第89回 FIVB WGP 2014 ② ~×奇跡 ○軌跡~
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●準優勝・全日本女子チーム (レンズ 45mm/絞りf 4/シャッター速度1/1320秒)
WGP 22大会目にして初のメダルは銀色だった。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs日本 (レンズ 31mm/絞りf 4/シャッター速度1/400秒)
大会最終日に金メダルを争った全日本女子。対戦相手は王者ブラジル。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・佐野優子(左)&宮下遥 (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1250秒)
それはロンドンオリンピック準決勝で対戦した相手。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・長岡望悠(左)&宮下遥 (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
リオ・オリンピック開催国でもあるブラジル。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・石井優希 (レンズ 185mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1250秒)
オリンピックで金メダルを獲得するには倒さなければいけない相手。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・眞鍋政義監督 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1000秒)
昨年招集された新チーム結成、眞鍋監督が掲げた課題は「世界一を知る」だった。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・長岡望悠 (レンズ 120mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1000秒)
今年の目標は「世界一への挑戦」。WGPで金メダルをかけた真剣勝負が実現した。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs日本 (レンズ 15mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/400秒)
終着点をリオ・オリンピックでの金メダルとして結成された全日本。まさに着実な歩みは成果をあげてきている。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・眞鍋政義監督 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1000秒)
ロンドンではIDデータバレーで28年ぶりオリンピック銅メダルに導いた眞鍋監督。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・石井優希(左)&宮下遥 (レンズ 123mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
ロンドンの銅より上、リオ・オリンピックで獲得を目指しているのは金メダル。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・中道瞳(左)&木村沙織 (レンズ 140mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1000秒)
同じ事を同じにしていてはそれ以下になってしまうのは世の常。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本女子チーム (レンズ 150mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
眞鍋監督は着実な積み重ねをおこない、それが「MB1」であり今回の「ハイブリット6」。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・山口舞(左)&中道瞳 (レンズ 155mm/絞りf 2/シャッター速度1/1600秒)
将棋棋士羽生善治さんはいう「三手先を読むのは基本」。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ 115mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
「短期的な未来予測“三手先”は相手の立場に立って正確な判断ができなければ意味がなくなる」という。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ 102mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1250秒)
眞鍋監督が読む相手は対戦相手国であり、全日本の選手達なのであると想う。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・木村沙織 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
3年先を見据えて一気に向かうではなく、目標をクリアにしながら積み重ねを続けている眞鍋全日本。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・新鍋理沙 (レンズ200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
羽生棋士はいう「一気にその先までをも読んでしまうと選択肢は増えてしまい、当たる確率も低くなってしまうために三手読むだけではいけない」。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ95mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
そこで大切になるのが「鳥瞰(ちょうかん)や俯瞰(ふかん)で観る」ことなのだそうだ。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・佐野優子 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
しかし鳥瞰や俯瞰は感覚的なためにロジックの積み重ね、裏付けも必要とされる。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・佐野優子 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
全日本のロジックを担う選手は佐野選手である。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・石田瑞穂(左)&中道瞳 (レンズ170mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
そしてロジックな中道選手がいるから宮下選手が経験を積む事もできている。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ 19mm/絞りf 4/シャッター速度1/50秒)
秘策は常に真鍋監督の頭の中にある。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1250秒)
秘策を実践できる選手が全日本には常にいる。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・石井優希 (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
そして他国が全日本のデータを分析し、解析した時には次の秘策が現れる。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・宮下遥 (レンズ400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
全日本の戦術は常に変化し、進化を遂げ続ける。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本・木村沙織 (レンズ 280mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
世界の非常識は真鍋監督、全日本選手達によって常識へと変化していく。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ブラジルvs全日本 (レンズ 80mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
世界を驚かせる秘策によって初のWGP表彰台となる2位へと導かれた。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●表彰式 (レンズ 19mm/絞りf 4/シャッター速度1/250秒)
銀メダル。WGPの歴史の中でもそれは素晴らしい快挙。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●ベストスパイカー・長岡望悠(左)&ベストリベロ、MVP・佐野優子 (レンズ 24mm/絞りf 4/シャッター速度1/250秒)
そして対戦相手国が逆に全日本の三手先を読む世界選手権では四手五手先をいく眞鍋ジャパン。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
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●全日本女子チーム (レンズ 24mm/絞りf 4/シャッター速度1/250秒)
その着実な成果は留まる事無く、リオ・オリンピックが閉幕するまで進化し続けていく。
(撮影:2014年8月24日/ 有明コロシアム)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/