6月25日 オンエア
真実を見破れ! あなたの見えない世界!
 

『足が細すぎる少女』

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少女を写した この写真、明らかに足が細すぎる。 一体どういうことなのか?
その真実は、写真にはっきり写っている。 足をよーく見てみると…そう、足が細く見えていたのは、持っているポップコーンが地面の色と同化していたため。

『海の上を歩く男』

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海の上を歩く男性。 だが、ワイヤーで体を吊るしているわけでもなければ、CG合成なども一切していないという。 まるで神話の世界!!

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実はこれ…海の「上」ではなく、海の「中」を捉えたもの。 この男性は、海の中に潜って、逆さまの状態で、水中から海面を蹴って、歩くように足を動かしているのだ。
簡単そうにやっているが、実は非常に難しい。 肺に空気を溜めるため、人間の体は 上半身の方が浮きやすい。 逆さまの状態を保つにためは、上半身の浮力を抑え バランスをとる必要があり、相当な筋力が必要なのだ。

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極め付きは、海中で逆さまに座禅! 手足を動かす方が、バランス調整がしやすいため、全く動かないこの姿勢は、より難しいという!
おこなっているのは、ダイビングのチャンピオン経験もある、フリーダイバー兼 カメラマンのフランシスコさん。 海中での多様な経験と豊富なテクニックで、幻想的な映像を作り出していたのだ。 タネは実にシンプルだが、驚異的な身体能力あってこその芸術作品だった。

『放置された廃バス!実は…』

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建物の一角に置かれた廃バス。 タイヤはなく、焼け焦げ、ボロボロの状態で放置されている。
実はこのバス、本物のバスではない。 CGも一切使われておらず、絵で描かれたものだという! しかし、よく見ると…バスの上に人がのっている。 この男性は絵ではなく、実際にそこに座っているというのだ。 あなたは この不思議な世界の真実を見破れますか?

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時間を遡ってみると…バスの絵が消え、現れたのはコンクリートブロック。 大きさこそバスのサイズだが、細かな凹凸は一切ない。
つるりとした四角いブロックにバスの外観や内部空間を立体的に表現していたのだ。 そのためには、カメラの位置に対して、影の出方や、座席、荷棚などの角度を緻密に調整しなければならない。
正面から見ると 歪んだ絵にしか見えないが、先ほどの角度から見ると…実際にそこに廃棄されたバスがあるかのように立体的に見えるのだ。

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この作品を作ったのは、バスの上に座っていた男性、ポルトガルのアーティスト、オディスさん。 幼少期から絵を描くのが大好きだった彼は、独学で絵の腕を磨き、ストリートアートによって才能が開花。 現在は、壁だけでなく、床や建造物を利用したアートも手がけている。

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こちらは、2つの壁面とコンテナを利用した作品。 壁にはカンガルーを、そして下のコンテナには車を! まるで車に大きなカンガルーが乗っているかのように見える! コンピューターなどは一切使用せず、カメラの位置から何度も作品を確認しながら、立体的に見えるように調整を加えるという。
オディスさんがこれまで描いた作品は、200点以上。 しかし、その多くは、街や廃墟などの壁を利用しているため、残っていないものも多いという。 空間や物体を生み出す魔術師、次なる作品に注目だ。

『川を泳ぐ謎の巨大生物』

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中国を流れるアジアで最も長い川、長江。 去年、この長江で撮影されたある動画がSNSに投稿され、大きな反響を巻き起こした。
その映像が、こちら。 川面に浮かぶ黒い生物、その長さは、推定15メートル。 巨体をくねらせ、川の流れに逆らうように泳いでいる。

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この動画は世界中に拡散され、中国版ネッシーとイギリスの国営放送も取り上げる騒ぎに! ネットでは、巨大な水ヘビ、巨大ウナギ、はたまた伝説の生物「竜」ではないかと、様々な憶測が飛び交う騒動にまで発展。
そんな中、謎の巨大生物が捕獲された! あなたには見えているか? 中国版ネッシーに隠された真実が!

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中国版ネッシー、その正体は…長さ20メートルほどのゴムチューブ! 近くの造船所で廃棄され、何らかの理由で川に流れ出したもの。 それが、この騒動の真相だった。
ゴムチューブの一部が川底に引っかかっていたため、生き物が 体をくねらせ、流れに逆らって泳いでいるように見えたのだ。 中国に突如現れた巨大生物。 それは、廃棄物と自然が作りだした偶然のトリックだった。

『衝撃の珍生物!異世界の猿!?』

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イギリスの動物園で撮影された猿。 よく見ると、手にスマホを持っている! 異世界の進化した猿!? ではなく…実は 猿の手のように見えていたのは、ガラスに反射した撮影者の手。 服の袖口が、絶妙に 猿の体から伸びているように見えたのだ。 よくある反射が奇跡的に生んだ珍生物だった。

『どうやって作った? 繋ぎ目のない椅子』

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こちらの木製の椅子。 少し 変わったデザインではあるが、特別 不思議な点はないように見える。 だが、よく見ると、木と木のつなぎ目がどこにもない! 釘や接着剤でパーツを組み立てた様子が見当たらないのだ。
しかし、この椅子、1本の木から彫り出したものではなく、3Dプリンターで製作したわけでもないという! あなたには この椅子に隠された真実が見破れますか?

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つなぎ目が一切ない不思議な椅子の材料となる木材を育てている場所には、奇妙な形の木が…それを切り、運ぶと…これは!椅子!?
そう、椅子を作るための木ではなく、椅子の形をした木。 この椅子を作っているのは、イギリスの芸術家で家具職人のギャビンさん。

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植えられているのはヤナギの苗木で、柔らかく、加工しやすいのが特徴。 苗木が 椅子の形をした型に沿って成長するよう、方向を調整しながら栽培していたのだ。 椅子の形に育つには、デザインにもよるが、5年〜10年はかかるという。
耐久性にも優れており、もちろん 座ることもできる! 気になる お値段は…日本円で67万円から!

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それにしても、いったいなぜ、こんな手間のかかることを始めたのか?
キャビンさんは、木を加工して作る家具を何か別の方法で作れないかと考えていた時、幼い頃に見た盆栽を思い出し、この方法を思いついたという。 中国から日本に伝わり発展した盆栽は、より美しい樹形を作るため、針金を使い、幹や枝の方向を矯正する。 ギャビンさんは、この方法を応用したのだ。

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キャビンさんが、家具を育てはじめたのは、今から14年前。 ようやく第一弾の家具たちが収穫され、完成品となって販売されるまでに9年の月日を要したという。
現在はサッカーコートほどの大きさの場所に、家具の木が500本! 毎年20脚のペースで出荷しているという。 つなぎ目のない不思議な椅子は、時間と愛情をかけて育てられた アンビリバボーな家具だった。

『チェコの車のCM』

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今から5年前に制作された、チェコの自動車メーカーのCM。 中央の青い車を紹介するものなのだが…冒頭には『注意力のテストです』というメッセージが。
映像の中の風景にある変化が起こります! あなたは その変化を見破ることができるだろうか?

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映像は、同じ場所を映し続けているが、何度か黒いブランクが入る。
テスト開始前の風景をと比べてみると…
青い車以外全てが変わっている! 建物や空の色、窓の形、黒い車の種類。 バイクに至っては自転車に変わってしまっている。

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これほどの変化に 我々はなぜ気づかないのだろうか? それには、映像の間に入る、コンマ数秒のブランクが関係している。
画像の間にブランクが入ると、それまで見えていた情報が リセットされてしまうため、一部分が変わっても気づきにくいのだ。
「この車に見惚れたから、他の変化に気づかなかったんでしょ」というのがCMのキモ。 なんとも不思議な、見えているのに見えないCMでした!

『美しき夜景がまさかの…』

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函館の夜景を表現した作品、写真でも絵でもないという。
一体何で作られているのか? みなさん見破れましたか?

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実は、黒いキャンバスに丸いシールのみで作られた夜景だったんです。
実際の写真と比べてみても、シールだけとは思えないほど、光の特徴や奥行きを見事に表現。

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これを作ったのは…主婦で二児の母でもある、アーティストの大村雪乃(おおむら ゆきの)さん。
大村さんの製作風景を拝見すると…パソコン上に表示されているのは、本物の夜景写真。 これをベースに、シールに見立てた 丸い画像を夜景の明かりに合わせて配置していく。 光以外の不要な物は置かず、あえて簡略化することが より夜景に近い表現を可能にするポイントだという。

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実際の作品に使用するのは、100円ショップなどで売っている丸シール。 サイズ、色違いで、およそ150種類のシールを使い分けているという。
パソコン上で作成した画像を元に黒いキャンバスに、色、大きさ、位置などを細かく確認しながらシールを一枚一枚丁寧に貼っていく。 このサイズで 製作期間は およそ3週間。

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大村さんは、これまでに色々な場所の夜景をモチーフにした作品を制作。 まだまだ表現したい夜景は沢山あるという。
丸いシールでできた夜景は、本物の街の夜景と同じように、遠くから見ると美しくきらびやかに見える絶景アートだった。

『ある動物がしっかりと写っている』

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こちらはカナダで撮影された冬の牧場写真。 実はこの中に “ある動物” が写っている。
あなたには見えるだろうか?
その動物は、1頭ではなく大量にいます。

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中央から奥に向かって、枯れた草原のように見えていた部分、その手前側にいるのが…すべて羊! その数、実に550頭!
羊は 確かにそこにいるのにわからない! まさに、あなたの見えない世界!

『神ワザ! リアルな立体刺繍』

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一見、本物と見間違いそうになる程、リアルに作られた作品! 実はこれ、刺繍!
しかも、接着剤や綿などは一切使わず、糸のみで作っているという。 本物そっくりの立体感をどうやって出しているのか?

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これらの超リアルな立体刺繍を製作したのは、静岡県在住のクリエイター yacmii(ヤクミィ)さん。 その作り方とは…リアルさを求めるために450色以上の刺繍糸の中から、より本物に近い色を選択。
刺繍糸は、6本の細い糸がゆるく合わせられている。 一般的な刺繍では、作品に合わせて6本のまま使ったり、3本に減らして使ったりするのだが、ヤクミイさんは、これを1本にして使用する。

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ベースとなる布に、作品の輪郭を刺繍。 その中に 糸を何重にも重ねていく。 ビスケットの焼き色などに合わせて色を変えながら、糸だけで立体感を作り出していく。 立体感が出たところで、ベースの布を裁断。 こうして出来上がったパーツを組み合わせて、一つのビスケットが完成する。 制作期間は、平均 およそ1ヶ月。

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自らの作品を本物の中に混ぜた写真をSNSにアップすると…どれが刺繍なのかと思わず探したくなることから、「かくれんぼ刺繍」と呼ばれ、ネットで話題に。
本物そっくりの立体刺繍、その裏には、糸を何重にも刺繍していく地道な努力と、遊び心が隠されていた。

『リアルな絵! 何で描いた?』

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黒いキャンバスに描かれたリアルな虎。 非常に繊細なタッチだが、実はこれ、筆や絵の具は一切使用していない。
では、いったい、何で描かれているのか? この作品に隠された真実、見破れますか?

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絵をこすると、あっという間に消え去ってしまった。 いったい、どういうことなのか?
使っているのは白い粉…その正体は、塩!

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製作したのは、クロアチア人 アーティスト、ディノさん。 ディノさんは、世界でも珍しい塩アーティスなのだ!
下絵はなく、黒いキャンバスの上に、塩の量だけで濃淡を表現しリアルな絵を描いていく。 そのため、すぐに消えてしまうのだ。

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ディノさんがこの手法を思いついたのは、6年前。 もともとはリアルな鉛筆画を描いていたのだが、絵の描きすぎで手首を痛めてしまい、どうにか手首に負担をかけずに表現する方法を模索していた。 そんな折、粉を撒くという方法を思いついたのだという。
塩を使うことに決めたのは値段も安く、どこでも買えて、タッチがエアブラシで描く絵によく似ていたから。 ディノさんによると、完成した絵を一気に消し去るまでが、ひとつの作品なのだという。

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さらに、こんな作品も生み出した。 黒いキャンバスの上に塩で描かれていくモナリザ。 これまでの作品に比べ、不気味なタッチに仕上がっている。 だが、この作品、写真のネガのように色調を反転させると…美しいモナリザに早変わり! 実はディノさん、脳内で色調を反転した時のことを計算して、描いていたのだ! 黒いキャンパスに描かれた絵…それは、絶妙な塩加減で描かれた斬新なトリックアートだった。

『立体なのに絵!? マル秘技法』

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一本一本の毛並みまでリアルに浮かび上がるこちらの動物の顔。 まるで、そこに本物がいるかのような立体感がある。 しかし、実はこれ、絵の具だけで描かれている。
なぜ、これほどまでに動物の顔が立体的に見えるのか? 作品に隠された真実! あなたは見破れますか?

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実はこれ、アクリル板に一枚ずつ動物のパーツを描き、断層になるように重ねて作成された作品。 アクリル板を重ね合わせることで奥行きが生まれ、あたかも本物の動物がいるかのように立体的に見えていたのだ。

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この作品を作ったのは、現在、大学の博士課程で芸術を研究をしている、コロンビア人アーティスト、ゴメスさん。 6年前、絵で立体感のある動物を表現できないか考えていたところ、アクリル板を重ねて奥行きを出す手法を思いついたという。
様々な動物を、ヒゲ一本一本に至るまで表現。 緻密な作業を繰り返し、層にすることで、絵の具で描いたとは思えない立体感を生みだしている。

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最近では、動物以外に人物や風景の作品も製作している。
まるで本物のように立体的に見える動物の絵。 そこには、若き芸術家の繊細な技術とアイデアが閉じ込められていた。

『ガラクタが仰天アートに!』

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壁に掛けられた一枚の鮮やかな風景画、実はこれ、絵ではない。 作品に近づいてみると…なんと 立体!
しかも、よく見ると、おもちゃやプラスチックの破片など、ガラクタのようなものが寄せ集められている。 しかし 再び離れてみると、立派な絵画に!

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この不思議な作品は、アメリカ在住の芸術家、トーマスさんによって制作されたもの。 彼が作品作りに使うのは、ゴミ捨て場から拾ってきたガラクタ。 作品に使われているのは、多くがリサイクルできないプラスチック製品。 それらを 色付けや加工は一切行わず、捨てられた状態のまま、ネジや接着剤などを使って繋ぎ合わせていくという。

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トーマスさんは、作品についてこう話す。
「私の作品には二つの側面があります。芸術として認識される面と、価値のないガラクタとして認識される面です。一方から見ていた現実が、近づくことで崩れてしまう。つまり作品の本当の姿に気づいてもらうことで、消費社会に対する問題を提起しているんです。」

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その驚きの作品の数々を、ご覧いただこう。
近くで見ると、おもちゃや破れたネット、サングラスなどを、適当に重ねただけにしか見えないこちらの作品、それが蝶々に! 使われるガラクタの数は、大きな作品で およそ10000個。 奇想天外な彼の作品には、300万円以上の値がついたことも!

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大人気アーティストのトーマスさん。 近所の子供達からはガラクタおじさんと呼ばれ、今ではゴミを拾わずとも、世界各地から、材料としてゴミが届くのだという。
ガラクタを寄せ集めたアート…それは「使えなくなったらゴミ」という常識に、一石を投じる、エコなアートでもあった。