インタビュー

『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』に出演されていかがですか?
今まではコメディー作品への出演が多く、大人な恋愛ドラマは初めてです。さらに、豪華なキャスト陣の中での恋愛模様に自分が混ざっているというのは、今回の役を頂くまで想像出来なかったので…同年代の恋愛ドラマにも出演していませんから。前回演じた役は恋に不器用だったので、春輝は相当レベルアップしています(笑)。今回は中山美穂さんが演じる真璃子さんとの恋愛になるので、ほぼ2人の芝居です。現実ではありそうにないシチュエーションですが、役を演じてみて共感出来た部分もあります。また、春輝と真璃子さんだけでなく、ドラマで描かれる恋愛はタブーではあるんですが、爽やかなんです。あまりドロドロではなく、まるで青春ドラマの恋愛のように感じました
春輝は真璃子のどこに惹かれていくのでしょう?
台本を読んだ時は、徐々に惹かれるのかな? と、思っていました。でも、現場に入って監督に芝居をつけていただいて分かったんですけど、結構、最初に会った瞬間から好きになってしまう…という感じなんです(笑)。目配せをしたりするカットがあったりして…。最初から好きなタイプではあったのでしょう。春輝の母、冴(麻生祐未)も強い女性ではないので、そこにかぶって、守ってあげたいというような気持ちが芽生えて…。一目惚れではあるんですけど、真璃子さんは春輝に弱みを吐き出すんです。そんなところから、守るという気持ちと同時に好きだという思いも徐々に高まって行くんだと思います。
逆に真璃子が惹かれる春輝の魅力は?
1話の真璃子の傷を治療する素早さ(笑)。行動力がハンパないですよね。見た目と喋り方の雰囲気とは裏腹に、行動が大胆。初対面の人でも気軽にハグ出来ちゃう人っているじゃないですか? あと、かっこいい行動もすっと出来る人? いきなりバラを渡すみたいな(笑)。そういう春輝のストレートなところが魅力なのかな? と、思います。後々、真璃子さんに思いを伝えるシーンも出てくるんですけど、とても真っ直ぐなんですよ。男性って上手く想いを伝えられない人が多いじゃないですか? ずっと母親を思って暮らしてきたので、女性に対する優しさに溢れています。僕が女性でも春輝みたいな男は良いと思いますね。僕自身は春輝みたいな行動は恥ずかしくて出来ないタイプなので(笑)。春輝は羨ましいです。
では、春輝を演じるのは難しかったのでは?
そうですね。でも、最初に監督から“カッコ良く撮るから、芝居はカッコつけなくていいよ”と言われたので楽になりました。キザに演じようとかは意識しないで、自然なトーンで演じることが出来ました。
恋の共演をされた中山美穂さんはどのような方でしたか?
女優さんって凛としたイメージがあるじゃないですか? 中山さんもそうなのかなと思っていたんですけど、とても明るい方でした。収録の合間は楽しく過ごせたので、ありがたかったです。横浜のデートスポットで撮影をしている時、中山さんがテンション高くなっていたのか、“デートスポットじゃん! 一緒に写真撮ろう!”と言って下さったんです。中山美穂さんに写真撮ろうって言われるなんて、ものすごく嬉しかったです! 僕の親が中山さん世代なので羨ましがられますし、周りの人からも“中山美穂さんと不倫するのか?”と言われたり(笑)。最初から分かってはいたことですけど、中山さんとの共演は周囲から言われると改めてスゴイことなんだなと思いました。
佐々木蔵之介さんの印象はいかがでしたか?
初めてお会いした時は、とても緊張しました。出で立ちがビシッとされていらっしゃるので勝手にビビってました。すぐに、とても優しい方だと分かったんですけど(笑)。収録の終盤で蔵之介さんからはプレゼントを頂いて、メッセージに“流星という名前の方との(『黄昏流星群』という作品で共演した)ご縁に感謝します”と添えられていて。滅茶苦茶カッコいいな! と、思いました。自分の半分ぐらいの年齢の人間に“感謝します”と言える方はカッコイイです。蔵之介さんからは、いろいろと勉強させていただきました。
最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
僕的に注目していただきたいのは、キスシーンです。何回かあるんですけど、あるシーンで僕も台本を読んだ時に衝撃的すぎて“おーっ!”と、思ってしまうようなのがあるんです。そこだけ台本を読ませたメンバーも“おーっ!”ってなってました(笑)。それは物語の後半なので…まぁ、前半にもあるんですけど(笑)。僕だけでなく、毎話ドキドキするようなシーンがたくさんありますので、是非、最終回までご覧ください!

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