インタビュー

インタビュー
『ストロベリーナイト・サーガ』出演するにあたっての感想は?
「原作ファンの方や、前シリーズをご覧になっていた方にとって、それぞれ思い入れが強い作品だと思っています。そういった思いを実感しながら、良い意味での“覚悟”と“思い切りの良さ”をもって、制作チームみんなで良い作品を作っていけたらと思っています」
二階堂(ふみ)さんとは初共演ですね。
「以前バラエティー番組でお会いする機会があったんですけど、立ち居振る舞いから、非常に丁寧な方だなという印象を受けました。役柄を背負ったときの二階堂さんはどんな風に変わるのか、お互いに良い緊張感を持って共演できたらうれしいですね。また、二階堂さんは作品の軸となる役を演じられるので、何か支えになるような雰囲気を作っていけたら…。二階堂さんに自由に動いてもらえるように力になれればいいなと思っています」
菊田をどのように演じようと?
「菊田和男というキャラクターを自分の中でしっかりと理解しながら、原作や前作とは少し違った菊田の新たな側面や、ストーリーにおける役割をどのように全うしていくか、バランスを大事にしながら演じていきたいと思います。たとえば、セリフ以外の部分で、他のキャラクターとどんな距離感で接し、どう存在するのか。姫川とガンテツ(江口洋介)に対し、どういう足し算引き算をしながら交わっていくのか。菊田には“引きの格好良さ”があると思いますので、内面の格好良さ、誠実さをしっかりと伝えていけたらと思っています」
菊田に共感するような面はお持ちですか?
「僕の実年齢と近いこともありますが、30代の菊田はいろいろ考えることが多いとは思います。年下の上司と接する葛藤もあるでしょうし。男としてどんなふうに時間を重ね、成長していくのか、そのあたりを表現できればと思います」
菊田のビジュアルはどのように?
「監督から、髪型や服装は“モサッといて欲しい”というオーダーがあったので、格好良くスーツを着こなすという感じではないです。個性が出ないような小道具だったり、髪の毛も切ってちょっと伸びちゃったくらいの中途半端な長さが良いということで、スタッフのみなさんと共有しながら菊田像を作っています。「ボサッと、普通に、でもいいヤツ!」みたいな(笑)」

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