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2019.3.18

中島ピアノ生演奏に東山ら「すごいなケンティー!」

19日(火)つくば市のコンサートホールにて『砂の器』の制作発表が行われました。この日はなんと、ドラマのクライマックスの撮影日。和賀英良(中島健人)が『宿命』をオーケストラと共に披露するシーンで、制作発表は撮影の直前に行われました。

オーケストラが奏でる今作オリジナル曲『宿命』と共に登場した、東山紀之さん、中島健人さん、野村周平さん、高嶋政伸さん。番組の見どころや、撮影の裏話が飛び出すなどホールは多いに盛り上がりました!

そんな中、笠井信輔アナウンサーによる「せっかくのコンサートホールで、しかもオーケストラがバックにいるわけですから、中島さんの演奏を聴かないわけにはいきませんよね?」とのフリで、中島さんが照れながら「では、少しだけ…」とピアノへ。

ドラマの撮影の合間に練習を重ねている「宿命」の一部を披露しました!曲の冒頭、一番難しい部分にあえてチャレンジした中島さんに…客席からは大きな拍手、そして後ろで見ていた東山さん、野村さん、高嶋さんは大感激!実はピアノを本格的に弾くシーンはまだ見ていなかったため「すごいなケンティー!」「ここまでやるとは思わなかった!」とその腕前と努力の成果に驚きを隠せませんでした。

その後、東山さんには、サプライズVTRが流れました。実は、今テレビや広告で流れている30秒PR動画のナレーションは、俳優の仲代達矢さんによるものだったことが明らかに。ナレーション録りをしている様子、そして東山さんにスペシャルメッセージが。


「非常に懐かしい思いで、今日ナレーションをやらせていただきました。(今西刑事は)人間的な感じで、刑事として追い詰めるというよりは、犯人に同情して、そういうような感じで演じた気がします。(清張作品は)ひとりひとりの人間がちゃんと描かれている。これは役者にとっては、とてもやりがいのあるすばらしいことなんですよね。 僕が四十数年前にやった、丹波哲郎さんが映画でやった、そして今度は東山さんが同じ役をやる、その役者の個性個性に合わせてぴったり来るという気がします。東山さんも!きっとすばらしいものになると思いますので、がんばってください!」


<東山紀之>
「実際はハンセン氏病に関する非科学的な偏見と差別というものを描きたかったということで、今の時代、それはちょっと難しいですから、ハロウィンの夜に起こった和賀英良の人生観というか、そのひとりの人間の思いを描くことで、人間がいかに悲しくて愚かで、でもすばらしさというのも表現するというのが僕らのつとめなので、『砂の器』を現代に置き換えてやることは非常に意味があることだと思います。そして、僕と健人の関係性を考慮してくれたスタッフの方が、この作品をもたらしてくれたと思っているので、その関係性も楽しんで頂けると思っています。


関係性もありますが、今回は現場で健人から「セクシーサンキューは禁止ね」と言われ、約束しました。(中島&野村から「いや、めちゃくちゃ言ってますよね!」)いいネタを頂いて、ぼくもうれしいです、笑」


<中島健人>
「かなり危険な作品に飛び込んでしまったなと。役者として大きな財産になったなと思っています。人生、環境、全てが複雑な和賀英良の内面を表現するのはすごく大変だったので、現場でも話し合いを重ねながら僕がもう一回、もう一回とみなさんにお願いして完成させたシーンもあります。河毛監督とスタッフのみなさんに感謝しています」

「(ピアノ演奏について)和音がとても多くて、かなり難しかったのですが、今日は後ろに東山さんという“神”がいたのでうまくいきました。今全国ツアー中で昨日まで宮城にいたのですが、ライブ終わりにピアノの練習に行って朝の4時くらいまでやっていたかな。ずっとこの場のことを考えて、この日に向けて練習していたので(うまく弾けて)感無量です。本番もしっかりとがんばります」

「撮影現場で25歳の誕生日を迎えたのですが、東山さんからは何もなかったので“ないんだな~”と、ちょっとさみしかったのですが、帰りの車に乗って後部座席を見たら素敵な絵画が置いてあって。すぐに電話したら“ハッピーバースデー!これが俺からの誕生日プレゼント、健人の好きな絵だから飾っておいて”とめちゃくちゃかっこいい声で言っていただいて、感激しました!もちろん飾っています!」



<野村周平>
「本日はお日柄も良く、つくばに来やすい気候で。この作品に携われて幸せ者だと思いますし、この現場で出会えた先輩方、後輩方…ケンティーともここでお友達になれたので、この作品には本当に感謝していますし、素晴らしい作品が出来上がると思います。(短髪にしたことについて)ただの偏見なんですけど、新米刑事役だったので短髪がいいのかなと思って。前の作品が長かったのでギャップをつけたかったというのもあったのですが、こっちのほうが男らしくて刑事っぽいかなと思いまして」

「(先輩刑事役の東山について)東山さんはストイックな方で、面白かったのが、この間、地方ロケで飛行機に乗ったのですが、搭乗前に東山さんはずっと立ってたんです。“なぜ立ってるのですか?”って聞いたら、『これから座るからその分立たなきゃいけない』って。何言ってるんだろう、と、笑。座ればいいじゃん!って思ったくらい、ストイックな方です。東山さんが現場を盛り上げてくれて、学ぶことがたくさんある現場で、東山さんのお話を聞かせていただいているのも楽しいですし、自分にとって貴重な体験になっています」



<高嶋政伸>
「初日が中島さん演じる和賀から殺害される大事なシーンで、私は顔が映っていなくて足とかだったんで、クッションとか持ってきて、中島さんに「本気でやっていいから、絶対大丈夫だから」と言って。テストもやっていただいて、これは大丈夫だなと思ったんですが、監督が、本番といったら、中島さんの身体から青い炎がぶわっと沸き上がってきて、テストの30倍くらいの力できて。カットがかかるまで、2回くらい失神しそうになりました。もうこんな恐怖を感じたのは初めてで、迫真の演技とはこうゆうことだと思います。すごかったです。本当に本気で。見所として楽しみにしていただけたらと思います」

「中島さんが本番に入ると和賀になりきっていたので、そばでじっとその気持ちを壊さないように、慎重に慎重にやらせていただきました。中島さんの王子様キャラ?ないない!笑」

「(自分にとっての宿命とは)元々映画監督を志望していて、三十数年前に映画版を監督された野村芳太郎監督の講義に参加していて、そのときお話も聞いたりしていて・・・。三十数年経って、今回この『砂の器』をやらせていただけることになったこと。同じように、三十数年前に河毛監督の演出でご一緒させていただいていました。三十数年ぶりが二つ重なって。初日、河毛監督の演出の第一声を聞いたときに、感極まって泣きそうになりました」

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