
2020.07.30 update
第四話ゲストに、伊武雅刀さん、久保田紗友さん、 菅原大吉さん、宮田早苗さんが出演!
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』、8月6日放送の第四話に伊武雅刀さん、久保田紗友さん、菅原大吉さん、宮田早苗さんがゲスト出演することが決定しました。
第四話は、みどり(石原さとみ)と近しい人物たちの知られざる素顔が明らかとなります。みどりやナカノドラッグに勤務する薬剤師・小野塚(成田凌)が通う中華料理屋『娘娘亭』の店主・辰川秀三(迫田孝也)の父であり、末期の胃がんで萬津総合病院に入院している太一を伊武雅刀さんが、秀三の娘で摂食障害に苦しむ高校生・樹里を久保田紗友さんが演じます。みどりと小野塚が『娘娘亭』で食事をしていると、息を切らせながら、店の扉を開けて帰ってくる樹里。秀三が「おかえり」と言っても、無視して奥の部屋に入っていく顔色の悪い樹里をみどりは心配しますが、秀三は「年頃の娘ってのは困っちゃうよね」とあっけらかんとした様子。しかし、後日樹里は意識を失い、萬津総合病院へと搬送されます。秀三の知らないところで、樹里は摂食障害に悩まされていたのです。摂食障害は周囲の環境によっても引き起こされるため、みどりが秀三に環境に変化がなかったか聞くと、秀三の父で樹里の祖父・太一が、末期の胃がんで萬津総合病院に入院していることが明らかになります。
また、菅原大吉さんは、車の事故による外傷性頸部(けいぶ)症候群、いわゆるむち打ちで萬津総合病院に入院している患者で、薬剤部の羽倉龍之介(井之脇海)の父・龍一を、宮田早苗さんは龍之介の母・志帆を演じます。志帆は、龍一の入院をきっかけに、息子との久しぶりの再会に喜ぶが、龍之介はどこか浮かない表情。志帆は、龍一の入院先を萬津総合病院にしたことを、龍之介に事前に伝えていませんでした。「こうでもしないとお互い会ってくれないでしょ?」と言う志帆に、いつも明るい龍之介は「余計なことするなって!」と声を荒らげます。さらに、龍一は医者だということも判明し、驚く薬剤部一同。龍之介と龍一の複雑な親子関係とは?
辰川太一役を演じる伊武さんは俳優のみならず、声優、ナレーターなどでも活躍。昨年は、月9ドラマ『シャーロック』で、事件の鍵を握る謎の老人を演じ、アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』では磯野波平役を演じるなど、幅広い役を演じ、常に視聴者を魅了し続けています。また、石原さとみさんと販田聡子役の真矢ミキさんとは、第一生命のCM「第一でナイト」シリーズ(2004年)で、デビューまもない石原さんがナイト役、真矢さんがクイーン役、伊武さんがキング役として共演しています。
辰川樹里役の久保田さんは、『M 愛すべき人がいて』(2020年・テレビ朝日)や『過保護のカホコ』(2017年・日本テレビ)など話題作に引っ張りだこで、注目の若手女優。フジテレビ系連続ドラマへの出演は、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(カンテレ制作・2016年)以来、約4年ぶりとなります。
羽倉龍一役の菅原さんはシリアスドラマからコメディーまで、さまざまな役柄をこなすベテラン俳優。また、羽倉志帆役の宮田さんも映画、テレビ、舞台、CMと数多く出演し、演劇界に欠かせない存在の実力派女優です。
辰川家と羽倉家、それぞれの家族が抱える悩みや葛藤が描かれる第四話では、実力派俳優たちが、個性あふれるキャラクターたちが織りなす人間模様を彩り豊かに演じます。そして、患者やその家族がそれぞれの立場で抱える感情に寄り添いながら、“大切な日常”を守るために、ひとりひとりと向き合っていくみどりたちの姿を、ぜひご覧ください。
伊武雅刀さんコメント
「ほぼ3カ月間の“無撮影”で、自粛生活明けの仕事が、“死が目前に迫った老人がん患者”の役でした。世界中で死者が増え続け、死というものにまひしてしまったような今、ひとりの人間の死をめぐり、それを取り巻く家族の葛藤は、まさに今だからこそ見ていただきたい物語です。幸せな最期を迎えるためには、どうすればいいのか、その答えが見つかるかもしれません」
久保田紗友さんコメント
「撮影は短い期間でしたが、アットホームな現場でとても居心地が良かったです。私が演じる樹里はおじいちゃん子なのですが、私自身もおばあちゃん子なので、気持ち的に重なる部分がありました。伊武さん演じるおじいちゃん(太一)が本当に愛おしく、がんと闘っている姿は心が痛かったですが、それでも前を向いて進んでいこうとする家族の絆、寄り添ってくれる葵さんや薬剤師の皆さんのあたたかさに、感謝しながら演じることができました。ぜひ、放送を楽しみにして下さるとうれしいです!」
菅原大吉さんコメント
「今回台本を読んで薬剤師さんのお仕事に対して、“なるほどそうだったのか”と初めて知ることができ、ふだんお薬をもらう時もちゃんと薬剤師さんの話を聞かなければと思わされました。今回の役どころは自分を過信し人の話を聞かない、自分中心に物事を判断する人。それが故に子どもとの間にあつれきがあり、思い悩む。現在、跡取り問題で悩んでいる方が多くいると聞きます。家族という近い存在だからこそ、相手を思いやる心がすれ違い、素直に表現できないという薬剤師の息子、医者の父。ドラマを見た皆さんに少しでも“子どもの時からの家族との関わり”に思いをはせていただけたら幸いです」
宮田早苗さんコメント
「コロナ禍での、医療ドラマです。医療に関わることだけでなく、少しでも自分のできることを、助け合うことを、人に寄り添うことを、薬剤師の活躍を通じて、ドラマの最終話まで、一緒に私も考えたいと思います」
野田悠介プロデューサー
「壊れてしまった家族の絆と埋まらない家族の確執。バラバラになった2つの家族がどのように再生するのかが見所です。薬剤師ならではの気付きと解決方法にもぜひ、ご注目ください!」