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2020.03.05 update

真矢ミキさんが木曜劇場初出演!薬剤部の部長役で石原さとみさんの上司に!でんでんさん、池田鉄洋さん、迫田孝也さんの出演も決定!

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』に、真矢ミキさん、でんでんさん、池田鉄洋さん、迫田孝也さんの出演が新たに決定!実力派ベテラン俳優陣が織り成す名演がストーリーにどんなスパイスを加えてくれるのか注目です。

真矢ミキさんが今作で演じるのは萬津(よろづ)総合病院薬剤部の部長・販田聡子(はんだ・さとこ)。石原さとみさん演じる葵みどりの上司です。部下に気を遣う上司として、新人の相原くるみ(西野七瀬)に対しても細心の注意を払って優しく接します。ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司像の販田ですが、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さもあり、「そんな人間くさい部分が販田の面白さ」と真矢さんは話します。これまでさまざまな上司を演じてきた真矢さんですが、販田はこれまで演じたことのない全く新しい上司像。温厚な中にしたたかさやずる賢さを秘める、ひねりの効いたキャラクターをどんな表現で見せてくれるのか注目です。そんな真矢は意外にも今作が木曜劇場初出演。今作で初共演を果たす石原さんについて、「いつもビタミンを発射しているような方」と話し、「みどりは彼女にぴったりな役」と真矢さんは太鼓判を押します。真矢さんと石原さんがどんな共演シーンを見せてくれるのか、ご期待ください。

一方、でんでんさんが演じるのは、“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師の荒神寛治(あらがみ・かんじ)。医薬品情報を専門的に管理するドラッグインフォメーション室(通称:DI室)の責任者です。ひょうひょうとした物腰の柔らかい雰囲気で、たとえどんなに厄介な患者でも荒神を前にすれば不思議とクールダウンしてしまいます。一体、どんな“魔術”を使って患者の気持ちを落ち着かせているのでしょうか?唯一無二の演技派俳優、でんでんさんが魅せるテクニックをお見逃し無く!

池田鉄洋さんが演じるのは薬剤部副部長の七尾拓(ななお・たく)。薬剤部メンバーの中で独特な空気感を漂わせる不気味な男。治験管理を担当する七尾は、薬の開発の臨床試験で実績を上げ、その優秀さゆえに他のメンバーとは一線を画した“治外法権”の立場にいます。薬剤部の“ワンチーム”を描く今作ですが、七尾はみどりたちの味方なのか、それとも・・・!?演じる池田さんは石原さとみさんと法医学ミステリードラマ『アンナチュラル』(18年、TBS)で共演していて、「大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!」と期待に胸を膨らませています。個性派俳優、池田鉄洋さんが創造する不気味な七尾からも目が離せません。

そして、迫田孝也さんが演じるのは中華料理店・娘娘亭(にゃんにゃんてい)の店主、辰川秀三(たつかわ・しゅうぞう)。辰川は萬津(よろづ)総合病院では“待たせると激ギレする”として有名な外来患者。辰川の扱いには薬剤部メンバーの誰もが手を焼いています。みどりは客としてたびたび来店し、謎の青年、小野塚綾(清原翔)と出会うのも娘娘亭です。娘娘亭での団らんが、普段仕事で気を張っているみどりたちにとって、ほっと一息つける癒やしの時間となります。

真矢ミキさん、でんでんさん、池田鉄洋さん、迫田孝也さんといったベテラン俳優陣が脇を固める今作!豪華かつ個性豊かな顔ぶれがそろい、ますます期待が高まる今作にどうぞご期待ください。

真矢ミキさんコメント

台本を読んだ感想は?
薬剤師の仕事内容の濃さ、深さ、知識量に驚きましたし、“もっと薬剤師さんに頼ってもいいんだ”と思いました。私が通っている薬局にとても親切な薬剤師さんがいらっしゃるんですが、その方は私が処方された薬と直接関係ないことまで丁寧に教えてくださるんです。そのとき、これからはこの薬局に来ようと決めました。このドラマはすごく身近な、私たちの生涯に関わっている人たちを描く物語なんだと思いました。
販田はどのような人物と捉えていらっしゃますか?
上司に気を遣う一方で、新人に対しても“取扱注意”のように接しなければいけないという、今の時代を象徴するような、組織の中間ポジションに位置する女性です。一方で、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さを持っています。販田と同世代の方には、“上司だってズルさがなければ生き抜けない”という人間くさい部分は共感していただけると思いますし、その内面が視聴者の方に伝わればうれしいです。販田は一ひねりどころか、二ひねりも三ひねりもあるので、体操選手だったらきっとカッコイイ着地を決められるんじゃないでしょうか(笑)。いとおしきズルさを出していきたいですね。
石原さとみさんの印象は?
石原さんがまだ10代の頃、CMの現場で初めてお会いました。演技でご一緒するのは今回が初めてです。当時はオンオフのない、天真爛漫(らんまん)な子。先日、別の番組でお会いしたとき、“真矢さーん!”って明るく話しかけてくれて、その気さくな雰囲気はあの頃と全く変わっていなかったですね。いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好きです。彼女はキャラクターの嫌な部分や、かすかな影の部分もちゃんと表現できる俳優。だからこそ演技に振り幅も生まれると思うし、彼女の表現が私は大好きです。今回の役も彼女にぴったりだと思いますね。
視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。
“薬剤師さんって私達の生涯をこんなにしっかり支えてくれているんだ。そして、調剤された薬には、こんなに人の思いが詰まっていたんだ”ということを感じていただけると思います。テクノロジーが進化する一方で、今の時代は少し閉鎖的に感じることもありますが、そんな時代だからこそ、このドラマでは温かみを感じられる場所を描いていきます。私はこの作品に出会って、いろんな薬局にいってみようと思いました。私たちの心が温かくなれる場所が、家族や仲間以外の場所にも、探せばあると思うんです。

でんでんさんコメント

台本を読んだ感想は?
薬剤師さんの話、大変面白く読ませてもらいました。一見楽そうにみえる仕事と思っていましたが、失礼しました。行きつけの薬局で円形脱毛症になった薬剤師さんがいます。やっぱりストレスでしょうか。実態を知ると、病院通いの多くなった自分としてはただただ、“ありがとうございます”の一言です。
薬剤師という職業についての印象は?
“お薬変わりましたね”の一言が大変重みのあることを知りました。お薬手帳も忘れないように心がけます。
視聴者のみなさまへのメッセージをお願いします。
知らない世界の楽屋話は興味が湧きますね。回を重ねるごとに面白くなります。ご期待ください。

池田鉄洋さんコメント

台本を読んだ感想は?
こんなに面白い原作、そしてすばらしい脚本のドラマに出演させていただけることがとても幸せです。大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!
薬剤師の印象は?
薬剤師の皆様には家族がいつも本当にお世話になっていまして、お仕事で必要な心遣い以上の優しい説明にいつも安心しています。人の命に関わるお仕事を尊敬します。
視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。
脚本読んで、既に泣きました。見逃し禁止の傑作になると思います。今から既にプレッシャーです。お楽しみになさってください。

迫田孝也さんコメント

今まであまりフィーチャーされてこなかった“薬剤師”という職業の魅力を、この作品を通して皆さんにお伝えできることを大変うれしく思います。私は中華料理屋の店主ですが(笑)。寡黙に働く職人のようなイメージを持っていますが、医師により処方された薬が我々の手に届くまでに、いったいどんなドラマが待っているのか!?そして、私の中華料理を食べた葵みどりはどんな表情をみせてくれるのか!?ぜひご期待下さい!

野田悠介プロデューサー

薬剤部部長の販田聡子は医師、看護師、薬剤師の部下などさまざまな所の板挟みにあっている人物です。今の管理職を象徴するような部下に気を使う上司。管理職や上司を数々演じてこられてきた真矢ミキさんですが、今まで見たことがない最もチャーミングな真矢ミキさんをお届けできると思っています。DI室の薬剤師の質で、薬剤部のレベルが測れると言われています。そこにいる荒神寛治。魔術師と言われた男をでんでんさんがどのように演じるかにご注目下さい。治験管理を担当している七尾拓は、薬に真摯(しんし)に向き合う男。みどりたちとは違うアプローチで薬に向き合っています。池田鉄洋さんに演じていただくことで、さらにミステリアスな雰囲気が増すと共に、七尾の抱えている苦悩を色濃く表現していただけると確信しています。中華料理屋の店主の辰川秀三は、料理をこよなく愛している人物で、その中華料理屋からさまざまなドラマが生まれます。迫田孝也さんならさまざまな表情を引き出していただけると思い、お願いさせていただきました。

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