真野礼二 … 錦戸 亮
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

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膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持ち、その実力は周囲から高く評価されている。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在。事件について一切の主観や憶測を排除し、「鑑定結果こそ真実だ」という信念のもと数々の難事件の鑑定を行う。主観を真実であるかのように語る周囲の人間や、事件をセンセーショナルに騒ぎ立てるマスコミに対しては「キモチワルイ」と嫌悪感を露にし、警察が事件に関係ないと判断した事や物でも、自分が違和感を持つと納得できる結果が判明するまで、ありとあらゆる手段を使って鑑定を行う。
幼い頃経験した陰惨な事件の真実を求め続けている。他人に心を開くことができず周囲に壁を作っていたが、ノンナとの出会いによって少しずつ変化していく。
沢口ノンナ … 新木優子
警視庁科学捜査研究所 新人法医研究員

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大学院で遺伝子の研究をしていたが目立った成果が上げられず悩んでいた時に、大学のOGである科捜研法医科長・海塚に誘われ大学院を辞めて科捜研に入所。遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることに戸惑いを感じ、自分は科捜研には向いていないのではないかと迷う。しかしその反面、被害者や残された遺族に感情移入し、真実を明らかにしてあげたいという強い気持ちも芽生える。真野の行動に振り回されながらも、これまでの人生では得られなかった大きな刺激を受ける。鑑定に見落としやミスがあったらと、その責任の重さに不安を感じていたが「被害者が最後に残した想いを見つけるのが、科捜研の仕事だ」という真野の言葉に勇気づけられて、事件に隠された真相を見つけ出そうと法医研究員として成長していく。
相楽一臣 … 山崎樹範
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

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出世欲が強く、効率よく仕事をこなすことに重きを置く模範的研究員。
科捜研の仕事の範疇を超えて好き勝手な行動を取る真野を嫌い、ライバル視している。
水沢英里 … 岡崎紗絵
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

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科捜研の仕事がハードなため、早く結婚して退職したいと思っている。プライベートを充実させるため、できるだけ定時で帰りたいが、真野が勝手なことをするせいで仕事が増え、迷惑している。真野とノンナの関係が恋に発展するかどうか、興味津々。
市原 浩 … 遠山俊也
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

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地道に鑑定ひとすじで生きて来た堅物人間。海塚に好意を寄せているため、海塚に気に入られている真野を快く思っていない。