
月9初主演 錦戸 亮さんが
「科捜研の“男”」に挑む!
月9連投の新木優子さん&
月9初出演サスペンスの帝王・船越英一郎さんと描く
リアルな本格科捜研サスペンス!
フジテレビの1月期月9ドラマの舞台は、今まで数々のドラマでも扱われてきた科学捜査研究所(科捜研)。しかし「トレース~科捜研の男~」と題してお送りする今作品の主役は……女性ではなく、「男」!さらに原作者は元・科捜研ということで、実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンスです。
主演は、俳優として幅広い役をこなし、ことしは大河ドラマ初出演も果たした錦戸 亮さん。フジテレビ「月9」ドラマ主演は初となります(月9出演は2011年7月期『全開ガール』以来7年半ぶり)。そして、今最も旬な若手女優・新木優子さんと、“サスペンスの帝王”船越英一郎さんの共演も決定しました。
科捜研を舞台に繰り広げられる事件の数々……現場に残された痕跡(=トレース)はどんな“真実の欠片”を示すのか?そこから導き出される“鑑定結果”とは……?錦戸さん演じる「男」が抱える“陰惨な過去”の真相は……?
錦戸 亮×新木優子×船越英一郎の異色トリオで魅せる老若男女が楽しめる科捜研サスペンス!
錦戸 亮さんが演じる真野礼二は、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員。鑑定結果こそが真実――他の研究員とは一線を画し、いつも冷静沈着。主観や憶測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、刑事であろうと容赦なく反論、闇に葬りさられようとしている真実の欠片(かけら)を見つけ、亡くなった被害者の思いや無念を明らかにしていきます。
また新木優子さんが演じるのは、何の目的もなく科捜研の世界へと足を踏み入れてしまい、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになる一方で、被害者や残された遺族に感情移入していく科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ。真実を追い求めるあまり“暴走”する真野に巻き込まれて結局は手伝わされるはめになり……。
真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平を演じるのは、“サスペンスの帝王”船越英一郎さん。意外にも「月9」は初出演となります。所轄から警視庁捜査一課へ異動した叩き上げ刑事で、所轄時代からの現場魂が今も抜けず、上司やまわりの意見を聞き入れない独善的な捜査をします。部下や科捜研の真野らにきつく当たりますが、根底には真野と同様、被害者のことを思う人情もあります。そんな虎丸は真野が事件に隠されている真実を求め奮闘する姿を見て心が動かされていき……。
真野と向き合うふたりキャラクターの思い、そしてひとつひとつの事件解決までのストロークはまさにジェットコースターのように緊張感たっぷり。年齢も経歴もばらばらの異色トリオが難事件に向き合う姿を1話完結で魅せます!
元「科捜研」の原作者が描くリアルな現場が完全再現!
実は知らなかった…知的好奇心をくすぐる科捜研のトリビアが満載
今作の原作は累計40万部突破の大人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)。原作者・古賀 慶氏は、実際に鑑定をしていた元科捜研の研究員。犯罪現場に残されたわずかな血痕や毛髪、皮膚片などの証拠を科学的に鑑定し、隠された真実を明らかにすることで警察の捜査活動を支える科学捜査研究所(科捜研)は、多様化、巧妙化する現代の犯罪捜査において重要な役割を担っています。実際の科捜研は公開されているわけではなく、内部のことを知っている人はほとんどいません。しかし、元科捜研の原作者だからこその描写はどれもリアル。例えば虎丸(船越)が持ってくる証拠を入れた容器や小物、職員の雑談や、日々の淡々とした作業内容など、本物ならではの視点で展開していきます。
他の科捜研を舞台にしたドラマで見かける“華やかな”活躍は、実は少ないかもしれません。しかし、逆に地味な作業こそ、事件解決の鍵となることも多く痛快な展開が満載です。そこに真野(錦戸)が追い求める自らの過去の真相追求と相まって、さらにドラマに引き込まれることは間違いありません!
フジテレビドラマ制作陣が総力を結集!1月期「月9」は、真実の欠片探しの旅へ―
脚本は、緻密で繊細な感情表現に優れ、『鍵のかかった部屋』や『人は見た目が100パーセント』を手がけた相沢友子さん。演出には独特な映像演出や世界観を構築し、『鍵のかかった部屋』、『信長協奏曲』『LIAR GAME』などで知られる松山博昭らが集結。現場に残された痕跡や遺留物の鑑定から事件の真相に立ち向かう真野を、時にミステリアスに、時に視聴者がつい共感してしまう親しみ深いキャラクターとして描いていきます。真野が求める真実の欠片探しを一緒に行っているような感覚に落ち入ってしまうことは間違いないでしょう。
この作品は、実際に鑑定を行っていた元科捜研職員の原作者だからこそ書ける科捜研のリアルな姿や最新の科学捜査の面白さと、個性的なキャラクター達の魅力を併せ持った今までにない新時代の科捜研ドラマです!
登場人物
真野礼二 … 錦戸 亮
警視庁科学捜査研究所の法医科に所属する法医研究員。膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持ち、その実力は周囲から高く評価されている。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在。事件についての一切の主観や憶測を排除し、「鑑定結果こそ真実だ」という信念のもと数々の難事件の鑑定を行う。主観を真実であるかのように語る周囲の人間や、事件をセンセーショナルに騒ぎ立てるマスコミに対しては「キモチワルイ」と嫌悪感を露にする。警察が事件に関係ないと判断した事や物でも、自分が違和感を持つと納得できる結果が判明するまで、ありとあらゆる手段を使って鑑定を行う。幼い頃経験した陰惨な事件の真実を求め続けている。他人に心を開くことができず、周囲に壁を作っていたが、ノンナとの出会いによって少しずつ変化していく。
沢口ノンナ … 新木優子
新人法医研究員。大学院で遺伝子の研究をしていたが目立った成果が上げられず悩んでいた時に、大学のOGである科捜研法医科科長に誘われ大学院を辞めて科捜研に入所した。遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることに戸惑いを感じ、自分は科捜研には向いていないのではないかと迷う。しかしその反面、被害者や残された遺族に感情移入し、真実を明らかにしてあげたいという強い気持ちも芽生える。真野の行動に振り回されながらも、これまでの人生では得られなかった大きな刺激を受ける。鑑定に見落としやミスがあったらと、その責任の重さに不安を感じていたが「被害者が最後に残した思いを見つけるのが、科捜研の仕事だ」という真野の言葉に勇気づけられて、事件に隠された真相を見つけ出そうと法医研究員として成長していく。
虎丸良平 … 船越英一郎
疑いを持った人物を犯人と決めつけて捜査を行うなど独善的な考え方を持つベテラン刑事。これまでの経験で培ってきた”刑事の勘”に自負があり、客観的事実と証拠にこだわる真野と対立する。本来は被害者や遺族を思う純粋な気持ちを持っているのだが、長年警察内部でのしがらみに揉まれているうちに気づけば検挙数を稼ぐことにがむしゃらになっていた。仕事に没頭するあまり妻と息子に逃げられ、現在は独り身。異動したばかりの捜査一課で手柄を立てようと必死になるが、定年を意識する年になり、心のどこかでモヤモヤとした疑問を感じている。真野とは衝突が多いが、そのブレない信念と確かな腕にしだいに信頼を寄せるようになっていく。そして真野の過去に何かがあることに気づき、興味を持つようになる。