お知らせ

2019.3.14

オリジナル曲「宿命」初公開!東山の手から砂が…PR動画解禁!

動画内容

今作オリジナルの協奏曲『宿命』を弾き始める和賀英良(中島健人)。細く美しい指先が奏でる音楽と共に、今西栄太郎(主演・東山紀之)の苦悩の表情へ…。
ピアノの音色はさらに盛り上がりを見せ、今西は和賀を追いつめたい思いと一方で共感している気持ちに葛藤しているよう…。そして、和賀は最初淡々と鍵盤に向き合っているように見えるもその表情は次第に高揚していく。
そして自分の宿命を向き合ったその時、父・本浦千代吉(柄本明)の姿が現れる。辛い過去を背負い、愛する息子との旅路を進むも、迷いながらそして自らの宿命を感じる表情…。それは物語を知らない人にとってもなぜか胸がしめつけられてしまう。
最後に今西の手元からこぼれる砂…。美しくも悲しい音楽とともに3人のキャストの人生を30秒で感じられる映像に仕上がっている。


撮影裏側

このPRスポット動画を撮影したのは、まだクランクイン前のことだが、東山はスタジオに入ると今西の苦悩をくみ取りすぐに役に入り込んだ。
演出から顔の角度などを指示されると「はい、こうかな」と答えスムーズに撮影することができた。しかし、砂を風で横から飛ばすカットを撮る際は、まず砂の大きさを選ぶところからスタート。
スタッフでリハーサルをしたものの、東山の手のサイズや指の間からどうこぼれるかは実際にやってみないとわからない。砂のつぶの大きさを大・中・小で用意したスタッフからそれぞれ少しずつ渡され、風を当ててみると、こぼれ方や吹かれ方が一番美しかったのは「大」だということが判明する。
撮影中は「手を動かさないでください」と指示された東山は「角度そのまんまだよ、全く動かしていないよ、笑」と返しスタッフの笑いを誘っていた。
風を当てる方向によってはなかなかうまくいかなかったが、最後は「この砂どこで売っているの?」「何売り場にあるの?」などとスタッフに聞くなど終始和やかな雰囲気で撮影を終えた。
中島健人にはとにかくピアノを弾いてもらい、あらゆる角度から撮影した。ピアノの練習を久しぶりに再開したとは思えない、指の動きにスタッフも感動。カメラマンが「あー、これずっと聴いていたい」と発するほどだった。
中島はカットの声がかかってカメラが止まっても、和賀英良のまま…スタッフと雑談することもなく、ピアノを一心不乱に弾いていた。
ようやく笑顔が見えたのは、最後の「OK」の声がかかったとき。ほっとしたのもつかの間、実はこの後、夜の渋谷で逃げるシーン(クランクイン)の撮影が控えており、まさに和賀英良の魂が宿ったまま現場入りした。
柄本明はお遍路の衣装に着替えてスタジオ入りすると、静かにカメラの前へ。スタッフから表情の説明を受けると「はい、わかりました」と答えすぐに本番へ。
笠を取って千代吉を演じると、一発「OK」に。その後、英良の子供時代を演じる子役・高橋來と歩くカットを撮影した時は「どんなスポーツが好き?」などと声をかけ、この日が初対面の子役の緊張をほぐしていた。


渡部識(映像ディレクター)

「それぞれが背負う宿命と人間性を強く浮かび上がらせるため、シンプルな黒背景にこだわりました。東山紀之さん、中島健人さん、柄本明さん、みな当然ながら素晴らしい表現力で、顔の表情一つをとっても目が離せない映像に仕上がっています。世界観に深みを加えてくれたナレーションも聴き逃せません」


BACK NUMBER