ストーリー

第4話10月27日 放送

国際NPO法人「ヒューマン・フューチャー・ブリッジ」の職員・与田健二(佐藤岳人)が殺害された。同法人は過去に寄付金を犯罪組織に流したという疑惑で、捜査二課が動いた経緯があった。概要を聞いた二宮奈美(沢口靖子)は、山内徹(横山裕)とともに検視官から詳細を聞く。すると与田の殺害手口や凶器が、山内が追っている2件のシステムエンジニア殺害事件と酷似していることが判明する。いずれもサバイバルナイフで一突き、同一犯による犯行とみられた。すべてがつながっているとすれば、DICTが追う犯罪組織の実態に迫る大きな手がかりになる。山内は犯行に使用された凶器の購入者を当たることに。

一方、奈美は掛川啓(金田哲)とともに法人の理事・杉浦吉子(黒沢あすか)を事情聴取。与田が経理担当と聞き、同僚への聞き取りを求めるも拒まれる。しかし帰り際、通りかかった経理の宮崎絵里子(円井わん)との接触に成功。動揺を見せる絵里子の様子をうけて、奈美はあえて世間話を展開する。

DICTでは清水紗枝(黒島結菜)が法人の寄付金の流れを調べていた。宗教法人を母体とする「黒澤ホールディングス」関連会社からの多額の寄付があったことが分かる。教祖・黒澤道文(今井清隆)はかつてDICTが追っていた人物だ。掛川は絵里子の様子に疑念を抱くが、奈美は「話せない事情があるのでは」と考える。そして「職員の端末がアプリで監視されている」という推測の元、捜査が始まる―。

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