コロナ禍で外出しにくさを感じる人が増える今、家でできる新しい趣味として「ソープカービング」というアートが注目されています。
こちらの芸術的な作品、すべて石けんでできているんです!
石けんに彫刻をしているため、見た目はもちろん、置いておくだけで芳香剤の代わりになり、さらには、家で余っている石けんを有効活用できるというメリットも!
今回、藤本万梨乃アナウンサーがクリスマスにぴったりの飾りになるソープカービングを教わったのは、ソープカービングの達人・海老原記志江さん
海老原先生:
「では、テスト代わりに見本のように彫ってみてもらっていいですか?」
まずは、丸い石けんに溝を彫る練習でスキルチェック。藤本アナの実力やいかに?
藤本アナ:
「えい!…ああ、これじゃ修復不可能ですね…。先生、大丈夫そうですか?」
海老原先生:
「“凡人”って感じですね・・・(苦笑)」
溝を彫るつもりが、穴を掘ってしまった藤本アナ。
しかしソープカービングは、こんな不器用な藤本アナでも簡単にできるんです!
まず最初に作るのはオーナメント。
種類はいろいろありますが、今回は星形を作ります。
使うものは、2色の丸い石けんと包丁、スプーンとクッキーの抜型です。
まずは黄緑色の石けんを半分にカットし、石けんの表面を残すように内側をスプーンで削ります。
藤本アナ:
「いい香りがしますね~」
石けんを削ってドーム型になったら、クッキーの抜型を押し当て、型抜きをします。
今度は黄色い石けんを薄くスライスしていきますが…
藤本アナ:
「ああ、先生、全然オッケーじゃないです・・・」
キレイに切れなくても大丈夫!周りをカットし、黄緑色の石けんの内側にはめ込みます。
黄緑色の石けんの残り半分を接着剤でくっつければ…
オーナメントの完成です!
つなぎ目にはリボンをつけると、よりかわいくなりますよ。
オーナメント作りで出た削りかすも無駄にはしません。
包丁でみじん切りにしたと、少量のお湯を入れてこねていきます。
団子のように丸く成形すれば…
削りかすが、色鮮やかな石けんとして再利用できるんです!
続いて教えていただくのは、ミニクリスマスツリー。緑色の石けんを用意してください。
石けんを4等分にカットした後、三角すい目指して削っていきます。
海老原先生:
「りんごの皮をむくのと同じ感じで、丸くしていってください」
藤本アナ:
「皮むき…。あんまり、したことないですね…(笑)」
藤本アナは、かなり厚めに削っています…。でも大丈夫!しっかり完成させましょう!
ツリーの原形が出来上がったら、ストローを用意します。
ストローを5センチほどの長さに切り、先端をこのようにカットして使います。
海老原先生:
「丸くなっているところを斜めに刺す。下の方から上に向かって刺していきます」
ストローを下から上に向かって刺し、表面を少しめくりあげるようにするのがポイント。
これを下まで繰り返し彫っていくと…
藤本アナでも、かわいいミニクリスマスツリーが作れました!
続いては上級編、松ぼっくりです。茶色の石けんご用意ください。
まずは卵形になるよう包丁で削っていきます。そこから松ぼっくりの形を目指すのですが…。
海老原先生:
「カッターナイフで彫っていきます」
藤本アナ:
「難しい…先生、もうボロボロです!なんですかこれ!!」
海老原先生:
「ミノムシみたい!(笑)」
藤本アナには難しいようなので、先生にお手本を見せていただきました。
1刀目で深めに切り込みを入れ、2刀目でその下をスライスし、立体感を出すのがポイント。
この作業を繰り返していくと、松ぼっくりの完成です!
今回作り方を教わったオーナメントがこちらです。皆さんもぜひ作ってみてはいかがですか?