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2018.9.22 update
藤井流星さんの母役に麻生祐未さんが決定!

『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』に麻生祐未さんが加わることが決定しました。

麻生祐未さん演じる日野 冴(ひの・さえ)は、藤井流星さん演じる若手弁護士・春輝の母。冴は、名家・日野の看板を守ってきた女当主で、彼女自身、名家から嫁いできたという経歴の持ち主。夫を亡くした後もピアノ教室の講師をやりながら、息子を大学院まで出したという自負を持ち、強烈なプライド意識から、花嫁の実家・瀧沢家の品格には厳しく目を光らせている、という役です。彼女の存在が、春輝の行動の根源となり、瀧澤家のメンバーそれぞれに大きな影響を与えていきます。また、婚約者家族には言えない秘密を抱えており…。

演技派女優として確固たる地位を築く麻生さんは、最近でもNHK連続テレビ小説『半分、青い。』など連続ドラマにも引っ張りだこで、様々な作品で多彩な役柄を演じ分けてきました。そんな麻生さんが、主人公の佐々木蔵之介さんが演じる完治の瀧澤家と対峙する母親を演じ、息子の春輝と恋に落ちる真璃子(中山美穂)とどのように向き合うのか、複雑な役どころでみせる重厚な演技にぜひご注目ください。

麻生祐未さんコメント
出演が決まった時の感想は?
とてもヒットした原作で、これまでたくさん映像化もされてきていたので、どこを切りとってどんなドラマになるのだろうというのが楽しみでした。原作自体はちょっと前に書かれたものですが、いつの時代でもどこかでこのようなことが起きているのではないかと思いますし、黄昏世代でなくても、恋愛というのはある意味このように抑えても抗えない、というものだったりすることがあるので、興味深い関係をドラマ化していると思います。
ご自身の役どころについて
私が演じる日野冴という役は、息子が婚約者のお母さんを好きになってというのを後々知ってしまう、という設定で、とても複雑な役どころなのですが、私の役自体は恋愛に巻き込まれないので、それはちょっとほっとしました(笑)。このドラマの面白いところは、色々な家庭の色々な人たちが関わるところで、色々なタイプの親が登場するのですが、その中で息子との距離が近すぎて子離れできないところがあり、ずっと孤独だった女性でもあり、また良き昭和の感じを持っている女性でもあるので、そういうところを出せればよいなと思います。
個人的に注目の見どころは?
自分の子供の幸せを一番願っている女性なのに、それが叶わないと知った時にどういう行動に出るのか、というところが終盤にかけて意外な展開になっているので、そんなところにも注目して見てもらえたら、と思います。
高田雄貴プロデューサーコメント

日野冴という人物は強烈なプレッシャーを瀧沢家の皆(佐々木蔵之介さん、中山美穂さん、石川錬さん)にかける役どころですが、私が一番重きを置いたのは“儚(はかな)さ”です。強さと儚さは表裏一体だと思うのですが、藤井流星さん演じる息子・日野春輝との深く狂気じみた愛情を描く中で、日野冴の美しさを描くには特に“儚さ”が必要だと考えました。上品で愛情深く、凛(りん)と佇む…だがそこに漂う儚さ…そんなキャラクターを考えた時に、真っ先に思い浮かんだのが麻生祐未さんのお顔でした。この日野冴というキャラクター、実は本ドラマのきっかけを生み出している重要人物です、是非ご注目頂ければ幸いです。

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