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第1回(2000.5.8)


ズル番長(野村辰寿)

こんにちは。
5月からこのホームページ活性化を目指し、たちあげた新しいコーナーです。
「羊をめぐる関係」略して「羊関(ようかん)」とお呼びください。
今日から2週間に1度、このコーナーを更新していく予定です。
といってもひとりでそんなコトできないので、スタッフ、キャスト、メーカーさんなどの関係者の皆さんによるリレー・ヨタ話と思ってください。
「羊をめぐる関係」といっても、内容は自由なので、ポーネタだったり、そうじゃなかったり、字だったり、絵だったりプレゼントだったり、宣伝だったり、何がでるかわかりません。
第1回は、スターターと内容紹介をかねてズル番長からはじめます。
まぁ、ボクは「半月通信」もあるので、軽めに……。

そんなワケで、ポーと一句、詠みます。


詠み人:ポー
解説:いつも悪夢で目覚めるポーがたまに見る、メリーのあま〜い夢。夢の中で永遠の時間を過ごしたいと思った矢先、不覚にも目をさましてしまったのでしょう。再び、夢の中に戻ろうと、ぎゅっと目を閉じても そんなに都合よく眠れるわけないし、眠れたとしてもさっきの夢の続きが見れるとは限りません。そんなポーのあきらめ混じりのささやかな願望と切ない想いが、軽やかな語調の中に詠い込まれたロマンティックな一句です。 


詠み人:ズル番長
解説:ジャンケンにおいて、偶蹄目であるポーは、チョキしかだせないので、グーしかだせないドラえもんに、勝つことは一生ないでしょう。人気・知名度などすべてにおいて圧倒的なドラえもんと、まだ一部の人しか知らないポーの社会的地位を、ジャンケンという最もシンプルな勝負の瞬間に例えたこの句には、詠み人の、老若男女だれからも愛されるスーパーキャラクター、ドラえもんに対する敬愛の念が込められています。また、負けても負けてもドラえもんと対峙するポーのひたむきな姿からは、ポー持ち前のIQの低さとそこはかとないトホホ感があふれていて、さわやかな読後感を覚えます。 


詠み人:ズル番長
解説:何の創意も見当たらないストレートな一句なだけに、詠み人の魂の叫びが聞こえてくるようです。ここで詠われている新企画とは、このホームページを含む新コンテンツのコトを指しているのでしょう。モノを創る人の、己の犠牲をもかえりみず、ひたすらに、その道を邁進してしまう悲しい性(さが)を、自虐的に、そして、シニカルに詠った一句です。

[解説:辰山権之兵衛(たつやまごんのひょうえ)]

以上、おそまつ。

引き続き内容紹介
そして、このコーナーの執筆者のもうひとつの役目は、次の執筆者の指名(その人本人に〆切りをふまえた原稿依頼を含む)とその人の紹介です。

というワケでボクが指名・紹介するのはファンブック「ポーのあしあと」でもお馴染み、フジテレビ・権利開発部、通称ハムイチさんこと金子公一さんです。
なにをやっている人かというと、ポーを含むフジテレビのいろんな商品の開発から管理にはじまり、その周辺のイベントや番組にもかかわる広守備範囲のベリービジーマンです。今のストレイシープ・プロジェクトの原動力であり、呑み友でもあります。
ボクとは血液型が同じで、お酒を飲むたびに意気投合して、何度も同じコトを語りあったりしてしまうワケで……。
そんなハムイチさんが次回(5月22日更新)は登場。
どんなネタがとびだすのか?
お楽しみに!

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