インタビュー

『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』への出演が決まった時はいかがでしたか?
『黄昏流星群』は、大人たちが、人生を悩み、迷い、立ち止まり、そして恋をするという素敵な物語です。演じる役の女性を必死で追いかけようと思いました。
今回の台本などを読まれた時、実際に演じてみていかがですか?
大人の恋というか、普段はなかなか経験出来ないことなので(笑)。毎回、しびれています。演じていても、(佐々木)蔵之介さん演じる完治に魅せられています。完治は家族を持っていて、私が演じる栞はあまり積極的に恋を出来ないという立場です。ただ、大人になるほど恋愛感情はピュアになっていくと思うんです。そんな、“純粋に人を好きになる”という気持ちを、大切にしました。
原作は昭和に描かれていますが、時代を感じられることは?
今に通じるようにどう表現するのか?は、私も楽しみです。
栞と完治は、なぜ惹かれあってしまったと思いましたか?栞の心象は?
私の印象的には二人はアクシデントのように出会ってしまった。お互いにいろいろな事を抱えた二人が、海外ということもあって少し気を許してしまえる部分もあって…。心にぽっかりと穴が空いてしまった者同士が、何か繋がっていく…結ばれるべくして結ばれていくイメージです。それでも、栞の心象はすごく考えました。なぜ好きになったのだろう?とか、どこを好きになったのか?って。でも、人を好きになるのって理由はないですよね?栞は完治が何か気になっていて…。しかも、出会った時に完治は初対面なのに栞に悩みを吐露するんです。女性にしてみたら、どこか守ってあげたいという感情も芽生えるでしょうし…。東京での運命の再会が、一気に恋の炎が燃え上がったのでしょう。と、分析しながら演じています(笑)。
栞の恋は、母親の介護に縛られていたこともあるかと…。
長い間、母親を在宅介護していた栞は、誰かを好きになったとしても、それ以上にやらなくてはいけないことがありました。母親を施設に預けた時、栞はもう一度自分を見つめ直す時間が出来ました。そんな岐路に立たされた時に完治と出会ったので、余計に素直になれたのではないでしょうか?
では、栞を演じる上で意識された事は?
栞は、意思は強いんですけど、逆に儚げというイメージもあります。そういう両極端な面を持ち合わせていると思うんです。キャリアとして働いているわけでもなく、主婦でもありません。では、どうしようか?と。そこで、監督と相談して、スタイリストには栞の衣装は風になびくようなものにして欲しいと頼みました。例えばスカートだったらタイトではなくAラインとか。栞の性格はキチッとしているんですけど、ふわっとした感じ。ヘアスタイルも、どこか揺れているような?何かそういうイメージだったので…。キャラクターを作る時は、衣装やヘアスタイルからヒントをもらうことも多いので、今回はそちらからアプローチしました。
ご家庭もお持ちの黒木さんと栞は全く違いますね。
そういう意味では、真璃子(中山美穂)のセリフには物凄く共感します(笑)。でも、栞のようなキャラクターは結構好きです。恋愛ドラマのキャラクターに入り込みやすいのは、テーマが愛だからかもしれません。登場するすべての恋愛の、美しさと切なさをお楽しみ頂けたら嬉しいです。

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