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池松壮亮さんが
フジテレビ系連ドラ初出演!
水季の職場の同僚で、
母を亡くした海に優しく寄り添い続けてきた青年役。
初回放送日が7月1日(月)に決定!
初回30分拡大でお届け!

『海のはじまり』に、池松壮亮さんの出演が決定。さらに初回放送日も7月1日(月)に決定し、30分拡大でお届けします!

フジテレビ系連続ドラマ初出演となる池松壮亮さんが演じるのは、海の母親・水季と同じ職場で働いていた青年・津野晴明。

今作で池松さんが演じるのは、南雲水季が夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚・津野晴明(つの・はるあき)。津野は、水季が海といられないときに海を預かってあげたり、保育園のお迎えに行ったり、シフトの調整をしたりと仕事面だけでなく、さまざまな場面で育児や生活についても水季と海を支えてきました。水季の葬儀で、海がひとりぼっちにならないようにそばにいるときに偶然、月岡夏(目黒蓮)と出会います。名前だけ聞いていた海の父親と初めて対面した津野は、夏が水季の事情を何も知らないことを知り「この7年のこと、ほんとに、何も知らないんですね」と言い放ちます。感情の整理ができていない津野は…。

池松さんは2001年に劇団四季のミュージカル『ライオンキング』のヤングシンバ役で俳優デビュー。2003年には『ラスト サムライ』で映画初出演、ハリウッドデビューを果たし大きな注目を集めました。その後、数々の作品に出演し、映画『紙の月』(2014年)や映画『ぼくたちの家族』(2014年)で見せた繊細ながらも力強い演技が評判を呼び、『第38回日本アカデミー賞』新人俳優賞を始め、数多くの助演男優賞を受賞。以後も多数の映画賞を受賞しています。近年では、映画『宮本から君へ』(2019年)、映画『ちょっと思い出しただけ』(2022年)、映画『シン・仮面ライダー』(2023年)、映画『白鍵と黒鍵の間に』(2023年)、映画『ぼくのお日さま』(2024年9月公開予定)など、話題作品に出演し、さまざまなキャラクターを見事に演じ分けるなど、高い表現力で見る者を魅了し続けています。テレビドラマでもその活躍は輝きを増し、大河ドラマ『風林火山』(NHK総合/2007年)や『MOZU』(WOWOW×TBS共同制作/2014年)のseason1やseason2など話題作品に出演。その活躍は多岐にわたっています。フジテレビ系連続ドラマ初出演となる池松の表現力にもぜひ注目してください。

池松壮亮さんコメント

今作の出演オファーを受けての印象を教えて下さい。
「これまでほとんどドラマを通ってこなかった自分に、このような作品のオファーが届いたことに初めは驚きました。『silent』以降、素晴らしい物作りをされるチームがあるといううわさを耳にしていました。場違いにはならないか、自分が参加することでこの既に素敵(すてき)なドラマを少しでもより良いものにできるのか、考える時間を沢山いただきましたが、プロデューサーの村瀬さんと出会い、生方さんの生み出す脚本に出会っていくうちに、深く、確かにこの物語に魅了されていくのを感じました」
台本を読んでの印象について。
親子とは何なのか、過去と今と未来と共に生きながら、人が人を想(おも)うとはどういうことなのか。この壮大なテーマに、丁寧に心を込めて向き合い、ダイナミックに挑むこの脚本に大きな感銘を受けました。さまざまな愛の形があり、私たちがつながりの中で生きていることを思い出させてくれるような確かな物語でした。愛に答えはでませんが、愛とは何かを問い直すということに、この作品の大きな意味を感じています」
今回演じる津野役の印象、また演じる上での意気込みを教えて下さい。
「演じるうえで難しい役どころだと感じていますが、こういう人だ、こういう役割だと最後まで決めつけず、1クールという長い時間をかけて、津野という人に一つ一つ出会っていけたらなと思っています」
視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「たくさんの方に愛される作品になるように、この夏のみなさまの楽しみ、思い出深いドラマになるように頑張ります」

村瀬健プロデューサー(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「素晴らしい役者さんが、『海のはじまり』に参加して下さります。それも、まさかの池松壮亮さんです。正直、池松さんを地上波連ドラにお迎えできるとは思っていませんでした。今回、どうしても池松さんに演じていただきたい役があったので、難しいことは承知の上でお声がけをさせていただきました。脚本をお読みいただき、ご本人にお会いしてこの作品に込める想(おも)いと池松さんでなければならない理由を伝えさせていただいたところ、お引き受けいただけるとのお返事をいただき、その場で飛び上がりそうになりました。池松さんのお芝居のすごさに関しては、説明するまでもないと思います。悦(よろこ)びや悲しみ、優しさや強さといった感情はもちろんのこと、この世の正義も悪も、怒りも赦(ゆる)しも、そのすべてを何気ない表情やちょっとした仕草で表現されるすごい方だとずっと思っていました。感情を内側から表現するというか、心の奥にある隠された別の感情みたいなものを感じさせてくれる、言葉にできないすごい芝居をする方だとずっと思っていました。その池松さんのお芝居を、僕自身が連ドラで見たいと思ったのです。10時間という長い時間をかけて人の心の移ろいを描けるのが連続ドラマの強みだと僕は思っています。このドラマで池松さんに演じていただく津野は、夏と別れた後、一人で海を育てていた水季のそばにいて、彼女にそっと寄り添っていた人物です。そのことを夏は全く知りません。水季の死をきっかけにして突如現れた夏に対して、津野は何を思うのか。そこから動きはじめる津野の感情、微妙に揺れ動いていく心を、池松さんにしかできない表現方法で演じていただけることを、僕自身が誰よりも楽しみにしています」

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