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名店の料理人に「旬の食材」を渡したら、どんな「おいしい料理」を作ってくれる? 今回の食材は… photo 坂上忍さんが大好きな鶏肉!クリスマスに欠かすことができないということで、今が旬と言ってもいいでしょう! 今回はスーパーで買うことができる、鶏のもも肉とむね肉を用意しました。 永尾亜子アナがおいしい料理を作ってもらうために向かったのは… photo 中国料理の名店「トゥーランドット臥龍居」。 photo 料理を教えてくださるのは中華の巨匠・脇屋友詞シェフです! フジテレビの「アイアンシェフ」に中華の鉄人として出演していた脇屋シェフ。ご存知の方も多いのではないでしょうか? 今回は、鶏もも肉と鶏むね肉を使った2品を教えていただきます! 脇屋シェフ: 「ヘルシーに仕上げるやり方と、リッチに仕上げるやり方。それを楽しむのが鶏肉の醍醐味だと思います」 ①鶏もも肉を使ったレシピ 1つ目のメニューは「チャイナライスケーキ」。 中華風炊き込みご飯を、クリスマス風に盛り付けた1品です! photo 材料(4人前) ・鶏もも肉…2枚(約600g) ・しょうゆ…200ml ・酒…200ml ・みりん…200ml ・ネギ…約5㎝ ・ショウガ…3枚 ・唐辛子…2本 ・さんしょう…適量(10枚ほど) ・米…2合 ・バター…大さじ1 ・水…285ml ・ごま油…適量 ・大葉、ミニトマト…適量 まず、唐辛子とショウガ、ネギ、さんしょうを弱火で軽く炒めます。 脇屋シェフ: 「香辛料を先に入れると、さんしょう・ショウガ・ネギ・唐辛子の香りが少し立つ。その時に(鶏肉を)入れる方が、タレ全体に香りが立ってよくなるんです」 photo 香りが強くなったタイミングで一気に酒・みりん・しょうゆを加えます。 そして、すぐに鶏もも肉を丸ごと浸し、中火にしてゆっくり沸騰させていきます。 脇屋シェフ: 「沸騰してきたら、火を止めて12分置く。これが鶏肉をおいしくする、ダメージを与えない方法です」 沸騰したら火を止めて、肉を裏返して12分待つだけ…。 永尾アナ: 「さあ、どうなっているでしょうか?じゃん!」 photo 永尾アナ: 「うわー!!もう色が、しみしみですね!ちょっと脂も出てきて…」 脇屋シェフ: 「これが鶏のうま味ですよ」 photo 鶏肉を取り出し、表面にごま油を塗ります。仕上げにごま油を塗ることで、見た目にツヤが出て香りもアップするそうです! ここから土台となるケーキ作りです! 先ほどの、鶏のうま味が詰まったタレを使います。 photo 研いだお米を土鍋に入れ、そこにタレと水、バターを加えます。 photo 約20分炊いたあとに10分蒸らせば、特製のしょうゆご飯が完成です! 永尾アナ: 「ここからケーキになるんですよね?本当にケーキになるんですか?」 脇屋シェフ: 「では、いきますよ。こっちはふつうのお蕎麦のどんぶり。そこに、ふつうのお茶碗をかぶせます」 photo このどんぶりに、先ほど完成した特製しょうゆご飯を詰め込んでいきます! photo 丼がいっぱいになったら平皿を上にかぶせてひっくり返しましょう。 photo 永尾アナ: 「じゃーん!うわ~、楽しい!」 ケーキ部分の完成です! 穴になった部分に、鶏肉を詰めていき、大葉とミニトマトで飾りましょう。 photo 調理時間45分で、「チャイナライスケーキ」が完成!クリスマスのリースのようにも見えますね! ②鶏むね肉を使ったレシピ 続いては鶏むね肉を使ったメニューです。 その名も「クリスマスツリー唐揚げ」! 永尾アナ: 「唐揚げを作る時って、私はいつも、もも肉を使っているんですけど…」 脇屋シェフ: 「そうですね。よく皆さん言われるのは、むね肉ってパサついていてよろしくないって。むね肉でこんなに唐揚げがおいしくなるんだ!というのが、今回のプレゼントでございます」 巨匠・脇屋シェフが、鶏むね肉を使って誰でも簡単に名店の味が再現できる絶品唐揚げの作り方をプレゼントしてくれました! 用意するものはこちら photo 材料(4人前) ・鶏むね肉…1枚 ・竹炭パン…適量 ・ブロッコリー…1個 ・溶き卵…適量 ・小麦粉…液量 ・塩こうじ…小さじ1 ・塩、こしょう…少々 ・ごま油…適量 ・ケチャップ、マヨネーズ…適量 永尾アナ: 「炭パン!?こんなのって、スーパーに売ってます?」 脇屋シェフ: 「売ってますよ。竹炭パン自体が低カロリーになっているので。むね肉も低カロリーでしょう?」 永尾アナ: 「ヘルシーなんですね!」 通常唐揚げは、小麦粉と片栗粉を使いますが… photo 手でちぎったパンを低温のオーブンで焼き、乾燥させると荒さが出て、サクサク食感になるんだそう! その後、鶏むね肉の皮を取り、均一に切り分けます。 photo 脇屋シェフ: 「火の入れ方をちゃんとするために、必ず同じ大きさにすることが大切です」 そして塩とこしょう、塩こうじで味つけ。よく揉んで味をなじませましょう。 photo 最後に卵にくぐらせた鶏肉に、小麦粉と手作りのパン粉をつけ、お団子のようにしっかり握れば下準備は完了!ここから揚げていきます。 脇屋シェフ: 「温度は下がっちゃうんですよ。170℃くらいになっちゃうことを考えて、高くしてあります。ここからタイマーをかけて2分間」 photo 190℃の油に鶏肉を入れ、2分ほど揚げたら、取り出して4分間置きます。 油から取り出したあと置くことによって、余熱でゆっくり中まで火が通り、一番おししい食べごろになるんだそう! 最後は、刻んだブロッコリーを電子レンジで温め… photo 脇屋シェフ: 「ここに、三角を作ってください」 永尾アナ: 「三角?ツリーの形ってことですか!」 ブロッコリーを三角形に飾りつけ、クリスマスツリーの幹になる部分に唐揚げを置きます。 最後に、ブロッコリーをケチャップやマヨネーズなどで飾れば完成です! photo さっそく永尾アナが実食! まずは、チャイナライスケーキから。その感想は…? photo 永尾アナ: 「最高!!うま味たっぷりのバターがいいですね…。“しょうゆご飯”じゃないです!ふわーっとバターの香りがして、リッチな味わいです」 鶏むね肉の唐揚げは… 永尾アナ: 「柔らかい!ジューシー!本当にむね肉ですか!?全然パサパサ感もないし、衣がサクサクですね。100個くらい食べたい!」