相関図

  • 真野礼二…錦戸 亮
  • 沢口ノンナ…新木優子
  • 相楽一臣…山崎樹範
  • 水沢英里…岡崎紗絵
  • 猪瀬祐人…矢本悠馬
  • 沖田 徹…加藤虎ノ介
  • 沢口カンナ…山谷花純
  • 海塚律子…小雪
  • 市原 浩…遠山俊也
  • 江波清志…篠井英介
  • 壇 浩輝…千原ジュニア
  • 虎丸良平…船越英一郎

登場人物

真野礼二 … 錦戸 亮
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

真野礼二 … 錦戸 亮
膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持ち、その実力は周囲から高く評価されている。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在。事件について一切の主観や憶測を排除し、「鑑定結果こそ真実だ」という信念のもと数々の難事件の鑑定を行う。主観を真実であるかのように語る周囲の人間や、事件をセンセーショナルに騒ぎ立てるマスコミに対しては「キモチワルイ」と嫌悪感を露にし、警察が事件に関係ないと判断した事や物でも、自分が違和感を持つと納得できる結果が判明するまで、ありとあらゆる手段を使って鑑定を行う。
幼い頃経験した陰惨な事件の真実を求め続けている。他人に心を開くことができず周囲に壁を作っていたが、ノンナとの出会いによって少しずつ変化していく。

沢口ノンナ … 新木優子
警視庁科学捜査研究所 新人法医研究員

沢口ノンナ … 新木優子
大学院で遺伝子の研究をしていたが目立った成果が上げられず悩んでいた時に、大学のOGである科捜研法医科長・海塚に誘われ大学院を辞めて科捜研に入所。遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることに戸惑いを感じ、自分は科捜研には向いていないのではないかと迷う。しかしその反面、被害者や残された遺族に感情移入し、真実を明らかにしてあげたいという強い気持ちも芽生える。真野の行動に振り回されながらも、これまでの人生では得られなかった大きな刺激を受ける。鑑定に見落としやミスがあったらと、その責任の重さに不安を感じていたが「被害者が最後に残した想いを見つけるのが、科捜研の仕事だ」という真野の言葉に勇気づけられて、事件に隠された真相を見つけ出そうと法医研究員として成長していく。

相楽一臣 … 山崎樹範
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

相楽一臣 … 山崎樹範
出世欲が強く、効率よく仕事をこなすことに重きを置く模範的研究員。
科捜研の仕事の範疇を超えて好き勝手な行動を取る真野を嫌い、ライバル視している。

水沢英里 … 岡崎紗絵
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

水沢英里 … 岡崎紗絵
科捜研の仕事がハードなため、早く結婚して退職したいと思っている。プライベートを充実させるため、できるだけ定時で帰りたいが、真野が勝手なことをするせいで仕事が増え、迷惑している。真野とノンナの関係が恋に発展するかどうか、興味津々。

猪瀬祐人 … 矢本悠馬
警視庁 捜査一課刑事

猪瀬祐人 … 矢本悠馬
虎丸の部下。キャリア組で捜査一課には研修として来ている。強引な虎丸の捜査に振り回されるが、やがてその奥にある刑事としての情熱に影響を受けていく。

沖田 徹 … 加藤虎ノ介
警視庁 鑑識課

沖田 徹 … 加藤虎ノ介
科捜研に出入りすることが多いため、研究員たちとも飲み仲間になった。真野が鑑識の領域にまで口を出してくることが気に入らない。

沢口カンナ … 山谷花純
沢口ノンナの妹

沢口カンナ … 山谷花純
姉・ノンナと東京でふたり暮らしをしている。しっかり者で、姉のよき相談相手になっている。

海塚律子 … 小雪
警視庁科学捜査研究所 法医科長

海塚律子 … 小雪
若くして科長を務め、捜査員たちから一目置かれている美人科長。しかし浮いた噂はなく未だ独身。一見クールだが実は面倒見がよく、真実を追求するためにルールを無視して暴走する真野の行動を容認し、温かく見守っている。孤立しがちな真野に新人のノンナを指導するよう指示し、ふたりの成長にも期待している。
実は真野が抱える陰惨な過去にある”関わり”を持っており、今後真野の苦悩を理解し、真相を究明するために重要な役割を担うことになる。

市原 浩 … 遠山俊也
警視庁科学捜査研究所 法医研究員

市原 浩 … 遠山俊也
地道に鑑定ひとすじで生きて来た堅物人間。海塚に好意を寄せているため、海塚に気に入られている真野を快く思っていない。

江波清志 … 篠井英介
警視庁 捜査一課長

江波清志 … 篠井英介
検挙数がすべてと考え、部下を急き立てる嫌味な課長。
物腰は丁寧だがキレやすい。所轄から異動してきたばかりの虎丸にも冷たく当たる。

壇 浩輝 … 千原ジュニア
警視庁 刑事部長

壇 浩輝 … 千原ジュニア
史上最年少で警視庁刑事部長に昇任。上層部からの信頼は厚いがプライベートは謎に包まれている。科捜研法医研究員の真野の存在を知り、なぜか強い興味を示す。

虎丸良平 … 船越英一郎
警視庁 捜査一課刑事

虎丸良平 … 船越英一郎
疑いを持った人物を犯人と決めつけて捜査を行うなど独善的な考え方を持つベテラン刑事。これまでの経験で培ってきた”刑事の勘”に自負があり、客観的事実と証拠にこだわる真野と対立する。本来は被害者や遺族を思う純粋な気持ちを持っているのだが、長年警察内部でのしがらみに揉まれているうちに気づけば検挙数を稼ぐことにがむしゃらになっていた。仕事に没頭するあまり妻と息子に逃げられ、現在は独り身。異動したばかりの捜査一課で手柄を立てようと必死になるが、定年を意識する年になり、心のどこかでモヤモヤとした疑問を感じている。
真野とは衝突が多いが、そのブレない信念と確かな腕にしだいに信頼を寄せるようになっていく。そして真野の過去に何かがあることに気づき、興味を持つようになる。