
2020.09.17 update
最終回ゲストに土村芳さん、
朝加真由美さん、入山法子さん、
伊勢志摩さんの出演が決定!
豪華キャストが集結し、ついに迎える運命の最終話!
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』9月24日(木)の最終回に土村芳さん、朝加真由美さん、入山法子さん、伊勢志摩さんがゲスト出演することが決定しました。土村さんは、てんかんの持病がある妊婦・向坂千歳(さきさか・ちとせ)を、朝加さんは千歳の出産を心配する母・向坂世津子(さきさか・せつこ)を演じます。実力派二人が演じる親子役に注目してください。そして、入山さんは子宮頚管(けいかん)長の短縮で入院している妊婦・星名優(ほしな・ゆう)を、伊勢さんは助産師の木下佳純(きのした・かすみ)をそれぞれ演じます。
土村さんは、2016年にNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で、厳しいオーディションを勝ち抜き、ヒロインの親友役として連続ドラマ初レギュラー出演。以降、『病室で念仏を唱えないでください』(2020年/TBS)、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(2019年・日本テレビ)など、数々の話題作に出演。第73回カンヌ国際映画祭選出作品にもなった『本気のしるし 劇場版』(10月9日公開)ではヒロインを務めるなど、ドラマ・映画に引っ張りだこの人気女優ですが、フジテレビドラマへの出演は今作が初めてとなります。朝加さんは、1月期の木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』にもゲスト出演していますので、2期連続での木曜劇場出演に。入山さんは現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』の第9週(5月25日~29日)に出演。入山さん演じる希穂子の悲しい恋物語が描かれた第9週は視聴者の涙を誘い、新型コロナウイルスの影響で、8月に再び第9週が再放送されると、「何回見ても泣ける」と入山さんの演技が再び注目を集めました。また、伊勢さんは「大人計画」に所属し、さまざまな作品で強烈なインパクトを残している名バイプレーヤーですが、フジテレビドラマへの出演は『リーガルハイ』(2013年)以来、7年ぶりとなります。
そんな個性豊かなゲストを迎えてお送りする最終回は、土村さんが演じる千歳と、入山さんが演じる星名、二人の妊婦の物語が描かれます。千歳は妊娠35週目の妊婦。母の世津子と二人暮らしですが、世津子はてんかんの持病がある千歳の出産について「普通の妊婦とはちがうんだから」と心配。千歳が毎日てんかんの薬を飲んでいるかを念入りに確認しています。そんな世津子の心配をよそに、千歳はこっそりてんかんの薬を捨てていました。なぜ千歳は薬を飲まずに捨てるのか、そこには千歳の世津子に対する幼少期からのある思いが…。一方、星名は千歳と同じ部屋に入院し、千歳が薬を捨てていることを唯一知る人物。薬が及ぼす胎児への影響は妊婦の二人にとって最も不安な要素のひとつ。自身が抱える病気と向き合いながら、ついに出産の日を迎えることになるのですが…。また、第一話で萬津総合病院の産婦人科に研修医として来ていた道場健太郎(みちば・けんたろう/前原滉)が、再び登場。今回は研修医としてではなく、別の形で登場することとなる道場にもご注目ください。
そして、薬剤部メンバーの心を苦しめる、瀬野章吾(田中圭)が患うステージ4の重複がん。本日放送の第十話では、副腎がんへの有効な手立てが見つからない葵みどり(石原さとみ)に、七尾拓(池田鉄洋)が海外に副腎がんへの有効性が認められる治験薬があると教えます。しかし、リスクの高いその治験薬を使用するには問題も多く、瀬野への治験薬の投与は、薬剤部のみならず、病院内全体の物議を醸すことに。果たしてみどりは瀬野への治験薬の投与を進めることができるのでしょうか?そしてその薬は、瀬野の命を救う決め手となるのでしょうか?いよいよ全てが明らかとなる最終回をぜひお見逃しなく!
土村芳さんコメント
「人から言われたことや自分の願望が、いつの間にか言葉の呪縛となって自分を苦しめていることってあると思うんです。千歳にとってはそれが“普通”という言葉。今回出演させていただくにあたり、私自身も考えさせられました。薬との向き合い方、自分との向き合い方にそっと寄り添ってくれるみどりさん達の存在に、かたくなな心が解けていく温かみを覚えました。一人でも多くの方にこの物語が届きますように」
朝加真由美さんコメント
「私が演じる世津子の最初の印象は“世間から孤立している母親”でした。でも監督のきめ細やかな舞台づくり、演出の中で、それは“何が何でも娘を守るんだという強い意志”の表れなのだと深く理解しました。私も娘を持つ立場として、この母親がどんなに精神的につらかったか、痛いほどに感じました。最終回から撮影に参加することは、何年この仕事をしていても緊張することですが、監督や主演の石原さとみさん、スタッフの皆様が入りやすい環境を作ってくださったおかげで、安心して演じることができました。少しでも多くの方にご覧いただけたらうれしいです」
入山法子さんコメント
「出演のお話をいただく前から、一視聴者として拝見していましたので、台本をいただいたときはいち早く読みたいような、終わってほしくなくて読みたくないような、みどりさんたちをのぞき見するような気持ちで拝読しました。お薬を内服することは、大きな願いと共に、同じくらい大きな不安があると思います。最終話は、小さな命を授かった妊婦さんたちのお話です。複雑な心境を生きる人たちをとても丁寧に描いてくださり、現場では気持ちも引き締まりました。ぜひご期待ください」
伊勢志摩さんコメント
「台本を読むだけで病院の日常がリアルに目に浮かびました。ナースステーションでのちょっとした和み時間、救急の搬送、緊急の手術。医療スタッフは切り替えのプロでもあるのですね。私が実生活でお世話になった助産師さんは本当にパワフルで頼もしくて前向きな方です。“後ろを向いている暇など一切ない!”という感じの人。彼女を念頭に置いて演じました。最終回です。でも“そして人生は続く”のです!お楽しみに」
野田悠介プロデューサー
「妊婦さんにもさまざまな病気を抱えながら出産に向かっていく方が大勢いらっしゃると思います。持病のために薬を飲み続けながら出産をされる方、子宮収縮抑制剤でコントロールしながら出産される方。ただ、薬の副作用が出たりした時、自分自身も副作用でつらいのに、お腹の中にいる赤ちゃんに対しても良くないんじゃないか、元気に生まれてきてくれるだろうかと不安は絶えないと思います。そんな悩みを抱える妊婦を土村芳さんと入山法子さんに、妊婦の母を朝加真由美さんに繊細かつ丁寧に演じて頂きました。知られざる薬剤師の新たな一面をこの最終回でお届けできると思っております。ぜひ、ご覧ください!」