ストーリー

第1話10月6日 放送

巧妙化する情報犯罪に対応するため、半年前に総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕 )直轄のチーム『情報犯罪特命対策室』、通称DICT(ディクト)が発足。しかし、まだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。

そんな中、 “情報”を悪用した強盗事件が連続して発生。田辺智代(馬場園梓)は複数の事件の共通点から『匿名・流動型犯罪グループ』、通称“トクリュウ”の犯行ではないかと推測する。ディクトの調査官・清水紗枝(黒島結菜)が犯行を行った人物を特定、南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が実行犯を逮捕する。しかし、実行犯の男は指示を受けただけで、犯行グループの特定にはつながらなかった。事件の根本的な解決に至らない中、二宮奈美(沢口靖子)は室長の早見浩(松角洋平)に事件現場を直接確認したいと告げ、山内徹(横山裕)を連れて飛び出していく。

事件現場に着いた奈美は、近所の老婦人・真田富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。しかし、話の中で「息子と名乗る不審な電話がかかってきた」と富貴子から聞き出し、今度電話が来たら警察に連絡するよう促した。

後日、富貴子の元に電話が。電話の相手は警察署の者だと名乗り、銀行口座の情報が漏れている可能性があるため、現金を警察で預からせてほしいと伝える。電話の後、待ち合わせ場所に現れた富貴子の元に、一人の少年が近づき…。