interview

深山有沙役馬場ふみかさん

『やんごとなき一族』への出演オファーを聞いた時の感想は?
「お金持ちの名家で育ってきた女の子の役を頂けてびっくりしました。今まで、有沙のような上流階級の人の役は演じたことがなかったので、すごく楽しみですし、また、先輩方がたくさんいらっしゃる現場でもあるので、ドキドキ、ワクワクもします。」
原作、台本を読まれて作品のイメージをどう思いましたか?
「私自身とはかけ離れた世界ですが、そういったセレブリティのドキュメンタリーなどを見るのはすごく好きなんです。『やんごとなき一族』の原作でも、“私たちの日常生活ではこんなこと起きない!”と思ってしまうようなド派手なケンカの場面などもあるのですが、楽しく読んでしまいます。ドラマでもそのようなシーンがたくさんあるので、その現場にいられることが楽しみです。」
有沙をどのように演じようと思いますか?
「有沙は今どきの女の子らしいといいますか、言葉遣いも普通ですし、お嬢様っぽくはないキャラクターです。その天真爛漫さゆえにズバズバとものを言ってしまうので、それが嫌味っぽく聞こえないように、品よく演じていきたいです。原作ファンの皆さんのご期待を裏切ることがないよう、可愛らしく演じられたら良いなと思っています。監督とも相談をしつつ、共演する皆さんとの演技の中で、有沙を作っていこうと思います。」
佐都を演じる土屋太鳳さん、健太役の松下洸平さんのイメージは?
(※インタビューはクランクイン前)
「土屋さんはとても真っ直ぐで、いつも体を動かしているイメージがあります。色に例えるなら、すごく快活な“オレンジ色“。私の勝手なイメージですが…(笑)。松下さんは、穏やかでふんわりしたイメージです。きっと優しいお兄ちゃんになってくださると期待しています。」
健太もそうですが、明人(尾上松也)、大介(渡邊圭祐)たち兄は有沙に優しそうですね。
「美保子(松本若菜)お義姉さんがすごく怖いので(笑)。その分、お兄ちゃんたちは有沙に優しそうですね。有沙は末っ子で、きょうだい唯一の女の子なので特に厳しく躾ける必要もなかったでしょうし、ただただ甘やかされて育っている感じです。」
『やんごとなき一族』というタイトルにちなんで、馬場さんが感じた“やんごとない”出来事を教えてください。
「今回の撮影が始まる前に、『シラノ・ド・ベルジュラック』という舞台に出演させていただいていました。まず、コロナ禍でも舞台を上演できたことが何よりありがたいことでしたし、東京公演期間中に一人も欠ける事なく、無事に東京千秋楽を迎えることができました。大阪公演は中止になってしまいましたが、たくさんのお客様が見に来てくださって…。本当にありがたく、“やんごとない”経験になりました。」
最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「私自身も放送を見るのを楽しみにしています。次々に“やんごとない”出来事が繰り広げられていきますので、非日常感を味わいながら楽しんでいただけるのではないかと思います。ぜひご期待ください。」

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