10月12日(木)よる10時からの『刑事ゆがみ』第1話放送に先がけて、完成披露試写会&舞台挨拶が行われました。第1話の試写に続いて登壇されたのは、主人公の弓神適当役を演じる浅野忠信さん、羽生虎夫役・神木隆之介さん、氷川和美役・山本美月さん、多々木挙男役・仁科貴さん、町尾守役・橋本淳さん、そして菅能理香役・稲森いずみさんという豪華な顔ぶれです。さっそくみなさんのコメントをご紹介しましょう。
羽生虎夫役 神木隆之介さんのコメント
浅野さんとの初共演、どういう印象を持たれていますか?
本当に優しい方で…。カフェに行く、というのが共通点で(笑)。始まる前に、カフェが好きだという話をしていて、「わあ、共通点だ!」なんて話していまして。結局、まだ行ってないですけど(笑)。休憩時間の合間にも、ちょっと弓神さんのような適当さも垣間見えますね。
神木さんのスーツ姿も(客席から「カッコいい!」と声が)素敵ですが…。
嬉しいです。スーツを着ているだけで褒められるなんてないですよ。いままでは就活生みたいな役でスーツを着る機会も多かったんですけど、ちゃんと役で就職をしたことがなかったんです。ちゃんとスーツを着ることができて…やっぱり刑事ですから、大変ですね、毎日。体力もそうですけど、「○○罪」とか僕らが言い慣れないセリフばっかりありますし。「刑事さんってホントに大変なんだな」と実感しながら撮影しています。
氷川和美役 山本美月さんのコメント
ファッションも含め、今までとガラリとイメージが違う役柄ですね。声を失っている、という難しい役柄ですが…。
だから、今日はしゃべっていいのかな、とずっと考えていたんですけど、やっぱりしゃべらないと始まらないので、今日は山本としてここにいます。今までは、本当に短いスカートとか、フリフリしたものばかり着ていたので、「足、閉じなきゃ!」とか考えなくていいので楽です。楽しくやってます。でも、今日、会場に来た時に、「すごいアウェーだな」と思いました。ホントに浅野さんとしかお会いしていないので。みなさんが楽しそうに(スマホアプリで)顔入れ替えた、とか話しているのを、「いいなぁ…」と思いながら聞いていました。しゃべらない代わりに、モノをたくさん食べさせられていますね。現場に行くと、監督から「じゃあ、投げてキャッチしてみようか」とかムチャぶりも多いので、毎回ドキドキしながらやっています。
表のバディが羽生とすれば、ヒズミは裏のバディ。浅野さんとの共演はいかがですか?
怖い方かな、とちょっと思っていたんですけど、凄く気さくに話しかけてくださって…。楽しいです!
多々木挙男役 仁科貴さんのコメント
一番の年長者ですが、現場の雰囲気は?
もう、キャリアで比べたら、みなさんの方がはるかに上ですから、ご迷惑をおかけしないように、日々頑張っております。でも、現場の雰囲気はとってもいいですよ。大分、役柄とリンクしているような感じで。みなさん、真面目な俳優さんなので、負けないように頑張っております。
町尾守役 橋本淳さんのコメント
SNSでも強行犯係の仲の良さが伝わってきますが、いかがですか?
仲良く見えますか……とっても仲良いです。大丈夫です(笑)。SNSを使って、浅野さんや神木くんがいろいろなアイデアを盛り込んで…。みんなで休憩時間などに、楽しみながら動画撮ったり、写真撮ったりしているので、そういう雰囲気が少しでも伝わればいいかな、と思ってやっています。(浅野さんが「僕は嫌だって言ったんですよ」というと、神木さんから「いやいや、めっちゃノリノリだったじゃないですか!」というツッコミも…)
菅能理香役 稲森いずみさんのコメント
初の刑事役はいかがですか?
やっぱり男社会の中で生き残った女なので、ホントに男みたいですね。母性とか優しさとかはあまりないですね。
1話の冒頭からスゴイですね。
(弓神を)蹴りました(笑)。(「あれは元々、台本にあったんですか?」と聞かれると、浅野さんが「なかったんです。アドリブでいきなり蹴られて。「ああ、そういう人なんですね」と発言)。いや、ありました(笑)。最初は(キツイ口調も)言い慣れなかったりしたんですけど、段々、気持ちいいものだな、と思ってきました。快感になってきつつあります(笑)。(さらにこの後、浅野さんを蹴るシーンの実演も!「本番より全然痛い!」と浅野さん)。
また、司会進行役を務めた梅津弥英子アナウンサーからは「タイトルにかけまして、この中で一番ゆがんでいる方は誰でしょう?」という質問も。すると、山本さん以外は、何と全員、浅野さんを指さしました(浅野さんご自身も!)。「弓神さんが似合う時点でゆがんでいますよね」とは神木さんの弁。一方、山本さんが指をさしたのは神木さん!「弓神さんが好きなので裏切らないです。(神木さんがゆがんでいる理由は)だって…ヘンだよね。普通じゃないよね?」と山本さんが言うと、「同感! やっぱり神木くんは変わってる! その辺を見ていただけば、神木くんの面白さがどんどん…。『刑事はにゅう』というタイトルに変わると言ってました」と浅野さんも乗っかっていました(笑)。
さらに、フォトセッション時にはなんと主題歌『ヒューマン』を手がけたWANIMAのみなさんもサプライズ参加!! 観客のみなさんと一緒に写真を撮影し、盛り上がりました!
『刑事ゆがみ』は、今週木曜日、12日のよる10時からスタートします。初回は15分の拡大バージョンでお送りします。是非、チェックしてください!!
弓神適当役 浅野忠信さんのコメント
適当でだらしないけど捜査に関しては天才的な刑事役、演じてみていかがですか?
いや、まだその辺を理解していなかったんで、いま聞いて、そういう役なんだな、と思って。まだ模索中なのですいません。そのくらい“適当”なので。
「適当」と書いて“ゆきまさ”という役名なんですよね。
やっと最近、それが理解できました。「『適当』と書いてなんと読むんだろう?」と思いながらずっとインタビューにも答えていて。僕は意外と適当なので、ピッタリな役をいただいたな、と思っています。
神木さんとは初共演ですね。おふたりのシーンもかなりありますね。
もう神木くんがいなかったらどうにもならないですね。出来上がり見てもらえればわかるんですけど、神木くんだけで全部やってもらえたらいいな、っていう。「出来るだけ出番を少なくしてください」っていま、お願いしています(笑)。