第8回 V・プレミア2012/13女子 NECレッドロケッツの魅力
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●NECレッドロケッツ (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
第7週の首位攻防2試合を連勝。なぜ負けないチームなのかを探りたくなり訪れたホームゲーム2試合。そこには紛れもない結束力、NECレッドロケッツの魅力があった。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・秋山美幸 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
同じチームを連続して撮影する楽しみのひとつは、試合ごとの選手起用。NECはセッターを使い分けることによって瞬時に2つのチームを出現させていた。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・秋山美幸 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
カメラから観えるセッター秋山選手はいつでも何事にも動じないように見える。落ち着いていて堅実で。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・松浦麻琴 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
秋山選手のトスさばきから一転、松浦選手のそれはより一層激しさを増す。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・松浦麻琴 (レンズ 85mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
松浦選手がセッターのポジションに入ると、撮影する私までワクワクしてしまう。どこにどう、いつ出すのか相手ブロッカーのような思考が駆け巡る。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・松浦麻琴 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
両腕をぐるぐる巻きにしたテーピング。松浦選手の攻撃的変幻自在のトスワークは、指だけでなく腕全部を使っていることがうかがい知れる。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NECレッドロケッツ (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
昨シーズンは3勝のみ。今シーズンは1・2レグを終えて単独首位を走る。そこにあるのは昨シーズンの悔しさ。個々としての精神力が大崩れしないチームに成長させたのかもしれない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・杉山祥子 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
チームを支える大黒柱は言わずもがな杉山選手。相手にとっても嫌な存在となっているのは間違いない。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・杉山祥子 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
センター選手が行うブロード攻撃が好きな私。杉山選手の身体を開いて押し込むように打つ姿勢がたまらない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・杉山祥子 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
今シーズン、Vリーグ連続試合出場記録を塗替え、その研ぎ澄まされた筋力は益々勢いを増しているようにも見える。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NECレッドロケッツ (レンズ 24mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
12月の皇后杯に敗れ、忘れかけていた昨年の雪辱という事を思い出したという。確かにセットを重ねる度、撮る度にNECは強豪チームに見えてきている。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
2レグを全勝で終え、チーム躍進の要因として山田晃豊監督が唯一名前をあげた近江選手。もちろん被写体としても申し分はない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
近江選手のレフトから放たれるスパイクは手首をひねることによってコースと球種を変化させているように見える。本人曰く「打ち切ることが好きなんです」。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
NECレッドロケッツ、言わずもがなチームカラーは赤。チーム揃ってのヘアゴムを赤にする小さなこだわりは、意外に大きなインパクトを与えてくれる。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
攻守に渡り活躍する近江選手。意識せずに撮影してもその選手の番号は6、近江選手だ。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
不思議とランキングの数字には現れてこない個人技術集計表。それだけ他チームが偏った得点者なのか、NECの得点者がばらけているのか。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
喜怒哀楽を顔に出す選手が好きである。得点したら思い切り喜び、失敗したら悔しがる。そんな選手に限って連続して失敗はしない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
舌の動きは一流アスリートの証。ある時はバランスをとり、ある時は自らの緊張をほぐす。そして良い被写体となる。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NECレッドロケッツ (レンズ 14mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
Vリーグ、バレーボールを開催する施設としての川崎市とどろきアリーナは好きである。NECのホームゲーム、願わくば真っ赤に染まった大声援の中で撮りたい。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・島村春世 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
拾ってつなぐチーム力。そしてそこには存在感を持ったミドルブロッカーは欠かせない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・島村春世 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
NECのミドルといえば杉山選手。しかし存在感は杉山選手以上で、より多くのシャッターを押してしまう島村選手がいた。
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・島村春世 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
ミドルブロッカー島村選手はブロックする姿もアタックする姿も良いが、サーブ姿も見逃せない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・白垣里紗 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
まさにチームの勢いを象徴するかのような白垣選手。打って良し守って良しもチームそのものを象徴している。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・白垣里紗 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
狭いカメラのファインダー、どこからでも跳んでくるというイメージがついたのは白垣選手のバックアタックからであった。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・バシャ イエリズ (レンズ 70mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
今シーズン、トルコの名門ベシクタシュから加入したが、まるで以前から在籍していたようにチームに溶け込み大きな戦力になっている。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・鳥越未玖 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
拾って繋ぐ負けないバレー。サーブレシーブの正確さはNEC2レグ全勝の一役を担っていることは間違いない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・張紫音 (レンズ 85mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
ピンチサーバーとしての仕事をきっちりとこなす。中国出身なれど、誠英高-嘉悦短大-秋田-日立佐和と日本バレーを知り尽くした彼女はミドルもサイドもこなせ
(撮影:2013年1月26日対パイオニア/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・内田暁子 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
昨シーズンの雪辱は内田キャプテンの心に大きく刻まれたのではないだろうか。そんな想いが安定感となって彼女の背中から感じられる。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・内田暁子 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
チームの柱として精神的にも支えているであろうことは、コート内での彼女を観ていれば容易に想像がつく。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
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●NEC・近江あかり (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
「小さな大エースに成長していって欲しい」山田晃豊監督の言葉を借りるまでもなく、いつかは日の丸を背負っていってもらいたい。そのためにもNECは躍進を続けなければいけない。
(撮影:2013年1月27日対デンソー/川崎市とどろきアリーナ)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/