シリーズに登場した山内  徹役・横山  裕さんが新シリーズでも続投出演決定!“ミハン”の紅一点に本田  翼さんら、レギュラー出演陣決定!

シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“特殊犯罪潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ)の活躍と成長を描いてきた『絶対零度』シリーズ。

その新シリーズとして、装いも新たに、 沢村一樹さんが新たな主人公・井沢範人(いざわ・のりと)を演じ、“未来の犯罪を予測して捜査する”ということをテーマとして、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップしてお送りするフジテレビ7月期・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』。前シリーズ(『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』・2011年7月期)の最終話で、上戸彩さんが演じる桜木泉の年上の後輩として“特殊犯罪捜査対策室”に赴任してきた山内徹(やまうち・とおる)。この山内が、今回、“未然犯罪捜査チーム=ミハン”の一員として登場します。前シリーズの後、山内がどう成長したのか、バディを組んだ桜木との関係性など、前作からのファンも楽しませる内容となっています。もちろん前シリーズ同様、関ジャニ∞の横山裕さんが、山内を演じます。横山さんは、フジテレビ月9に初出演となります。

また、今作から登場する新たなキャラクターとして、“ミハン”メンバーの紅一点、小田切唯(おだぎり・ゆい)を『恋仲』(2015年7月期)のヒロイン役を演じて以来、3年ぶりのフジテレビ月9出演となる本田翼さん、同じく“ミハン”メンバーの南彦太郎(みなみ・ひこたろう)を独特なキャラクターと演技力が魅力の柄本時生さん、田村薫(たむら・かおる)を、ベテランの名バイブプレーヤー、平田満さんが演じることも決定しました。柄本時生さんは、フジテレビ月9初出演、平田満さんは、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(2015年1月期)でヒロインの恋人の父親役を演じて以来、3年半ぶりのフジテレビ月9出演になります。 さらに、ビッグデータやAIを使った“ミハンシステム”の導入プロジェクトのリーダーで、警察キャリアとして出世の最短コースを歩んできた東堂定春(とうどう・さだはる)を、その演技力で視聴者を物語の世界へと引き込む伊藤淳史さんが務めます。伊藤さんは『西遊記』(2006年1月期)で猪八戒役を演じて以来、12年半ぶりのフジテレビ月9出演となります。

横山さんが演じる山内徹は、7年前から上戸さん演じる桜木泉のバディで、特殊捜査班の捜査員として成長していました。しかし、桜木が謎の失踪を遂げたことから、特殊捜査班は解散。その後、捜査一課に異動しましたが、あきらめきれず桜木の失踪を独自に捜査していました。しかし、やがて捜査は行き詰まり、その無力感と桜木の失踪をちゃんと捜査しようとしない警察組織への不信感から、捜査一課の上司を殴ってしまい、資料課に異動させられ、“ミハン”チームの一員となります。しかし、“ミハン”チームの捜査の違法性や“ミハンシステム”の不確かさに不信感を抱き、井沢と度々対立します。

本田さんが演じる小田切唯は、元生活安全課の女性警官でしたが、痴漢をして逃走する容疑者を必要以上に暴行したために、資料課に異動させられて、“ミハン”のメンバーとなりました。ドSで、男に冷たく粗暴な振る舞いをしますが、それには過去のある出来事のトラウマ(心的外傷)が原因となっていることが徐々に明らかになっていきます。強くなるために、あらゆる格闘技をかじり、我流ながら相当な強さで、金的攻撃を得意としています。しかし、その反面、涙もろいところがあり、被害者の気持ちに寄り添えるピュアな面も持ち合わせています。

柄本さんが演じる南彦太郎は、警視庁入庁以来、ずっと資料課にいて、過去の事件資料をデータ入力し続けている、いわば資料課の生え抜き警官。たまに左遷された人が出入りする資料課でしたが、南は人付き合いが苦手で、パソコンに向かって引きこもり状態。資料課は自分の縄張りだと主張しますが、“ミハン”チームがここに編成され、自分も巻き込まれてしまったために、ペースを乱されて面白くなく思っています。“ミハン”の仕事は業務外だと文句を言い続けていますが、パソコンが得意なため、井沢に頼まれて、ハッキングや潜入のためのIDを作ったりと、資料課から出ないでできる仕事はなんでもこなします。お調子者の面もあり、大きな情報を見つけた時は得意げになります。

平田さんが演じる田村薫は、いつも挙動不審で「すいません」が口癖。どんな時も「すいません、すいません」と言って、みんなに煙たがられるために、色んな部署をたらいまわしにされた揚げ句、資料課に配属されました。ただ、色んな部署をたらい回しにされている中で、仲良くなったドロボウからピッキングの技術を習得していたり、鑑識の技術までもっていたりと、なんでも自分たちでやらなくてはいけない“ミハン”にあっては、まさになんでも屋として役立つ存在となっています。

伊藤さん演じる東堂定春は、警視庁のキャリアで最短の出世コースを歩んできたエリート。アメリカをはじめとする諸国で、犯罪予測に、ビッグデータやAIの導入が試みられている今、日本でも、犯罪を予測・解決できる“ミハンシステム”は理想的であり、早急に導入すべきだと考えています。しかし、警察上層部は人権侵害や冤罪(えんざい)を引き起こす可能性もある“ミハンシステム”導入には、及び腰。そのため、まだ試行段階でリスクの高い、“ミハンシステム”プロジェクトの総責任者に立候補して、上層部を説得しようとしている野心家でもあります。

横山  裕さんのコメント

『絶対零度』シリーズの最新作への出演決定を受けての感想からお願いします。

『絶対零度』という作品はシリーズになっていて、前シリーズの最後に僕が出演させていただいて、もし新シリーズがあったら出演させていただけるのかな?  と、思ってはいました。でも7年たって、出演依頼を受けて、“あ、今、やるんや”と、びっくりしました。“ミハンシステム”についても、海外で導入されつつあると聞いて、そのテーマをいち早くドラマとしてテレビで放送することが興味深いです。

沢村さんとのドラマ共演は初となりますが?

そうですね、沢村さんというと“下ネタ”のイメージがあって(笑)。正直、そのイメージが強いですけど、役者としては大先輩ですし、胸を借りるつもりで、今年の夏を乗り切りたいなと思っています。バラエティーでは、僕が出演している番組にゲストで来ていただいたことはありましたが、こうやってドラマで3ヵ月間、一緒にいるのは初めてなので、楽しみです。

演じる山内についての印象は?

山内は(刑事としての)信念があって、出世のために仕事をしている人が許せないんだろうし、正義感をもった人だと思います。“ミハン”チームで違法にあたる捜査をしたり、“ミハンシステム”が冤罪を生む可能性だってあるシステムでもあるので、“本当にやっていいのか?”と疑いながらもやらなくちゃならないという葛藤もあったりして……。まっすぐ、ひたむきな山内を演じられたらいいなと思っています。

視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

7年前(前シリーズ)に、出演させてもらって、また『絶対零度』シリーズが帰ってくるにあたって、僕が道しるべになるところがあるので、そこは丁寧に演じていかないといけないな、と思っています。アクションもあり、第1話から伏線をばらまいて、どう回収するのか、視聴者の方々を、いい意味で裏切ると思うので、ぜひとも見ていただきたいと思います。

本田  翼さんのコメント

『絶対零度』シリーズの最新作への出演決定を受けての感想は?

7年ぶりの『絶対零度』シリーズに参加できることをうれしく思います。キャストや内容を一新して新たなスタートを切るこの作品がどうなっていくのかがとても楽しみです。今回、刑事役、そしてアクションシーンというものに初めて挑戦させていただきます。運動が得意な方ではないですが、精いっぱい頑張らせていただきます。

演じる小田切という役柄の印象は?

“ミハン”メンバーは、皆、何かしら闇を抱えています。私が演じる小田切も例外ではなく、過去に経験した、ある出来事が原因でトラウマ(心的外傷)を抱いている女性です。にも関わらず“ミハン”チーム唯一の女性という職場環境、小田切の負けたくない、という性格がにじみ出てますね(笑)。そんな彼女の強い部分、そして弱い部分を丁寧に演じられたらと思います。

視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

刑事ものならではの重さと“ミハン”メンバーならではの軽快さのギャップを感じられる作品です。“未然に犯罪を防ぐ”という捜査の面白さ、“ミハン”メンバーの軽快なやり取り、今までの『絶対零度』とどう違っていくのかなど、ぜひ、みなさんの目で確かめていただけたらと思います。

伊藤 淳史さんのコメント

『絶対零度』シリーズの最新作への出演決定を受けての感想は?

作品の内容には関係ありませんが、『絶対零度』シリーズのシーズン1・2と、自分が出演していた『チーム・バチスタ』シリーズのシーズン2・3が同じクールの火曜9時と火曜10時で、二度も同時期に放送されていたんですね。『絶対零度』シリーズに出演はしていませんが、すごく(自分と)距離が近い作品な気がしていて。まさか自分が出演させていただくことになるなんて思ってもみませんでしたが、勝手に縁を感じていたりします。今回は内容も出演者も変わって新しい話になっていきますが、今までのすばらしい作品、『絶対零度』というブランドを傷つけないように、作品作りができたらいいなと思っています。

演じる東堂という役柄の印象は?

東堂は、過去のある出来事から、一生忘れることができない心の傷や苦しみを抱えています。そのことがきっかけで警視庁に入り、大きな事件を未然に防ぎたいという強い思いを持っている人間ですね。AIやビックデータといった現代の力を、東堂は誰よりも必要としています。それをシステムとしてちゃんと法制化していくことを第一に考えていて“ミハンシステム”というものの総責任者になっています。そして、大きな正義のためには小さな犠牲は仕方がないと考えているところもあります。でも、基本は正義感の強い、よりよい国を作りたいという大きな願いが根底にあるので、悪いことをしている意識は持っていない人間だと思います。そんな東堂を丁寧に演じていけたらいいなと思っています。

視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

“月9”というすばらしい枠、『絶対零度』という作品のブランドに傷をつけることのないように、皆さんに楽しんでもらえるよう、スタッフや出演者の方々と一つになってすばらしいドラマを作っていける熱い夏になったらいいなと思います。ぜひ色んな人に見てもらいたいと思います。

企画・稲葉 直人(フジテレビ第一制作室)

横山裕さんに演じていただく山内徹は、前作ではキャラクターがあまり描かれませんでした。せっかく横山さんに演じていただけるのであれば、一見クールだが、熱い正義感を内に秘めた刑事が一番見たいという思いでキャラクターを膨らませました。お芝居だけでなく、類いまれな運動神経をいかしたアクションにも期待しています。本田翼さんに演じていただく小田切唯は、本田さんがドSで男勝り、しかもアクションもできる女性刑事を演じたら、きっと面白くなるはずという思いでキャラクターを考えました。ポスター撮影のとき、予想をはるかに超える回し蹴りを披露され、本田さんの新たな魅力を引き出せるのではないかと確信しています。伊藤淳史さんに演じていただく東堂定春は、このシステムを導入し、新たな捜査を推進するくらいですから、もちろんワケありの人物ですが、その東堂を、親しみを持たれる人物を演じたら右に出る者のいない伊藤さんが演じたら、どういう化学反応が起きるのか、それが見たいという思いでオファーさせていただきました。平田満さんは、あらゆる役を演じて来られていますが、やはりうだつの上がらない中年男性を演じたら右に出る人はいません(良い意味です!)。今回はコメディリリーフとしての側面もあるので、とても楽しみです。柄本時生さんに演じていただく南彦太郎は、こだわりが強すぎて口うるさい小じゅうとのような男です。これを時生さんが演じたら面白いのではないか? と思ってお願いしました。“ミハン”チームの飛び道具となってくれることを期待しています。役者さんを想像しながら、個性豊かなキャラクターをつくっていくというオリジナルならではの特権をいかした、まさに理想的な“ミハン”チームがここに誕生しました。沢村一樹さん、上戸彩さんとともに、どんな化学反応を起こしてくれるのか!? ご期待ください!!

BACK NUMBER