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『女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜』制作発表!

『女神(テミス)の教室』の制作発表が行われました。登壇者は主演の柊木雫を演じる北川景子さん、山田裕貴さん(藍井仁役)、南沙良さん(照井雪乃役)、高橋文哉さん(真中信太郎役)、前田旺志郎さん(桐矢純平役)、前田拳太郎さん(水沢拓磨役)、河村花さん(天野向日葵役)、そして、及川光博さん(守宮清正役)。司会は、山﨑夕貴アナウンサーです。山﨑アナウンサーによる役柄紹介、登壇者の挨拶の後、質疑応答になりました。
(以下、敬称略)

山﨑「北川さんは月9初主演ということですが、今作はどのようなところを見ていただきたいと思いますか?」

北川「フジテレビのドラマにはたくさん出演させていただいたのですが、今回初めて主演をさせていただけるということで、すごく気合い十分で毎日楽しく撮影をしております。見ていただきたいのは、学生たちが夢に向かって一生懸命に奮闘する姿が、きっと法律には詳しくない方だったり、興味のない方にも絶対に何か響くところがあると思っています。意外と最近はなかった、ポップな“ザ・月9!”というエンターテインメント作品になっていると思うので、何も考えずに楽しんで見ていただきたいです」

山﨑「柊木はどんな役どころですか?」

北川「(柊木は)もともと裁判官なのですが、法科大学院、ロースクールというところに派遣される教員でして、山田さんが演じられる藍井先生とは全く逆で、(学生を)司法試験に受からせるだけではなく、法曹界に羽ばたいた後に壁にぶつからないようにと言いますか、困らないようにしたい。人としての授業を柊木はやっていくという、割と熱血みたいな感じなのかな?と思います」

山﨑「それでは、山田さん演じる藍井は柊木とは全く違う教員ですよね?」

山田「藍井は本当に(学生たちを)司法試験に受からせる事だけを考えています。シンプルに言ったら、効率だけ。司法試験に受からなければ意味が無いし、(ロースクールに)通っている意味もない。“何のために君たちはここにいるんだ?”っていうのを、姿や口調で物語っているようなキャラクターです」

山﨑「今の言葉だけで私、泣きそうです。怖いです」

山田「本当ですか?すみません(笑)」

山﨑「藍井は変わり者の天才ということですが、役作りはどのように?」

山田「柊木先生が授業をしているのに、ピーナッツを食べていたり、本を読んでいたり…。椅子の上に靴のまま登って座っていたり…。そんな仕草で何となく…僕は天才ではないので藍井のような天才をどう役作りしたら良いかはわからないんですけど、人と変わった動きとか手のクセみたいなのは…手がいちいち動いちゃってる人?手が動いているということは、頭の中も動いているんじゃないかというような?そんな仕草で変わり者を作っています」

山﨑「撮影現場の様子はいかがですか?」

山田「みんなセリフがものすごく膨大な量があって、それが自分の気持ちに訴えるものならまだしも法律の難しい言葉だったりとか、人を法律の用語を使って説明するような…今日もそういうシーンを撮ってきたんですけど、“すごいな、学生役のみんな”と思います」

北川「本当にそうですよね」

山田「もちろん、柊木先生のセリフも多いし、大変なシーンはあると思うんですけど、学生役のみんなが頑張っている姿を見ると、“(僕も)頑張らないと”とすごく刺激をもらえる現場です」

北川「みんなに信じられないぐらいのセリフが与えられているんですけど、1話は旺志郎君がすごいしゃべったしね。花ちゃんもしゃべったから…。みんな数ページぐらいのセリフがあるんですけど、ちゃんと入っていて堂々と自分のキャラクターらしく演じていて。私は覚えたセリフをしゃべるので一杯一杯なので、すごいなぁと思って見ています」

山﨑「柊木と藍井はたびたび対立するんですけど、1話を先に見せていただいてビールを飲むシーンが印象的でした」

北川「(笑)及川さんと山田さん、私の3人のシーンなんですけど、(ビールを)どれぐらい飲んだ?」

山田「めちゃくちゃ飲みましたよね(笑)」

及川「本当に飲んでいたからね!」

山田「ノンアルコールビールなんですけど…」

北川「ビール瓶なら一本半ぐらいは飲んでいたと思います」

山﨑「結構、こぼれてましたよね?(笑)」

及川「そうそう(笑)。2人(柊木と藍井)がヒートアップしてね。僕(守宮)はお酌しているだけなんですが(笑)」

北川「及川さんがどんどん注いでくださるので、飲んでるのにすぐグラスが一杯になっているんですよ」

及川「“わんこビール”みたいにね(笑)」

山田「僕、あのシーンがクランクインだったんですよ」

北川「キツかったですね(笑)」

山﨑「そんな中で、学生役のみなさんの楽しそうな(みんなで組体操)様子を写した写真を入手しました!」

山田「良かった、楽しそうで!」

山﨑「これは何をしているところですか?」

高橋「オフショットを撮りたいので何かしてくださいと言われて、出来ることを必死に探した結果がコレです(笑)」

旺志郎「僕らなりの何かがコレだったんですよね(笑)」

山﨑「南さんは眩しそうですよね?」

「眩しかったです。でも、楽しかったです」

山﨑「学生だけのシーンも多いと思いますが、いかがですか?」

「法律が題材なので難しいセリフだったりとか、量が多かったりで…。良い緊張感がある現場なんですけど、雰囲気としてはすごく和やかで楽しく撮影させていただいています」

山﨑「旺志郎さんがニヤニヤしてますが?」

旺志郎「ここはちょっと(南に)笑ってほしかったなぁと(笑)」

「笑ってますよ!」

旺志郎「なかなか沙良ちゃんは自分の感情、楽しいとかが表に出ない時があって(笑)。今もシュッとした顔で話していたから、“今日は笑う”と言ってたけどと思って」

山﨑「南さんは笑わないという自覚があるんですか?」

「あります(笑)。もっと笑えって、いろんな人に言われます」

山﨑「みなさんの中で、現場のムードメーカーは誰ですか?」

「やっぱり旺志郎君じゃないかな?」

旺志郎「はい。僕がムードメーカーです(笑)」

拳太郎「僕も前田なので、現場では(旺志郎と)コンビを組ませてもらってます(笑)」

山﨑「河村さん、撮影の合間はみなさんどんな話をなさっているんですか?」

河村「えっ?どんな話をしていますかねぇ?なんか小学生みたいな話をしてます!箱に物を投げ入れる遊びをしたり…」

一同「がんばれ!」

河村「小学生みたいな遊びをしています!(笑)」

高橋「いや、本当に内容がないというか、お互いにちょっかいを出しながら5人で、今のままのようにワチャワチャしています。現場ではみんなニコニコしています」

旺志郎「その落とし方は真中みたい!」

山﨑「上手くまとまったようですね(笑)。及川さんも仲間に入りたいのでは?」

及川「ねぇ。仲良くなりたい(笑)」

山﨑「及川さんはなかなか学生役のみなさんとのシーンはないですよね?」

及川「役どころが(守宮は)学院長なので。とは言え、若者たちからは学ぶことばかりですよ。学生たちの苦悩や葛藤、そして情熱!青春のきらめきであふれています。そんな現場です!」

山﨑「学院長はつかみどころないキャラクターですよね?」

及川「正直、僕もわかってない(笑)。オリジナルの作品なので、先々の事が全くわからない、すなわち逆算して演技が出来ない。そのスリルを楽しみつつ演じています」

山﨑「柊木と藍井を授業で組ませた学院長の狙いも徐々に?」

及川「これから、これから!(笑)」

山﨑「及川さんが感じる現場の雰囲気は?」

及川「朗らかで健やかな現場だと思います。みなさん和気藹々としていて。そして、景子ちゃんがとにかく優しい。優しい、真面目、美しい!どうしますか?」

北川「ありがとうございます。なんか恥ずかしいです(笑)」

及川「クリスマスも景子ちゃんからカードをもらったんですよ。それ、僕はリビングに飾ってあるんです」

北川「本当ですか?」

山田「僕、神棚に飾ってあります」

北川「それは嘘でしょ?(笑)」

山田「ホントです」

北川「(昨年12月)24日、25日とみなさんと一緒だったので、ちょっとお菓子をと思って」

山﨑「みなさんに渡されたんですか?」

北川「そうなんです」

旺志郎「カードも手書きで書いてくださって!」

山﨑「南さんも嬉しかったですよね?」

「ムチャムチャ嬉しかったです。私も神棚に飾ってますよ」

山田「マジで?(笑)一緒の人がいた!」

山﨑「ではここで、“番組ヒット祈願!新年の抱負を絵馬に書いてみた〜”です。北川さんは“健康第一”ですね?」

北川「はい。そのままなんですけど(笑)。最後までこの作品を元気にみんなと乗り切りたいなということと、やっぱり元気じゃないと何も出来ないなと思ってこれにしました」

山﨑「健康のためになさっていることはあるんですか?」

北川「最近は健康に良いお茶?ハーブティーみたいなのとか、漢方とかを探しまくっていて…」

山﨑「漢方。本格的ですね?」

北川「結構、冷え性なので体が温まるものや、収録中はセリフが(頭の中を)巡りすぎてなかなか寝つけないので、寝つきが良くなるお茶とかをネットで探しています(笑)」

山﨑「南さんも同じ“健康”ですよね?」

「(北川に)漢方仲間だと思っていただいて(笑)。私もハーブティーは好きで、よく飲んだりしています」

山崎「まだお若いのに健康も気になりますか?」

「やはり体が資本なので。気をつけて仕事を頑張りたいです」

山﨑「健康という意味で言うと、河村さんも?」

河村「野菜を食べる!です。最近、1日中野菜を食べない日があったりするので、食べていこうと思っています」

山田「一番好きな野菜は何?」

河村「キャベツです!」

山田「苦手は?」

河村「トマトがちょっと…食べると口がかゆくなります(笑)」

山田「それ、アレルギーでしょ?それは言わなくていいよ(笑)」

山﨑「高橋さんは?」

高橋「素直に、前向きに、自分らしく、です。去年は真摯に自分に向き合うという抱負を掲げたんですけど、今年はその中に自分らしさだったりとか、自分がお芝居に向き合っていく中で素直に役をみなさんに届けることで、この作品につなげられたら良いなという思いで書きました」

山﨑「今回は優等生役ですが、どんなメッセージを伝えたいですか?」

高橋「僕が演じる真中は、みなさんに共感していただける部分が多い役だと思います。見ていてスッキリする部分とかモヤモヤする部分をたくさん感じていただける役どころでもあるので、そういった意味もあわせて楽しんでいただけたら嬉しいです」

山﨑「旺志郎さんは?」

旺志郎「らしさ全開!です。ちょっと文哉君と似ていますけど、僕もちょっとずつドラマとか映画に出していただけるようになって、今回は月9という大きな歴史のある枠にレギュラーで出演させていただくことになったんですけど…。やっぱり、天狗になったり調子に乗ったりせず、自分らしく大阪にいた時の前田旺志郎のまんま、これからもこのお仕事を続けていけたらと思います」

山﨑「芸歴の長い、ベテランの方の深みを感じますね?」

旺志郎「そんなことはないんですけど!(笑)。すみません、芸歴のことは恥かしいです」

山﨑「拳太郎さん」

拳太郎「僕は人見知りを克服したいと思っています。僕はメチャメチャ人見知りで、今回の現場も学校なので生徒がすごく多くて、普段から旺志郎君とかが現場を盛り上げている姿を見て、僕も少しでも現場の雰囲気を明るく出来たら良いなと思って抱負にしました」

山﨑「では、及川さんお願いします」

及川「ぐっすり寝る。睡眠の質の向上が、翌日の集中力を生み出すと考えています。寝つきが悪いんですよ。眠りも浅い。いい漢方ないですかね?」

北川「あります(笑)。後で、お教えします」

山﨑「寝つきが悪いのは最近ですか?」

及川「いや、生まれてこの方。悩みながら生まれてきた…みたいな?頭の回転が止まらない事ってあるじゃないですか?あれが毎日という感じです。理想的には毎日8時間は寝たいですよね。なかなか仕事が不規則なので、上手くタイムコントロールをしたいなと思います」

山﨑「それでは、山田さん」

山田「滝行をしたいです。自然を見るのが好きなんですよ。海も山も森も…。(そんな中で)滝を見ると、打たれている人を想像してやってみたいなと思うんです。メチャクチャ高いところから落ちてくる水に、バチバチバチ!って打たれたいですね」

山﨑「やったことある方?旺志郎さん!さすが芸歴長くいらっしゃるから」

旺志郎「芸歴長いはやめてください(笑)。芸歴とかではなく、たまたま一度だけ滝行をやったことがあるんです。すごく痛いですよ。水とは思えない?石を上から叩きつけられているぐらいの重みがあって。あと、水はすごく冷たいです」

山田「いや、やりたいです」

山﨑「バラエティー番組からすぐにオファーがきてしまいますよ?」

山田「ぜひ、お願いします!もちろん『女神の教室』の宣伝を兼ねて!」

山﨑「綺麗にまとまりましたね(笑)」

この後、主題歌を提供してくださったVaundyさんからのメッセージ紹介や記者のみなさんからの質疑応答がありました。

山﨑「最後に放送を楽しみにされている方々に、北川さんからメッセージをお願いします」

北川「『女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜』が、本当に早いもので間もなく放送になります。私はこの作品を一緒に撮影していて、及川さんが演じられる学院長が私たち教員や学生を温かく見守ってくださるところや、藍井先生も何を考えているのかわからないけどきっと何か考えがあって、学生たちのためにしているハズなんだと深い思いを感じます。教員たちを見ていただくのもすごく楽しいと思いますし、何より(ここにいる)5人の学生たち。本当にこの5人には、それぞれいろいろな事情や背景があるんですけど、自分の夢に一生懸命向かっていく姿が、“夢なんか持ってもしょうがないじゃない”とか“がんばって何になるんだ”とか、もしそういう風に思っている方がいたとしたら絶対に届く作品になっていると思います。今だからこそ見ていただきたいドラマです。法律にあまり興味がないという方にも、人として何が大切で…がんばること、前を向いて歩くことって大事なんだということが伝えられるドラマになっていると思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです」

『女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜』は1月9日月曜日にスタートです。お楽しみに!

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