インタビュー

水沢拓磨役前田拳太郎さん

今作の出演オファーを受けた時の感想は?
「連続ドラマは『仮面ライダーシリーズ』(『仮面ライダーリバイス』(2021年テレビ朝日))に出演していて、(本作が)その次の出演作品になります。それがまさかの月9ということで、驚きました。やはり、以前から憧れていた枠なので嬉しかったです。月9は小さい頃に『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー』(フジテレビ系/2009年)が大好きで、録画して何回も何回も見ていたので、主演が北川(景子)さんと伺って、さらに嬉しくなりました」
今作はオリジナルドラマです。
「普通の学園もののドラマは結構あると思うんですけど、ロースクールを舞台にする作品を、僕は今まで見た事がなかったので、すごく面白いドラマだなと思いました。台本を読んでみると、僕たちが演じる学生たちの、それぞれの成長も描いていく物語なんだと感じて、さらに楽しみになりました」
演じられる水沢拓磨はどのようなキャラクターですか?
「水沢は基本的に、ロースクールの中では一匹狼を気取っているようなキャラクターで、周囲の学生にも、冷たく強くあたってしまったりするんです。でも、弁護士を目指す水沢には昔からの友達への思いを秘めているようです。その友人のために弁護士になろうと勉強しているような、すごく情に厚い部分も持っているので、心は優しい人なんだと思っています。水沢だけでなく、他の学生もそれぞれにいろいろな思いを抱えていて、濃いキャラクターがそろっているので楽しみです」
収録は始まったばかりですが、雰囲気はいかがですか?
「同世代の役者さんたちと一緒にいる機会が多いので、すごく楽しいです。僕はすごい人見知りで自分からは話せないんですけど、皆さんが話しかけてくださるので、ありがたいと思いながら楽しく会話をしています」
かなり緊張もなさっているとか?
「教室シーンには学生役の皆さんがたくさんいて、僕は人が多いところが苦手なんです。だから緊張してしまうんですけど、(前田)旺志郎くんは話しかけてくれますし、(高橋)文哉くんは『仮面ライダーシリーズ』の先輩なので話しやすいです。南(沙良)さん、河村(花)さんたち学生役の5人でいることが多いので、どんどん仲良くなりたいと思っています(笑)」
柊木雫役の北川景子さんの印象は?
「小さい頃からテレビなどで見ていたので、未だに“あっ、本物だ!”と思いながら見てしまいますし、緊張してしまいます。北川さんから話しかけてくださるんですけど、僕が人見知りなので上手にお話しすることが出来なくて…。でも、これからまだまだ機会があるので、僕からどんどん話しかけていきたいです」
最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
「僕が演じる水沢はいろいろな事を抱えながら勉強していきます。僕自身、まだ役者としてのキャリアも浅いので、水沢と一緒に成長していく姿を皆さんにお見せできたら良いなと思っています。学生たちは司法試験に受かるためだけにロースクールで学んでいるんですけど、北川さん演じる柊木は”そこが夢の終着点ではない、通過点だ”ということを教えてくれます。その先で、学生たちが弁護士や検事などになった時に大切な事を与えるようなお話になっていますので、楽しみにご覧ください」

BACK NUMBER