第14回 V・プレミア2012/13男子 東京大会
-
●FC東京・山岡祐也 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
セッターはチームを代表して相手チームを読まなければならない。その読みが外れたときは味方チームのぶんまで悔しがる。
(撮影:2013年3月9日対JT/有明コロシアム)
-
●FC東京・山岡祐也 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
山岡選手はトスを上げている正面顔もさることながら、吠えた時の横顔が特にカッコいい。
(撮影:2013年3月9日対JT/有明コロシアム)
-
●JT・八子大輔 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
オレが決めてやる。オレが止めてやる。八子選手のそんな想いが強くなった時にJTは浮上すると信じている。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・菅直哉 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
相手コートの隙を見つけだし、味方の攻撃を組み立てる。セッターは冷静な判断をする反面、内面の感情は一番激しいのではないかと思う。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・菅直哉 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
ツーアタックを決める方法はトスを上げるような手をして顔もボールを捉えるような向きをしたまま。しかし、ブロッカーもそれを読んで手を出す空中での心理合戦。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・菅直哉 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
真後ろに高くトスを上げる。自分の位置とアタッカーの位置、そしてコートの広さと高さ、まさに空間認識そのものがなければ出来ない。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・酒井大祐 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
チームの心理的な柱であるリベロ酒井選手。扱うボールは時に厳しく、扱いは優しく丁寧に。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・深津旭弘 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
男子バレーは球速が早い。その分瞬時の的確な判断が重要視される。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・安永拓弥 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
ラリーポイントは1球で得点し、1球に失点する。魂のこもったサーブを相手コートに運ぶことが重要。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・深津旭弘 (レンズ 85mm/絞りf 4/シャッター速度1/1600秒)
なかなか思うように勝てないチームのセッターは、見方を変えれば貴重な経験をしているのだと思う。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・甲斐祐之 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
いぶし銀という肩書きが似合うようになってきた甲斐選手。なかなか撮れる機会も少なくなってきてはいるが、学ぶものが多いその一挙手一投足は見逃せない貴重な存在。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・イゴール オムルチェン (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
リーグが終われば母国に帰国するであろうイゴール。クロアチア代表のシャツをまとった彼を撮ってみたい。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●JT・八子大輔 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
調子の上がらないJT。八子選手にかかる期待は大きく、一皮むけた時には同時に全日本も強さを増す。
(撮影:2013年3月9日対FC東京/有明コロシアム)
-
●パナソニック・深津英臣 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
東海大学在学中のセッター深津選手。同じ東海大出身、宇佐見選手の後輩としてもお手本が身近にいる強みがある。
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●堺・石島雄介 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
アタッカーとしての注目ばかりが集まる石島選手。しかしレセプションだけではなく、ボールに対する執着も強く、かなりの無理なこぼれ球も拾う。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・千々木駿介 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2500秒)
右利きの選手が左腕で強打することは滅多にない。しかし、その右腕を振りかぶる時の左腕の動きは注目に値する。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・横田一義 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
セッター今村選手のトスに合わせて飛んだセンター横田選手はオトリだと思っていた。しかし、まるでバックアタックのように全身を使って体重を乗せて打ってきた。男子バレーの魅力がここにある。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・ペピチ ミラン (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1600秒)
力一杯のスパイクを放つとき、全身の血液は沸騰し筋肉は躍動する。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・佐川翔 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
堺のセッターといえば今村選手。しかし佐川選手もなかなかトリッキーなトスを上げる選手で、お気に入りになりそうだ。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●パナソニック・福澤達哉 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
福澤選手といえば、サーブの前に自らのシャツを引く。そして肩に手を当てながら強烈なサーブを放つ。
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●堺・千々木駿介 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2500秒)
今シーズン初めに千々木選手の存在を教えていただいた。そこから撮り続けている背中はずいぶんと貫禄が出てきた。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●パナソニック・山本隆弘 (レンズ 650mm/絞りf 4.8/シャッター速度1/1600秒)
すでに今シーズン限りで引退を表明している山本選手。意外と多く撮れるこの表情。普及活動や指導者としてもこの表情を期待してしまう。
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●パナソニック・山本隆弘 (レンズ 650mm/絞りf 4.8/シャッター速度1/1600秒)
引退を表明してはいるものの、コートに入るとまだまだ一流プレーヤーとしての存在感は大きい。
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●堺・伊藤康貴 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2500秒)
アタッカー伊藤選手に奇麗に3枚ついたブロック。左には空きがあるが守備陣形はできている。伊藤選手が選んだコースはストレートのブロックの隙間。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●パナソニック・福澤達哉 (レンズ 650mm/絞りf 4.8/シャッター速度1/2000秒)
2枚看板の1枚・清水選手がケガをしてしまった今、福澤選手への負担が増えるのか? 新たなるエースが生まれてくるのか?!
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●堺・井上裕介 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2500秒)
レセプションを撮影しようとした場合、必ずターゲットを絞る。判断はそこまでの攻められ方であり、スペースであったりする。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・千々木駿介 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2500秒)
脚力の強さを利用して空を跳ぶ。まさにその言葉があてはまるジャンプをする千々木選手のサーブ。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●堺・ペピチ ミラン (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
ペピチ選手の放つサーブはポジションに入る時から格好良く、どこをどう撮っても絵になる存在。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
-
●パナソニックパンサーズ (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
四強入りを早々に決めているため、同じく四強が決まっている相手の堺(サントリー、東レ)にいろいろ試しているように感じた。
(撮影:2013年3月9日対堺/有明コロシアム)
-
●堺・ペピチ ミラン (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/1600秒)
2試合目の組まれると、試合後にコートでクールダウンをおこなえる選手たち。そしてこの時間が、また良い撮影タイムにもなる。
(撮影:2013年3月9日対パナソニック/有明コロシアム)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/