イップス

今夜放送の第９話では犯人ゲストとして萩原利久さんが登場！放送を前に“最強にツイてない男”を演じる荻原さんの犯行シーンを公開します。今回の事件は何をやってもうまくいかず人生八方ふさがり状態の宮永隆一（みやなが・りゅういち／萩原）が犯人となるのですが、本作が始まって以来初となる２人の被害者が発生してしまう事態に……。１人目は正当防衛で、そして２人目はまったく殺す気がない“殺意０パーセント”の状況で、しかも両手を上げているだけで死人が出るという最強にツイてない出来事が連続して起こります。２人目の被害者は宮永が直接あやめたわけではないのに、その現場に絶不調バディのミコ（篠原涼子）と森野（バカリズム）がタイミング良く取材に訪れてしまい、死体を隠蔽することで事態は複雑な展開に……。やることなすこと全部悪い方向へ、何をやってもダメダメな最強不運男の死体隠しトリックとは！？

『イップス』が始まって以来初となる、2名の被害者が発生！不運続きで最強にツイていない男・宮永は、建設作業員として苦しい生活を送っていました。かつて友人の大城俊（三浦獠太）と起業したがうまくいかず、現在は200万円近い借金も抱えています。一方で大城は現在実業家として成功者となり、宮永は大城のことをねたんでいました。そんなある日、宮永の自宅に佐久間康（さくま・やすし／ニシダ・コウキ＜ラランド＞）が借金の取り立てにやってきます。恐喝まがいな取り立てに耐えかねた宮永はアパートから逃走するも、逃げている途中も不運が重なりすぐに追いつかれてしまいました。佐久間からの暴行に、そばに落ちていたレンチで抵抗する宮永。だがその勢いでレンチが佐久間にあたり、打ちどころ悪くあやめてしまうのです。慌てた宮永は現場から立ち去ろうとしますが、その瞬間車にはねられ気絶……。

宮永が目を覚ますと、交通事故の加害者となったマジシャン赤影（本多力）の自宅にいました。赤影からは高額な治療費を渡され謝罪されますが、テレビで流れた緊急速報で宮永が佐久間殺害の犯人であることがバレてしまうのです。宮永を恐れた赤影は、逃げようとした拍子に足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけて死亡。殺意がないのに目の前で赤影が死んでしまったことで慌てて現場から逃げようとする宮永。しかし、そこにミコと森野がやってきます。宮永はとっさに赤影になりすますことを決め、死体を隠します。赤影に成りすました宮永と話すミコと森野はすぐに違和感を憶えますが……。ツイてなさすぎる宮永が起こす今回の事件。“不運VS絶不調”対決の行方は果たして！？