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第57回(2002.09.08)
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平野 剛

初めて「ポー」の存在を知ったのは、深夜番組の合間に流れていた短いアニメーションを見たときでした。「なんだか眠たそうな表情の、のほほんとした奴がテレビに映っているなあ。」当時「ポー」という名前であることも知らなかったそのちっちゃな羊と、まさか一緒に仕事をする日が来るとは、全くもって想像しておりませんでした。まだ学生時代の話です。

現在の私は、フジテレビのインターネット通販サイト「FUJITV WEB SHOP」で、ポーの他、様々なフジテレビグッズを売って過ごす毎日です。多種多様なフジテレビグッズを取扱っている「FUJITV WEB SHOP」ですが、その中でもストレイシープグッズの種類の多さは群を抜いています。グッズ一覧リストを見たときには、目を回しました。「こんなにたくさんのグッズ、覚えられるわけがない!」正直に言いますと、今でも全てのグッズがわかる自信はありません。これだけたくさんのグッズ数を見ただけでも、制作スタッフからシーパーの方々まで、大勢の人々に長いこと愛されてきたキャラクターだということを痛感します。
それほど愛されているストレイシープに対して私ができることは、新商品をなるべく早く「FUJITV WEB SHOP」で販売すること。ちなみにこの原稿を、締切りの前日になって慌てて書きなぐってるような根がそこつな私ですが、ストレイシープグッズの担当者にしてメリーちゃんマニアである某A女史より常日頃から愛情のこもった叱咤を受けつつ、なんとかマメな更新を心がけております。そのおかげかどうか、ストレイシープグッズは地道にも確実に売れ続けている商品でして、サイト担当者としては非常に助けられております。

仕事上だけでなく、ストレイシープは私のプライベートにも、いつの間にやら浸透しております。最初に出会ったときには学生だったことを考えると我ながら信じられませんが、今月で1歳8ヶ月になる息子は、ポーのストラップを見つけ出してはしょっちゅうベロベロに舐めまわして、哀れにもポーはすっかりヨダレまみれ。電話台のわきの壁には、我が家の(というよりもほとんどが妻の)予定がびっしりと書き込まれたストレイシープカレンダーが掛けられています。多分、来年もこの光景は変わることが無いでしょう。最近は「置き時計 R-27号」を手に入れたいものの、尖った鼻先が子供に危ないかなあ、などと妙なことで悩んでおります。

そんな風に自分自身が、少しずつストレイシープ化(?)しているような気がしている今日このごろ。来年はヒツジ年ですし、「FUJITV WEB SHOP」でもしっかり取り上げさせていただきますので、よろしくお願いします。


次回は、「FUJITV WEB SHOP」と「カモミールファンクラブ」をシステム面で支える大黒柱にして、真夏の陽光にこんがりと焼けた姿が印象的な、(株)プログレスインタラクティブの塚越千絵さんをご紹介します。

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